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読書感想

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読んだ本の読書感想文です。 評価は読んでわかるようにガンバなので、点数評価かとかはしないんだ。
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2020年4月の記事一覧

『わらの女』を読みました。

『わらの女』を読みました。

『わらの女』
著者:カトリーヌ・アルレー
翻訳:橘明美
内容紹介
34歳独身。家族も身よりもいない女性、ヒルデガルドは翻訳業でほそぼそと生活をしていた。
ある日、新聞の求人広告に、大富豪が良縁を求めているのを発見する。
お金のことを気にしないでいられる生活に憧れる彼女はそれに応募するのだが。。。

時代小説は息が長い。
という話を昔聞いたことがある。

息が長い、とは何年、十何年たっても書店

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『ガラスの鍵』を読みました。

『ガラスの鍵』を読みました。

『ガラスの鍵』
著者:ダシール ハメット
翻訳:池田真紀子

内容紹介
賭博師ボーモントは友人の実業家であり市政の黒幕・マドヴィッグに、次の選挙で地元の上院議員を後押しすると打ち明けられる。その矢先、上院議員の息子が殺され、マドヴィッグの犯行を匂わせる手紙が関係者に届けられる。友人を窮地から救うためボーモントは事件の解明に乗り出す。

ガラスの鍵賞というものがある。

それは北欧5カ国(アイ

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『湖の男』読みました。

『湖の男』読みました。


『湖の男』
著者:アーナルデュル・インドリダソン
訳者:柳沢由実子

内容
水位の下がった湖から見つかった白骨遺体、頭蓋骨には穴が開いており、さらに重しにロシア製の盗聴器がくくり付けられていた。
捜査をはじめたエーレンデュル警部達はある農器具のセールスマンの失踪事件に行き当たるが。。。

ガラスの鍵賞というものがある。

それは北欧5カ国(アイスランド・スウェーデン・デンマーク・フィンランド・ノ

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『怖い短歌』を読みました。

『怖い短歌』を読みました。

『怖い短歌』を読みました。著者:倉阪鬼一郎

内容紹介
小説家で俳人である倉阪鬼一郎が、
恐ろしい風景。
猟奇歌とその系譜。
向こうから来るもの。
死の影。
内なる反逆者。
負の情念。
変容する世界。
奇想の恐怖。
日常に潜むもの。
の9つに区分する、様々な俳人の、様々な怖い短歌。

倉阪鬼一郎、名前に『鬼』がつくのでイヤでも目に付き、自然に憶えてしまった名前。

過去に一冊だけ読んだことがあるだ

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『獣神サンダー・ライガー自伝最終章』を読みました。

『獣神サンダー・ライガー自伝最終章』を読みました。

『獣神サンダー・ライガー自伝最終章』
著者:獣神サンダー・ライガー
内容紹介
獣神サンダー・ライガー自伝から引退までをインタビュー形式で振り返る。
高橋ヒロムインタビュー。
ライガー×棚橋弘至。
ライガー×藤波辰爾。
ライガー×佐野直喜。
の対談も掲載。

プロレスラーに付きものといえば異名、というか通称というのかニックネームというかそういうものがある。

古くは、『燃える闘魂』アントニオ猪木。

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