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教員生活が始まる前(高校生活)
自分に迷う高校生活
無事、第一志望の高校に合格し、高校生活がスタート。
新たな環境
新しい友達
新しい授業
楽しみはありながらも、不安と緊張でいっぱいだった。
友達もすぐにできた。
高校進学と同時に携帯電話(当時)を買ってもらい、友達とメールアドレスを交換し、やりとりを楽しんでいた。
部活動にも所属し、部員との会話も楽しんでいた。
自宅から高校まで片道約30分、往復で約1時間。部活が終わって帰宅すると夜8時すぎ。
そこから夕食を食べ、宿題をしないといけないのだが、新しい環境や授業、通学などで体はヘトヘト。寝落ちしてしまい、宿題が全部終わらずに翌日の授業を受けることが多くなった。
次第に、中学校のときに持っていた「将来学校の先生になる」という目標(前記事に記載)を忘れてしまうことがあり、何のために授業受けているんだろう、何のためにこの高校に通っているのだろう、という考えになることもしばしば。
学業よりも、友達と遊び、好きなことをし、ちょっと校則を破るようなこともしながら生活することが楽しいと感じていた。所属していた部活動も、2年生の冬にやめた。土曜日の補習授業にも「行くのが面倒くさい」とサボることもあった。
そんな中でも、英語の授業は真剣に受け、新しい内容に刺激を受け、楽しんでいた。担当の英語の先生の一人が、のちに「授業のエキスパート」として賞を受けた先生だったので、とても分かりやすく、熱い先生だった。
また、個性的な先生の授業もあり、楽しかった。
進路に対する決意と不安
高校3年生となり、真剣に進路を考える時期。
大学入試センター試験に向けて、毎月のように模擬試験を受けていた記憶がある。理想とする結果にならなず悩む時期もあった。周りの友達でいい結果が出たという話を聞けば、うらやましく思い、今のままではやばいと思っていた。
ここで、自分が高校を卒業したらどの道に進むのか改めて考え、やはり「学校の先生になる」と決め、教育学部を目指した。学部は決めたものの、どこの大学がいいかという点については、いくつか候補はあったが、模擬試験の結果からみて考えようとしていた。
今となっては、自分に合った勉強ができる大学やその学部を十分に調べ、そこに向かってひたむきに努力すればよかったとも思う。
センター試験の結果は、目標としていたところまでちょっと届かず、目指していた教育学部に受かる可能性が低くなった。英語が好きだったので、国立大学の、英語教員の免許が取れる英語系の学部に目標を変えた。
そこから後は、ひたすら二次試験に向けての勉強。
二次試験と同時に、東京のある私立大学も目指していた。その大学の試験も受け、合格をもらった。
しかし、両親は、私をその大学に行かせたい気持ちもあったが、心配だから地元にいさせたいという気持ちもあったようで、反対された。当時は、地元を離れて一人暮らししたいという気持ちが強かったので、不満な気持ちもあった。
そして、国立大学の英語系の学部に、前期課程で無事合格できた。
ちなみに、二次試験の受験番号の数字には、自分の誕生日の数字が記されていて(偶然かどうかは分からない)、「縁起のいい番号だな」とも思っていた。
「学校の先生になる」という自分の目標に向けて、次のステップに進んだ。
振り返ってみて
高校の志望校に合格することは、自分の進路をしっかり進む上で大切だが、「合格」が目標となっていた。どの学校で勉強するかは、一つの手段である。
目標は変わってもよいが、見失ってはいけない。
自分が置かれた場所で、自分の進路のために「何を経験するか」が大切である。そこから新たな視野が見え、自分にとって必要なものが見えてくる。
周りと比較したり、周りの目を気にしたりする必要はない。
◆To be continued.(高校進学後)
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