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個人で活動を始めたデザイナーはマーケターとパートナー関係になると良い理由

マーケターとデザイナーは切っても切り離せない関係

マーケティング活動を進めていくにあたってデザイン必要不可欠な要素です。また、デザイナーがクリエイティブ活動を進めていくにあたってマーケティングを行うことは必要不可欠な要素となります。

デザイナーの生み出すクリエイティブはマーケターによって立てられた戦略・戦術と掛け合わさることで何十何百倍の効果を発揮することになり、優れたユーザー体験を生み出します。

つまり、マーケターがどれだけ優れた戦略を立て、プランニングしても、デザインが優れていなければ、何も成果は得られず、大きな損失を生み出す可能性があるということです。

この様に、マーケティングとデザインは密接な関係であり、互いが互いを補い、ベストマッチすることで効果を何千倍にも膨らませることができます。

クリエイティブを売りとする企業では「デザイナー×マーケター」はチームとして機能し、効果を最大限まで発揮する体制を構築しているところも多くなってきました。

そして、マーケターとデザイナーがタッグを組むことは「フリーランス」の世界でも成功パターンとして周知されています。


「デザインが良ければ成果がでる」は幻想

優れたデザインは優れた「体験」を提供します。

それは、グラフィックデザインもWebデザインもファッションデザインもプロダクトデザインもUI/UXデザインも一緒です。

しかし、どれだけ優れたデザインも「デザインだけ」では成果が出るわけではありません

モノに溢れ、大量の情報に触れる現代社会では高品質なコンテンツが日々発信され続けています。

その中で顧客に見つけてもらい、興味を抱いてもらうことは至難の業です。また、認知を抱いていても「購入」といった行動に移るまでは多くのハードルがあり、その壁を越えなければ利用にまで辿り着きません

デザインはその過程の中で多く登場します。それらが全て線として繋がることで初めて「成果」へと辿り着きます。

マーケティングは優れたデザインによってその効果を最大限まで発揮し、成果へと結びつきます。

優れたデザインを生かすにはマーケティングは切っても切り離せない存在なのです。


タッグを組むことでマーケターがデザイナーに提供できる価値

①マーケターからコンスタントに案件を紹介してもらえる

マーケターにも専門領域によって扱う分野が異なる傾向にありますが、自身のデザインスキルと相性の良いマーケターとパートナー関係になるとコンスタントに案件の紹介をしてもらえます

例えば、私はデジタルマーケターとして活動しているため、WebデザイナーやUI/UXデザイナーとご一緒させていただくことが多く、特にWebデザイナーの方へは個人的に案件の相談をすることもあります。

私は自身の強みとしてお客様に提案し、デザイナーの視点に立てば営業を代行してもらっていることになり、双方にメリットがあります。


②デザイナー自身のマーケティング活動のサポート

フリーランスで活動を開始する時、安定して案件を獲得するには「自身を選んでもらう仕組み」が必要となります。

しかし、マーケティング活動を行いながらデザイン業務を進めることは難しいのが現実です。

マーケターに自分自身のマーケティングを依頼することで、自身はクリエティブ活動に専念し、案件を取得できる環境を構築することができます。

また、マーケターとパートナーになることで、依頼したマーケターからも案件の相談をいただくことができる様になり、業務の幅が広がっていきます。


③マーケティング×デザインという武器の提供

マーケティングの視点を持つデザインができるということは「強み」となり、自身の市場価値を上げることに繋がります。

結果、同じ仕事量でも単価が上がることで得られる報酬の増加が見込めます。

デザイナー自身も営業活動をする中で「マーケティング能力」を武器として提示することで案件獲得率が上がり、高単価で案件の獲得が可能となります。



デザイナーがマーケターに提供できる価値

①クリエイティブという武器

マーケティング活動を提案する中で「クリエイティブ」は避けては通れない要素です。

多くのマーケターはクリエイティブに関しては触れることができず、別の専門家へとバトンタッチすることになります。

デザイナーとパートナーになればデザインを考慮した提案をすることが可能となり、より深いマーケティング活動を促進することができます。

クリエイティブという武器は一朝一夕で手に入るモノではありません。

そのため、「強み」としてマーケター自身の市場価値も向上します。


②マーケター自身のマーケティング活動の促進

フリーランスで活動するマーケターは自身のマーケティング活動も進めていく必要があります。

その際に「クリエイティブ」は避けては通れず、自身のブランディングを促進するにしても必ず必要な要素です。

そのためデザイナーに依頼をすることになりますが、パートナーとして活動をしていることで、デザイナーも自身をよく知った状態でデザインに入れるため、外部に依頼するよりも優れたクリエティブを生み出すことができます。


③提案できる範囲が拡大する

マーケターにとってお客様への提案範囲が広がれば広がるほど自身の市場価値が上がり、上流から下流まで幅広く活動することができます。

デザイナーとパートナー関係になれば提案できる範囲は拡大し、より成果が見込める施策を実施することが可能です。

マーケティング戦略に対して、優れたデザインが組み合わされば大きな効果を得ることも期待できます。


フリーランスという働き方だからこそ「パートナー」関係は大切

副業解禁やパラレルキャリアという働き方が注目され、ワークスタイルが大きく変化しています。

フリーランスという働き方は今後も注目され、多くのデザイナーやマーケターが独立を目指すことでしょう。

フリーランスとしての競合も多く、案件を獲得することだけでも大変な中、マーケターとデザイナーでタッグを組むといった関係を構築することは重要になります。

パートナー関係としてネットワークを構築することで安定して案件を獲得し、自身の強みとして市場価値を上げることで、高単価の案件を獲得することに繋がります。

これからフリーランスを目指す方や、今フリーランスとして奮闘している方は是非、自分には無い武器を持っている方とタッグを組み、自身の武器を増やしてみてはいかがでしょうか?

※パートナー関係を組むときは、最初に報酬についてしっかりと話し合うことが双方の関係をより良くしてくれます。
【パーソナル】
名前:Uto
職業:Webマーケティングコンサルタント
   Webライター、Webマーケスクール講師
趣味:サウナ、アート鑑賞、一人旅、音楽
   ラジオ、伝統・民俗芸能について調べること
特技:和太鼓、フットワークが軽い

【連絡先】
メールアドレス:yy.edih.xx@gmail.com
Twitter:@hd2OimM

Web制作会社のマーケティング支援部門でWebマーケティングコンサルタントとしてSEO、広告、コンテンツ制作、LPO、EFOなどの手法を元にお客様のWeb戦略のサポートを担当。提案・分析・企画・施策の実施・効果測定まで全て一気通貫で対応できることが強み。その後、Web接客ツールのベンダー企業にカスタマーサクセスを提供するコンサルタントを経て、現在フリーランスとして活動中。

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