見出し画像

IT人材に必要なスキルをまとめてみた

IT人材不足に悩まされる企業が多い中、IT人材確保に向けて求人募集をしている企業が数多く目立ちます。

IT人材といってもその範囲は多岐に渡り、一括りで「IT」とまとめるのも困難なほど様々な業種体系があります。

一般的にIT人材とは「ITを利用できる人材」と「ITを活用できる人材」を指し、その中でも「コンサルタント・セールス」「開発」「運用・保守」「セキュリティ」と大きく分けて4つの区分に分類されます。

「IT人材が不足してます!!」

と問題になっている中で、今後必要になってくるIT領域に対する現状問題やITに関する認識や知識、不足しているスキルに対する発信は少なく、募集している企業側もいまいちよく分かっていないのではないかと思うこともしばしばあります。

例えば、私はWebマーケターとして企業のWeb戦略におけるマーケティング活動のサポートを行っています。

Webマーケターを募集する求人を見かけることは多々ありますが、募集しているスキルの幅の広さには「現状と乖離しすぎている」と思うばかりです。

IT人材に求められるスキルの幅広さを理解しておくことで、今自社の課題を解決するのに必要な人材が具体的にイメージできます。そうすればミスマッチを防ぎ、双方にとって利害が一致する関係が築けるはずです。

IT人材に求められるスキル

■基本的な情報知識
・ソフトウェア:OS、ミドルウェア、ファイルシステム、開発ツール、オープンソースのなどの知識
・ハードウェア:メモリ、プロセッサ、バス、入出力デバイス、入出力装置などコンピューターの構成要素などの知識
・データベース:データベース方式、設計手法、データ操作、トランザクション処理などの知識、SQL
・ネットワーク:ネットワーク方式、通信プロトコル、データ通信と制御、ネットワーク管理などの知識
・セキュリティ:情報セキュリティの種類、情報セキュリティ管理方法、情報セキュリティ対策手法、情報セキュリティ技術評価方法などの知識

■プログラミングスキル
・Webシステム:Java、PHP、Ruby、Python、JavaScript、Goなど
・業務システム:Java、PHP、Python、VB、C#、JavaScriptなど
・スマホアプリ:Java、JavaScript、C#、Objective-C、Swift、Visual Basicなど
・Webサイト等:HTML、CSS、JavaScriptなど
・データ分析:R、Python、SQLなど

■ドキュメント作成スキル
・要件定義書
・基本設計書
・詳細設計書
・単体テスト仕様書
・結合テスト仕様書

■ITツール活用スキル
・オフィスソフト
・CRM/SFA/MA
・データベース
・会計ソフト/生産管理/業務管理
・ERP
・RPA
・社内SNS
・情報管理
・クラウド

■コミュニケーションスキル
・会話力
・伝達力
・プレゼンテーション能力
・要望や要求を引き出す能力
・カスタマースキル

■プロジェクト管理スキル
・タスク管理能力
・リスク管理能力

■デジタル/WEBマーケティングスキル
・マーケティング知識
・Webマーケティング知識
・デジタルメーケティング知識

・情報解析スキル
・広告のプランニング
・SNS運用スキル
・シナリオ設計力

・コンテンツ企画
・ライティング力
・情報収集能力

■ディレクションスキル
・制作指揮/進行管理
・見積もり/予算管理
・運用/更新

■クリエティブスキル
・Webデザイン
・UI設計
・UX設計
・動画編集


ITスキルの範囲は幅広い

ITスキルを全て獲得することは困難の道です。

一つの領域ですら全てのスキルを得ることは非常に難しく、「IT」と一括りにすることは大変危険です。

Webサイトの更新・保守を行うWeb担当者にERPツールの活用がすぐにできるか?と言われても実際はできません。

Webマーケターがプログラミング言語を扱えるか?と言われてもこれもまた同じくできないことの方が多いです。

しかし、複数の領域にスキルがあるならばIT市場における価値は一気に上がります。

情報に関する基本知識やプログラミングスキルは標準スキルとも言われていますが、2021年現在において人材価値は非常に高い状態です。

これからIT業界を目指すのであれば、自身が進む道に対して最も適切なスキルを見極め、取得することを推奨いたします。

【パーソナルデータ】
名前:Uto
職業:Webマーケティングコンサルタント/ライター
趣味:サウナ、アート鑑賞、一人旅、音楽Dig
特技:和太鼓

【連絡先】
メールアドレス:yy.edih.xx@gmail.com
Twitter:@hd2OimM



いいなと思ったら応援しよう!

S.Uto
最後まで読んでいただき、ありがとうございました! もしよろしければスキやシェアをしてくださると嬉しいです! また、サポートしていただけましたら、より良い記事を書くために活用させていただきます。