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社長日誌

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【毎日更新(気合い)】 よしだそういちろうぐるーぷの“社長”こと30代男性の備忘録👨‍🍼
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#旅行記

日誌「こうして私の夏は終わっていく」 #1241

日誌「こうして私の夏は終わっていく」 #1241

京都を去る日。東京へ行くことを“帰京”として良いのだろうか。とにかく、都から都へ向かう。予定外の台風もあり、結果として6泊7日となった。1番最初に独りで京都に滞在した時と同じ長さだと思う。どれだけ長く滞在しても“見尽くす”ということがない場所ではないか。いや、それはどんな都市でもそうかもしれないが表面の後に裏面があるような京都は特殊だなと思っている。明日からの社会復帰(滞在中も少し労働はしたけど)

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日誌「生暖かい空気に包まれる」 #1112

日誌「生暖かい空気に包まれる」 #1112

ショート家族旅行のため本日が最終日。とはいえ私のスタンスは変わらず、ホテルの朝食は食べない(起きれなかっただけ)。目が覚めたのはチェックアウトの30分前だった。たいした荷物もないので冷静にパッキングをして家族と合流する。ストレートに帰宅せず、せっかくなので軽井沢のショッピングモール的な場所に寄ることにした。何アルプスなのか分からないが、高速道路を走っていると真っ白な山々が見える。

我が家あたりの

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日誌「街が新しくなるにつれて見れなくなる」 #1080

日誌「街が新しくなるにつれて見れなくなる」 #1080

広島で目覚める日曜日。そして、この短い旅の終わりがやってきた。昨日よりも意識的に早く起きることに成功し、いざ朝食会場へ向かう。たしかに昨日よりもメニューが揃っていた。しかし、私はこのバイキングだかビュッフェだかバフェの盛り方にセンスがない。そして、特に朝から食べたいものはない(致命的)。そのため、豪勢な品が並んでいても、広大な皿の上に点々とおかずが並ぶ程度になってしまう。海外のコンチネンタルブレッ

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日誌「“揚げもみじ(饅頭)”は許されるだろう」 #1079

日誌「“揚げもみじ(饅頭)”は許されるだろう」 #1079

広島で目覚める土曜日。今回は週末を使った旅行のため期間はとても短い。それに珍しくホテルで朝食を付けてしまったので、強烈な眠気のなかで起き上がる。とはいえ、一般的にはすでに遅い時間だったので朝食バイキングのメニューはほとんど無いようなものだった(無念)。その後、1時間ほど部屋でボーッとしてから観光へ出た。行き先は宮島。毎度のこと計画はなく、宮島へのアクセスもざっくりとしか見ていなかった。それが昨日、

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日誌「広島には行かないといけない」 #1078

日誌「広島には行かないといけない」 #1078

今日から短い旅が始まった。行き先は広島県。32歳にして初めてやってくる場所だ。大人になるにつれて、広島には行かないといけないと思っていた。「日本人として」と表現するのは現在の世界にマッチしないかもしれないが、そのような気持ちと言える。曇りの東京から飛行機で90分ほど。広島に着くとやんわりと晴れていた。広島空港から広島市は離れており、50分ほど満員の高速バスに揺られて移動。ホテルに着くと、丁度チェッ

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日誌「自分なりのスタンプラリー」 #1035

日誌「自分なりのスタンプラリー」 #1035

旅が終わる日。チェックアウトの時間までダラダラしても良いのだが、次の機会がいつになるか分からない。ゆえに、最後まで“足掻く”ことにした。外へ出ると、昨日と同じく晴天に雪が舞っている。道には影響がなく、日陰になっている屋根にうっすらと白く積もっていた。さて、ノープランの旅だが京都に来たら毎回“鴨川デルタ”に寄っている。別に買い物が出来るわけでもない、ただ2つの川が交わっている地点だ。しかし、冬は冬、

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日誌「豆腐入りの鍋を持って来て」 #1034

日誌「豆腐入りの鍋を持って来て」 #1034

この旅、最初で最後の終日休み。どこに行きたいかも特に決めていなかったが、何となく行ったことのない南禅寺まで向かうことにした。青い空が見えるなか、はらはらと雪が舞っている。来た時はオーバースペックだと思っていたダウンは、今や無くてはならない。なお、この“笑いながら怒る人”的な天気は終日続くことになる。南禅寺に着くと雪がさらに勢いを増す。「うひょー!」とピンチになりつつも、その先の三門がとても美しく見

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日誌「コンビニじゃないんだから」 #1032

日誌「コンビニじゃないんだから」 #1032

「余っている休みを使えば良いのに」と思いながらも京都へ来ても少し働く。別に休んでも良いのだけど、結局のところ午前中は寝ているだけになるのが目に見えている。ここが京都だろうとロンドンだろうと田舎(自宅)だろうと、自分の生活スタイルはたいして変わらないものだ。今回の旅程には降雪予報も含まれているのだが、今日まではまだ暖かいと言えそうだ。ウィーンぶりに着たごついダウンは、若干オーバースペックな感じがする

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日誌「《命に障り無し》とのこと」 #1031

日誌「《命に障り無し》とのこと」 #1031

「まだ若いじゃない」とたいていの“大人”は私にいう。けれども、死というものに年齢は関係ない。明日この日誌を書けなくなっている可能性もある。こんなことを何度も書いているが、私自身、生活の中で何度も思っているのだ。死ぬまでにどれだけ好きな人に会えるか、どれだけ旅へ出れるか、どれだけ楽しいことをやれるか。その正確な回数は誰にも分からない。1つ確かなことは、どれも自分からやるしかないということ。そんなわけ

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日誌「あ、メガネの抽選に申し込むのを忘れた!」 #987

日誌「あ、メガネの抽選に申し込むのを忘れた!」 #987

楽園で惰眠

とりあえず朝食バイキングには行かないといけない。その強い意志で起き上がる金曜日。海外リゾートでも朝食は10時に終わってしまう。いざ行ってみると場所柄か日本食もある。南国でひじきの煮物を見るとは思わなかった。あとは卵料理(各種)とソーセージやハムといったいつものメンバーだ。今日は何の予定も決めていない。そう思いながら快晴とは言えない外を見つめた。バイキングを堪能した後は部屋に戻り、大き

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日誌「なぜ売られている木刀に惹かれてしまうのか」 #851

日誌「なぜ売られている木刀に惹かれてしまうのか」 #851

快晴の火曜日。最近は目覚ましで起き上がってから冷房を付けて、再び布団に戻っている。我ながら意味不明な行動だ。そうするぐらいならば、最初から冷房をオンにしたままで寝れば良いのに(他人事)。だが、まだ京都よりも過ごしやすい気がしている。あれは生命の危機を感じるものだった。今は、お土産で買ってきた水出し玉露が癒しだ。ティーバッグを水に入れて20分放置すれば、あら簡単。後は氷を入れたグラスに注ぐだけ。旅に

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日誌「この旅を締めくくる作業がある」 #849

日誌「この旅を締めくくる作業がある」 #849

京都から帰ってきてすること。それは睡眠だ。旅行中はなんだかんだ早く起きたりするので、意外と長い時間は寝れていない。昼過ぎまで慣れた布団で存分に寝た。旅行カバンは帰ってきたままの状態で床に鎮座している。洗濯はホテルで済ましてしまったので、あとは中身を棚にしまうだけ。なのだが、これは明日以降にすれば良いやと考えている。別に郵送したお土産も到着した。こうして旅は終わっていく。それは寂しくもあるが、また次

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日誌「滞在記:最終日」 #848

日誌「滞在記:最終日」 #848

始まったものはいつか終わる。自らの命もそうで、悲しくもあるがある種“好きな言葉”とも言える。どんなにプレッシャーが掛かる場面でも、嫌なことが待っている時も、いつか終わると思えば何だか楽になれた。もちろん、旅にも終わりが来る。14時のチェックアウトまでに残った自分の土産を買うべく、朝からタクシーに飛び乗った。10時過ぎに到着したのは、1594年に創業というお香の老舗。実際、東京にも支店があるしオンラ

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日誌「滞在記:5日目」 #847

日誌「滞在記:5日目」 #847

滞在5日目は、終日休み。曇りなく晴れており、絶好の観光日和だ。私は昼ぐらいまで寝ていたかったが、部屋清掃のノックで10時頃に起きた。せっかくなので11時に開店するラーメン屋さんを目指して外へ出る。ここのラーメンを食べると「京都に来た」という感じがする。とはいえ、訪れるのはこれで3度目だ。ジャストな時間には間に合わなかったが、それほど外に並んではいない。私以外は、他のアジア圏の方々が並んでいるよう。

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