さいとう

学校連絡・情報共有サービスCOCOO(コクー)のプロダクトマネジメントをしています。プ…

さいとう

学校連絡・情報共有サービスCOCOO(コクー)のプロダクトマネジメントをしています。プログラマ→SE→PjM→DevOps・SRE→PdM。民主主義と公正社会実現のためにITを使いたい NPO法人アクションポート横浜 @action_port 理事

マガジン

  • YAPな活動日誌

    • 8本

    YAPの活動をチラ見せしているマガジンです。 ▶横浜アクションプランナー(YAP)についてはこちらから! https://yap.actionport-yokohama.org/

最近の記事

社会課題解決志向の迷えるプロダクトマネージャーがバイアスを吹っ切れてきた話

IT 業界のジェンダーギャップを打破することを目指す転職サービス Waveleap さんが主催する「#私がテックリードになる理由 アワード」の優秀賞に選んでいただきました! 社会の構造課題を乗り越えて社会をよくしていきたい思い強めに、悩みながらPM業に従事しているので、そこを評価して頂けたことがとても嬉しかったです! 私は大学生の頃に NPO でインターンをした経験から、非営利セクターが IT の恩恵をもっと受けられたら社会はもっと良くなるはず、だからソフトウェアのものづ

    • PMのキャリアと成長について1人目PM4年目の振り返り(Product Leaders 2023感想文)

      Product Leaders 2023をオンライン視聴しました。特にEmily Tateさん(Mind the Product)の登壇「世界最大のプロダクトコミュニティから学ぶPMのキャリアと育成」にめちゃくちゃエンパワメントされたので、内容を引用しつつ感想メモを残してみます。 なぜ1人目のPMは大変なのか、自分のすることの価値を上げるためにはという話 1人目PMになって4年目のわが身を振り返りながら、だいぶグサグサっと刺さる内容でしたw ●フィードバックをきちんと聞

      • 『格差の自動化』読書中。 「しかし、ロサンゼルスの住民が住宅危機に際して連帯責任を取ろうとした真の動機は、より正確なデータではない。それはどんどん広がっていく(ホームレスの)テント村の存在だった」 見えない状況を生み出すことの罪、現実の課題を視認できる状況をつくることの力がある。

        • 最近のインプットあれこれ:若者支援と官民連携、政治と規制をハックするには?

          そんなことを思いながら最近のインプットあれこれ。記事未満、自分用のメモを書き出してみています。 最近のインプットあれこれのキーワード: 高校生、不登校支援、相談支援のアウトリーチ、行政、法律と規制、GovTech、etc 様々な「生きづらさ」を抱える人に寄り添うSNS相談のこれからを考える ~LINE相談『むすびめ』1周年キャンペーン #生きづらさってなんだろう~ チャット相談による支援のアウトリーチは行政では取り組みづらい領域で、NPOなど民間を中心に様々な団体が取り組

        社会課題解決志向の迷えるプロダクトマネージャーがバイアスを吹っ切れてきた話

        • PMのキャリアと成長について1人目PM4年目の振り返り(Product Leaders 2023感想文)

        • 『格差の自動化』読書中。 「しかし、ロサンゼルスの住民が住宅危機に際して連帯責任を取ろうとした真の動機は、より正確なデータではない。それはどんどん広がっていく(ホームレスの)テント村の存在だった」 見えない状況を生み出すことの罪、現実の課題を視認できる状況をつくることの力がある。

        • 最近のインプットあれこれ:若者支援と官民連携、政治と規制をハックするには?

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        • YAPな活動日誌
          8本

        記事

          とあるベンチャー企業の組織学習にまつわる今ココと気付き

          「組織学習」ってつまりどういうことなのか。昨年12月頃から迷いながらも試行錯誤していたことがやっと言語化できてきたので、整理も兼ねて記録しておきます。 組織学習とはなんのために何をすることか(自己流の整理)学校連絡・情報共有サービス COCOO(コクー)はサービス提供開始から2年めに入りました。COCOOのサービス運営事務局チームのミッションは顧客の成功を支援すること。学校の先生方のカスタマーサクセスを目指しています。 サービス提供開始から徐々にメンバーが増え、ここ1年の

          とあるベンチャー企業の組織学習にまつわる今ココと気付き

          地域やNPOに"ちょっとだけ"興味ある 社会人のための地域参加のススメ

          横浜アクションプランナー(通称YAP/ヤップ)は、社会人にとって関わりやすい「地域参加の入り口」をつくる社会人サークルです。 「リモートワークになり自分の住む町・地域が身近になってきた」 「新しいことを始めたい、これまでと違う繋がりを持ってみたい」 「人と交流したり、他愛もないことを話したい」 コロナ禍、多くの人のライフスタイルが大きく変わってきた中で、そんな思いを持っている社会人のあなた。この夏、NPO・地域団体との出会いを体験してみませんか? YAPのキックオフイベ

          地域やNPOに"ちょっとだけ"興味ある 社会人のための地域参加のススメ

          プロダクトマネージャー(PdM)1年目の経験と学びを振り返ってみる

          9/9 YouTubeで生配信された、 Product Management Night Tokyo hosted by freee「BtoB 向けプロダクトマネジメントの方法論と実践」がとても面白かったので、自分自身のPdM実務について書き起こしてみようかと思いました。 株式会社137の斎藤です。学校連絡・情報共有サービスCOCOO(コクー)のプロダクトマネージャーの任に就いて、もうじき10ヶ月になります。 ちょうど子連れでインターンをしていた時期の記録がこちら。 育

          プロダクトマネージャー(PdM)1年目の経験と学びを振り返ってみる

          「家で子どもを見ながら仕事」が無理ゲーになった日までの記録

          明けましておめでとうございます。ひさしぶりに note のエディタを開きました。転職してCOCOO(コクー)のさいとうになりました。 子どもが生まれて正社員を辞め、今は一時保育や短時間預かりなどの保育の手段に頼りながら、フルフレックスで月120時間程度の仕事をしています。 「保活競争に打ち勝って保育園に通い、週5日オフィスで働く」 そういうワークスタイルに色々な理由で前向きになれず、(これを遂行している方々には多大な尊敬のまなざしを向けつつ)、一般的なワーママとは違う仕

          「家で子どもを見ながら仕事」が無理ゲーになった日までの記録

          YAP2019の、ちょっとマジメな自己紹介

          横浜アクションプランナー、通称YAPの活動説明会を今年も開催しました。(レポートのアップが追い付かず、ついに一ヶ月が過ぎてしまった…!) 今期で10年目のYAP、二代目のわたしが代表を引き継いでからは3期目になります。YAPというのは、こういう団体です。 私たちは、社会人にとって関わりやすい「地域参加の入り口」をつくる社会人サークルです。20~40代の社会人が、それぞれのペースと興味で活動中!(YAP公式ホームページより) 「入り口づくりっていったい何のためにやって

          YAP2019の、ちょっとマジメな自己紹介

          kosha33ライフデザインラボ。 育休中の時間を使って、この春から参加。 意識高い系に見えがちなカタカナ言葉、知った言葉をそのまま使うんじゃなくて、優しい言い回しに変えてハードルを下げることは大事だよね。 という話があって、とても納得。そして共感。

          kosha33ライフデザインラボ。 育休中の時間を使って、この春から参加。 意識高い系に見えがちなカタカナ言葉、知った言葉をそのまま使うんじゃなくて、優しい言い回しに変えてハードルを下げることは大事だよね。 という話があって、とても納得。そして共感。

          ふつうの定義を拡張しようよ、という提案(イベント感想文:誰もがHappyになれる「家族のかたち」を考えよう)

          誰もがHappyになれる「家族のかたち」を考えよう 2019年3月31日(日)、こちらのイベントのYouTubeのライブ配信を視聴しました。 保険に加入できるとか、家を借りて住めるとか、パートナーが病気で倒れたら家族として付き添えるとか、そういう人としてあたりまえの権利を得たいだけなのに、「(狭義の)ふつう」の枠組みが邪魔して、困ってる人達がいて。こういうのはおかしいから制度や法律を変えてほしいと、国や行政に働きかけている人たちの話を聞けるイベントでした。 イベントのプ

          ふつうの定義を拡張しようよ、という提案(イベント感想文:誰もがHappyになれる「家族のかたち」を考えよう)

          地元のコミュニティスペース 大倉山おへそにて、偶然の巡り合わせで自然発生したCanvaでチラシデザイン談話。 講座というより、チラシ作りに挑戦する人を囲んで一緒に考える会、楽しかった。 横浜の小さなIT相談室は、こういう形を目指すのがいいかもしれないな〜と、小さな妄想中です。

          地元のコミュニティスペース 大倉山おへそにて、偶然の巡り合わせで自然発生したCanvaでチラシデザイン談話。 講座というより、チラシ作りに挑戦する人を囲んで一緒に考える会、楽しかった。 横浜の小さなIT相談室は、こういう形を目指すのがいいかもしれないな〜と、小さな妄想中です。

          得意も不得意もしょせん「才能 × 経験値」

          「文章を書くことは得意なんですか?」と聞かれると、いつもどう答えるべきか悩みます。 読書感想文や日記が苦手な子どもだったので、書くことについての原体験はどちらかというと苦手寄りでした。 しかし小五の時にハリー・ポッターに大ハマりしてからはすっかり読書好きになり、大学では文芸サークルで書く活動に入れ込むことに。 作品を書いて感想や批評を貰ったり、人の作品を読んだりと、小説や批評の読み書きにある程度の時間を費やしてきたところ、いつの間にか書くことは人よりちょっと得意かもしれ

          得意も不得意もしょせん「才能 × 経験値」

          よりよい未来を想像することが工夫を生み出す

          束の間(で終わるかわからない。保活激戦区なので……)の育児休暇を楽しんでいます。 同世代の子を持つ親御さん達となんてことない雑談をしている中で、子どもと生活するうえでできる工夫って想像以上にたくさんあるんだなあということにふと気付きました。 お風呂に入れるときの手順だったり、ぐずった時の対処法だったり、日常の中で小さく工夫できること。食卓に上げるのは憚られる話題ですが、目から鱗が落ちたのが、うんち💩漏れの対策について。(ごはん中の方はごめんなさい〜!) 背中の隙間から漏

          よりよい未来を想像することが工夫を生み出す

          一期一会のボランティアで思い知った「また来てね」の重みについて

          ボランティアをする。それはたとえ一日限りの活動であっても、たいていは無条件に「善いこと」として語られます。偽善と揶揄されることもあるけれど、それはむしろ「善いこと」と認知されていることの裏返しです。 わたしは学生の頃、いろんなNPOの現場を知ることが面白くて、いろんな団体に参加させてもらいました。もちろんボランティアを受け入れる側の団体の人としては、リピート参加者のほうが有難いに決まっています。けれど現場を見て学んでほしい、課題を理解している人を増やしたい、という理由で歓迎

          一期一会のボランティアで思い知った「また来てね」の重みについて

          焦燥感とTake it easyの狭間で

          年齢を重ねるごとに、「わかっているつもりで実は忘れちゃってること」や「すっかり鮮度も解像度も落ちてわからなくなっちゃってること」が増えてきている気がします。 自分よりも若い人と Twitter やオフラインの関係で繋がりを持つと、そんな自分の弛みにはっと気づいて、姿勢を整えることが間々あります。反骨心やら野心やら、そういうギラっとした感情がかなりマイルドになってきてるような。 学生時代のわたしは、わかりやすくとんがった若者だった気がします。親しい年長者にがんばってるね、よ

          焦燥感とTake it easyの狭間で