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YouWorld流『英語の指導法』:まとめ

5月より9回に渡り、YouWorld流『英語の指導法』について触れて参りました。また、その内後半6回はバイリンガルになる為の学習内容についてまとめました。

後半6回のタイトルに、バイリンガルという言葉を使用した理由は、私が英語を教えるようになって、生徒さんは片言での英語のコミュニケーションを学びたいわけではなく、生徒さんは潜在的・無意識的にバイリンガルを目指しているという結論に至ったという経緯があります。

私が英語を教え始めた頃、生徒さんが「バイリンガル」になる為の指導を求めていると感じる事は出来ていませんでした。しかしながら指導の経験を重ねるうちに「英語の会話に困らないようになりたい」、「会議で英語を使えるようになりたい」、「旅行の際、英語で自由に現地の人とコミュニケーションできるようになりたい」という生徒さんの声が、バイリンガルの状態を指している事に気付くようになり、YouWorldではいかにして生徒さんが日本にいながら週1回のレッスンでバイリンガルになれるかを模索してまいりました。

方法を模索する中、私と同じ帰国子女から「そんなの絶対無理だよ」というような声が上がったのも記憶しています。

しかしながら、言語を作り出すものが『単語』と『単語を組み合わせるルール』であり、さらには、単語数は限りがあり、ルールは学習可能であるとするのであれば、学習プロセスの分解が可能になり、生徒さんが日本にいながら週1回のレッスンでバイリンガルになれる道筋のようなものが見えるようになりました。(詳しくは①YouWorldではスピーキングから始めません。②英語を不自由なく話せる(使える)レベルとは?をお読みください。)

バイリンガルになる為の学習プロセスを模索し始めてから、ざっと4~5年という時間がかかりましたが、現在では、私が提供する方法論で英語の学習に取り組み、実際に生徒さんが、大人向けの英文を読めるようになったり、ネイティブが書くような英文を書けるようになるのを確認しています。また読み書きができるのであれば、もちろん会話の訓練も出来るようになるわけで、やはりYouWorldが検証を繰り返しながら作り上げたYouWorldメソッドは理にかなった方法論であり、また努力次第では日本にいながらバイリンガルを目指すことが可能である事を実感しています。

YouWorldメソッドを使えば、初級の生徒さんはバイリンガルになる為の下味作りが可能であり、中級の生徒さんであれば、今まで培った英語力をさらに磨き上げ、仕事でも武器に出来るような英語力を手に入れられるようになります。

そしてこのYouWorldメソッドが集約された学習方法はこの「YouWorld流『英語の指導法』」にまとめ上げました。

また、このマガジンで紹介した学習テーマをざっと書き出すのであれば、「単語への取り組み」、「基礎文法の習得」、「英語の論法の習得」、「アウトプットの下地作り(ショートエッセイ)」、「質問文作り」、「要約力」となります。(それぞれの詳細はリンクをたどってください。)

英語の学習は突き詰めれば『単語』と『単語を使うルール』の習得となります。上記の「基礎文法の習得」から「要約力」までは極端に言ってしまえば『単語を使うルール』に区分されるでしょう。またこのことから、ほぼすべての生徒さん、(これは英語講師も含みますが)が最後に残る学習テーマはやはり『単語』となり、文字通り『単語力強化』となります。

また言い換えれば、『単語』以外は「YouWorld流『英語の指導法』」でまとめた学習方法を実践して頂ければ一通りの技術を身に着けることが出来るという事でもあります。

YouWorldの生徒がYouWorldのレッスンを卒業する時は『単語』以外の要素はすべて身に着けており、卒業後は自分でそれぞれのスキルにさらに磨きをかけつつ、単語に取り組んでもらえば「ネイティブレベル」まで自分の英語力を引き上げていくことも可能になります。

皆様もバイリンガルを目指して学習していますか?ネイティブには慣れないとお考えですか?

我々はそのように考えてはおりません。

もちろん個々の満足のレベルはあると思います。しかしYouWorldメソッドで英語力を磨いていけば、「とうとうバイリンガルの土台が出来上がった」、「後は単語力というところまできた」「まだ先は長いが、あとは対面で英語を使えるようになる頭の訓練だ」というように具体的な課題が見えている状態での満足が手に出来るようになるのです。

今回弊社のスタッフから提案を受け、YouWorldの学習法をご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

本マガジンで紹介されている学習内容はなかなかレベルが高いように感じるかもしれません。しかしながら、英語は断片的・部分的な学習をしても手に入りません。せっかく取り組むのでしたら根本的な取り組みをし、ぜひバイリンガルの土台は手に入れてみてほしいと願っています。本マガジンで紹介した学習テーマに一つ一つ取り組めば、武器になるような英語力を手に入れ、バイリンガルとなることが可能でしょう。

最後に英語の学習の補足です。

英語はスポーツと同じです。使ってこそですし、使いながらの学習が最も効果的です。ですので、英語の学習を始めたのであれば、なんでも良いので英語の本や記事など、英語を読むことから英語を使う事をお勧めします。一気にリスニングに行く必要はありませんし、一気にスピーキングに行く必要もありません。言語習得の順序をしっかりと理解したうえでぜひ英語の学習に取り組んで頂ければと思います。

Now, just start and never give up!

↓↓↓こちらのマガジンもぜひ読んでみてくださいね。英語を養う為の方法論を紹介していますので。
YouWorld流『ビジネス英語の学習法』
↓↓↓YouWorldはオンラインでのレッスンも受講が可能です。
YouWorld

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