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【ビジネス書解説】『この本読めば人生変わる』

こんにちは。
今回は、『この本読めば人生変わる』について解説していきます。

はじめに

いきなりですが、あなたは何のために仕事をしていますか。
将来、家を建てるために貯金している人や老後の生活の為に貯金している人も多いのではないでしょうか。
今回は、ビル・パーキンスさんの著書「Die with ZERO=ゼロで死ね」という本を紹介します。
この本、本当に最高でした。
「ゼロで死ね」という、なかなか聞き慣れない言葉ですが、これこそが経済学者も絶賛した最上級に人生に響く生き方であり、人生が豊かになりすぎる究極のルールのことです。

この記事では、人生を後悔しないで終える秘訣を3個紹介していきます。
私たちもこのルールを学んで、ゼロで死ぬことを目指しましょう。
この記事が勉強になった、もっと詳しく知りたいと思った人は、いいねやコメントを是非お願いします。


具体的なアクションプラン

【1個目】  今しかできないことに投資する

私たちは喜びを先延ばしし過ぎています。
いつ使うかも分からない金を溜め込んで、今しかできないことを見送り、金のために多くのことを失っています。
例えば、あなたが新婚夫婦だったとして、共働きだとします。 ある日、 旦那さんが病気にかかってしまい、余命1年と宣告されてしまった場合、あなたはどのような行動に出ますか。
 仕事を続けて今までの生活を続けるでしょうか。
それとも仕事を辞めて、旅行に行ったり、働いてる時にはできなかったことを旦那さんと一緒に多くの時間を過ごしますか。
ほとんどの人は後者を選ぶと思います。

このように「死」は人を目覚めさせます。
私たちは死が近づいて初めて、「自分は今までいったい何をしていたのだろう」「これ以上先延ばしをせずに今すぐ本当にやりたいこと大切なことをすべきだ」と我に返るのです。 
普段私たちは、 まるで世界が永遠につづくかのような感覚で生きています。

しかし私たちも遅かれ早かれ、「病気で死ぬ」という現実に向き合わなければなりません。
人は老化には逆らえないためです。
 誰もがいつかは死んでしまいます。
だからこそ限られた時間の中で、 最大限に命を燃やす方法を考えなければいけません。
その方法とは、「今しかできないことに金を使う」ことです。

90歳になって水上スキーを始めることは難しいです。
若い時に水上スキーを我慢し、そのぶんのお金を貯金していたとします。
しかし、十分なお金を得た時には、それができない年齢である可能性があります。
時間を取り戻すことはできません。
お金を無駄にするのを恐れて、機会を逃すのはナンセンスです。
お金を浪費することより、人生を無駄にしてしまうことの方が遥かに大きな問題であることに気づいてください。

大切なのは、流されて生きるのではなく、自分にとって大切な経験を意識的に選び、そこに惜しみなくお金を使うことです。何に価値を見出すかは人それぞれです。
貯金をすることで、心を安定させることができるかもしれませんが、人生の充実度を高めるのは、「 その時々にふさわしい経験」です。 
時間とお金という限りある資源を、いつ何に使うかで、私たちが豊かな人生を送ることができるかが決まります。 
自分に問いかけてみてください。

「なぜ貯金をしているのか」「なぜ今しか出来ない事を我慢しているのか」「今しか会えない大切な人との時間を削って働いているのか」 と。
その理由をしっかり理解できている人はいるでしょうか。
筆者は、理由もなくお金を溜め込んでいる私達に、「経験
の価値を信じなさい」と言っています。
何かを経験するのに必ずしも金は要りません。
無料でできることもたくさんあります。

価値のある経験には、ある程度の費用はつきものです。 
どうしても行きたい国へ行くための旅費や、起業という夢の追求、新しい趣味など、これらに、莫大なお金がかかることもあります。
ですが、それは使う値打ちのあるお金です。
心理学の研究でも人は物にお金を使うよりも、経験にお金を使う方が幸せであると示しています。
ものは買った瞬間の喜びは大きいですが、 時間とともに喜びは減っていきます。

反対に、経験から得る価値は、時間の経過とともに高まっていきます。
節約ばかりしていると、その時にしかできない経験をするチャンスを失います。
その結果、世界が必要以上に小さな場所になってしまいます。
なぜならば人生は経験の合計だからです。
私たちは人生で何を経験したいのかを真剣に考えなければいけません。
どれくらいの回数、それを味わいたいのか、どんなものでも良いです。

とにかく、有意義で思い出に残るものという観点から、一度きりの人生で本当に何がしたいのかを考えてみてください。
なぜそんなことを考える必要があるのか。
それは、人生で一番大切な仕事は「思い出作り」だからです。
なぜ経験が大切かを改めて理解してもらい、一刻も早く経験への投資を始めるべきです。
あなたが誰であるかは、毎日、毎週、毎月、毎年、さらには一生に一度の経験の合計によって決まります。

最後に振り返った時、その合計された経験の豊かさが、どれだけ充実した人生を送ったかを測る物差しになります。

だからこそ、 この人生でどんな経験をしたいのかを真剣に考え、それを実現させるための計画を立ててください。
でないと、社会が敷いたレールの上をただ進むだけのつまらない人生になってしまいます。
私たちはいつか、死という目的地に たどり着きますが、その道のりは自分自身が選びとったものでなくてはなりません。

最後に、「人生でしなければならない一番大切な仕事は思い出作りです。最後に残るのは結局それだけなのですから」 という言葉を心に刻んで人生について考えてください。


【2個目】  ゼロで死ぬ

ゼロで死ぬということは、一言で言うと「お金を残さずに死ね」ということです。
必要以上に稼ぐために働くことを止めるのは実はとても難しいです。
稼ぎ続ける自分に誇りを感じ、なんとなく金を稼ぐために働き続けてる人は多いです。
例えば1億円貯めることが目標で、実際に1億円を貯めることができても、それに満足せず、もっとためたくなってしまいます。

莫大な時間を仕事に費やして、お金を稼いでも、稼いだお金を全て使わずに死んでしまえば、人生の貴重な時間を無駄に働いて過ごしたことになります。
あなたが1億円残して死んだ場合、それは1億円ぶんの経験をするチャンスを逃したということと同じです。
そのため、使わないお金のために、人生の時間を無駄にするのはやめろということです。
限りのある時間や労力は、生きているうちに出来る限り使い切ってください。

もし死ぬタイミングが分かっていれば、この時までにお金を使い切ることができ、最大限の喜びと効率が得られることになります。
人はいつ死ぬか分かりません。
死ぬ前にお金が底を尽きてしまうという心配をしている人も多いでしょう。 
そのため、 死ぬタイミングについては、人が生きられる最長の年齢を想定してみてください。

このように可能な限り長寿を全うすることを前提として、一年あたりの消費額を決定してください。
多くの人はこれを計算せず、必要以上のお金を溜め込んでいます。
これを機に、自分があとどれくらい生きるかを真面目に考えてみて下さい。

死ぬことから目を背けたくなる気持ちはよくわかりますが、いつ死ぬか想像すらしていなければ適切な判断がしにくくなります。
今頑張って節約して、大きな資産を築くことができたとしても、思ったより早く死んでしまい、人生の貴重な時間をたくさん無駄にすることになります。

まずは最初のステップとして、自分の寿命をおおよそでも予測し、どのくらい稼ぎ、どのくらい貯め、どれくらい使うかを決めることで、はるかに良い決断ができるようになるでしょう。
子供にかかる費用など、未来にかかるお金を貯金することが悪いわけではありませんが、限度を考えてください。
日々の生活にばかり気を取られて生きていると、ある日突然人生の楽しみを後回しにし過ぎてしまった後悔に苛まれるかもしれません。
喜びを味わう機会を逃し続けながら生きるのは、とてももったいないことです。

では次に、喜びに投資するタイミングを逃さない方法を教えます。 
それは資産を切り崩すタイミングを見極めることです。 
本に詳細は書かれていますが、結論から言うと、45歳から60歳の間に資産を切り崩し始めると良いです。
死ぬまでにお金を使い切るためには、60歳からお金を増やしても意味がありません。
経験から多くの楽しみを引き出せる体力があるうちに資産を取り崩していくべきです。

私たちは、年をとるにつれて経験から楽しみを引き出す能力が下がっていきます。
だからこそ、体力がある若いうちに、人生を豊かにするために使うべきです。
ここまで、ゼロで死ぬ ということについて進めてきましたが、正確に考えると、それを実現するのは不可能とも言えます。
なぜなら、天国に旅立つ瞬間、ポケットには数千円のお金、銀行口座にも数万円の預金が残っていると思います。
厳密に言えば、それはゼロで死ぬことではありません。
だが、それで全く問題はありません。
ゼロで死ぬという目標を持つこと自体が、あなたを正しい方向に導いてくれます。 
あなたは、何も考えずに働き、貯蓄し、できるだけ資産を増やそうとしていた、これまでの人生を変え、出来る限り最高の人生を送れるようになります。
それは、ゼロで死ぬという目標を持つことで、人生を充実させようという意識が働くようになるからです。
つまり、ゼロで死ぬことを目指すこと自体に高い価値があるという事です。
理想を追求すれば、人は正しい方向に進むことができます。
わずかであれ、親切になり、賢くなり、勇気を持てるようになります。
完璧に実行できなくても、目指すことで何もしないよりもはるかに目標に近づくことができます。
だから挑戦してください。

たった一度の人生を価値のあるものにしてください。
体力や気力が落ち始めるまで、人生を充実させる経験をするのを待つ理由などないはずです。
死ぬまでに使い切ることのないお金を貯めることばかりに力を注ぐのではなく、今すぐ人生を最大限に楽しみましょう。
人生で一番大切なのは、思い出を作ることということを覚えておいてください。


【3個目】 お金の価値は加齢とともに低下する

お金の価値は加齢とともに低下します。
なので若い頃に無駄に金を溜め込まず、人生を豊かにする経験に金を使ってゼロで死ぬべきです。

あなたは40代でお金を使うのと、60代でお金を使うことを同じ事と思っていませんか。
端的に言うと、まだ健康で体力があるうちに金を使った方が良いです。 
年を取ると、健康が低下し、物事への興味もなくなり、性欲もなくなり、創造性も低下します。
高齢になると、できる活動は限られるし、もうお金は役に立たないのです。
家でゆっくりテレビを見るのが幸せ、という風に、お金を使う機会も減ってしまいます。
年をとるにつれて、健康はゆっくり衰え始め、お金から価値を引き出す能力もゆっくりと低下していくと思ってください。
そうなると、自ずと能力が高い時にお金を使うほうが理にかなっていることがわかります。
同じ10万円を使うとしても、80代より50代の方が価値を引き出せるのならば、80代に使うべきお金の一部を50代に回すことが人生を豊かにするための賢明な判断といえます。
同じように20代、30代、40代では貯蓄を抑えて老後の支出を抑えるなど、支出と貯蓄のバランスを人生全体の視点で調整していくべきです。
私たちは小さい頃から、老後のために金を貯めておけと言われたと思います。

しかしながら、経験を最大限に楽しめる真の黄金期は定年よりも前に来ます。
老後のために貯蓄してますという人は多いですが、人生を最大限に充実させるという観点から見ると、とても非効率な投資なのです。
周りが貯めているからと流されずに、お金には、将来のために取っておいた方が良い時と今使った方がいい時があります。
その都度、最適な判断をしていくことが大切です。
経験には先延ばししても特に問題ないものもあります。

例えば20代で行こうと思っていた旅行を、 30代に先延ばしすることは体力的にも楽しむことができるでしょう。
しかし、60代での旅行は足、腰も弱り、苦痛な旅行になってしまうかもしれません。
このように、 先延ばしできない経験は多くあります。
にもかかわらず、私たちはそれを自覚していません。

喜びを先延ばししすぎた後悔は、人生の終わりに一度だけ味わうわけではありません。
一番の悲劇は、死ぬ間際まで機会を逃した事への後悔の念を抱いて生きることです。

その時には生き方や考え方を改める時間すら残されていません。
心の中で、自分の過去を受け入れるよう努めるくらいしか救いはありません。
そのような人生が充実したと言えるでしょうか。
この記事を見てこれに気付けた人はラッキーだと思います。
今一度、 どのくらい経験にお金を使い、 どれくらい貯金をするのか、よく考えてみてください。


まとめ

それでは、まとめていきます。

【1個目】  今しかできないことに投資する

私たちは喜びを先延ばしし過ぎています。
いつ使うかも分からない金を溜め込んで、今しかできないことを見送り、金のために多くのことを失っています。
私たちは死が近づいて初めて、「自分は今までいったい何をしていたのだろう」「これ以上先延ばしをせずに今すぐ本当にやりたいこと大切なことをすべきだ」と我に返ります。

普段私たちは、まるで世界が永遠につづくかのような感覚で生きています。
誰もがいつかは死んでしまいます。
だからこそ限られた時間の中で、最大限に命を燃やす方法を考えなければいけません。

その方法とは、「今しかできないことに金を使う」ことです。
お金を無駄にするのを恐れて、機会を逃すのはナンセンスです。
金を浪費することより、人生を無駄にしてしまうことの方が遥かに大きな問題であることに気づいてください。
大切なのは、流されて生きるのではなく、自分にとって大切な経験を意識的に選び、そこに惜しみなくお金を使うことです。
筆者は、理由もなくお金を溜め込んでいる私達に、「経験の価値を信じなさい」と言っています。
心理学の研究でも人は物にお金を使うよりも、経験にお金を使う方が幸せであると示しています。
ものは買った瞬間の喜びは大きいですが、時間とともに喜びは減っていきます。
反対に、経験から得る価値は、時間の経過とともに高まっていきます。
私たちは人生で何を経験したいのかを真剣に考えなければいけません。

有意義で思い出に残るものという観点から、一度きりの人生で本当に何がしたいのかを考えてみてください。
なぜそんなことを考える必要があるのか。
それは、人生で一番大切な仕事は「思い出作り」だからです。
この人生でどんな経験をしたいのかを真剣に考え、それを実現させるための計画を立ててください。


【2個目】 ゼロで死ぬ

ゼロで死ぬということは、一言で言うと「お金を残さずに死ね」ということです。
お金を稼いでも、稼いだ金を全て使わずに死んでしまえば、人生の貴重な時間を無駄に働
いて過ごしたことになります。
限りのある時間や労力は、生きているうちに出来る限り使い切ってください。
まずは最初のステップとして、自分の寿命をおおよそでも予測し、どのくらい稼ぎ、どのくらい貯め、どれくらい使うかを決めることで、はるかに良い決断ができるようになるでしょう。

子供にかかる費用など、未来にかかるお金を貯金することが悪いわけではありませんが、限度を考えてください。
日々の生活にばかり気を取られて生きていると、ある日突然人生の楽しみを後回しにし過ぎてしまった後悔に苛まれるかもしれません。
喜びを味わう機会を逃し続けながら生きるのは、とてももったいないことです。

では次に、喜びに投資するタイミングを 逃さない方法を教えます。 
それは資産を切り崩すタイミングを見極めることです。
結論から言うと、45歳から60歳の間に資産を切り崩し始めると良いです。
私たちは、年をとるにつれて経験から楽しみを引き出す能力が下がっていきます。
だからこそ、体力がある若いうちに、人生を豊かにするために使うべきです。
ここまで、ゼロで死ぬということについて進めてきましたが、正確に考えると、それを実現するのは不可能とも言えます。

しかしゼロで死ぬという目標を持つこと自体が、あなたを正しい方向に導いてくれます。
あなたは、何も考えずに働き、貯蓄し、できるだけ資産を増やそうとしていた、これまでの人生を変え、出来る限り最高の人生を送れるようになります。
それは、ゼロで死ぬという目標を持つことで、人生を充実させようという意識が働くようになるからです。

つまり、ゼロで死ぬことを目指すこと自体に高い価値があるという事です。
理想を追求すれば、人は正しい方向に進むことができます。
完璧に実行できなくても、目指すことで何もしないよりもはるかに目標に近づくことができます。
だから挑戦してください。たった一度の人生を価値のあるものにしてください。
死ぬまでに使い切ることのないお金を貯めることばかりに力を注ぐのではなく、今すぐ人生を最大限に楽しみましょう。


【3個目】  金の価値は加齢とともに低下する

金の価値は加齢とともに低下します。だからこそ、若い頃に無駄に金を溜め込まず、人生を豊かにする経験に金を使い、ゼロで死ぬべきです。
まだ健康で体力があるうちに金を使った方が良いです。

年を取ると、健康が低下し、 物事への興味もなくなり、性欲もなくなり、創造性も低下
します。
高齢になると、できる活動は限られるし、もうお金は役に立たないのです。
そうなると、自ずと能力が高い時にお金を使うほうが理にかなっていることがわかりま
す。
私たちは小さい頃から、老後のために金を貯めておけと言われたと思います。

しかし経験を最大限に楽しめる真の黄金期は定年よりも前に来ます。
老後のために貯蓄してますという人は多いですが、人生を最大限に充実させるという観点から見ると、とても非効率な投資なのです。
周りが貯めているからと流されずに、お金には、将来のために取っておいた方が良い時と今使った方がいい時があります。
その都度、最適な判断をしていくことが大切です。

経験には先延ばししても特に問題ないものもあります。
喜びを先延ばししすぎた後悔は、人生の終わりに一度だけ味わうわけではありません。
一番の悲劇は、死ぬ間際まで機会を逃した事への後悔の念を抱いて生きることです。
その時には生き方や考え方を改める時間すら残されていません。
心の中で、自分の過去を受け入れるよう努めるくらいしか救いはありません。
そのような人生が充実したと言えるでしょうか。
この記事を見てこれに気付けた人はラッキーだと思います。
今一度、 どのくらい経験にお金を使い、 どれくらい貯金をするのか、よく考えてみてください。



解説は以上です。
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