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私が「維新」を口汚く罵る理由。橋下徹が、手塚治虫を踏みにじり、円谷英二をふみにじり、岸田森を踏みにじり、富田靖子を踏みにじり、ウルトラマントリガーをふみにじり、黒澤明をふみにじったのですよ、エヴァンゲリオンを踏みにじったから。

いまから、書く内容は、某テレビ局の知り合いの知り合い(まあ、ほとんど知らない人なんですが)から、伝え聞いた話です。

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私の「維新批判」があまりにも口汚く、ヒドイ内容なので、眉をひそめておられるかたもいらっしゃるかもしれませんね。申し訳ないとは思っています。しかし、罵らずにはいられないのです。理由があります。

あるテレビ局の人から聞いた話に、あまりに激怒したのです。ほんとうに腹が立ちました。だから、「日本維新の会」「橋下徹」が大嫌いになったのです。

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維新」という汚物をつく繰り出した橋下徹という外道が、関西の「映像発信拠点」をぶっ潰してしまったからです。若いころ、映像作家をめざしていた彼は、橋下徹のせいで、作品の発表の場がなくなりました。彼だけでなく、関西において映像作家や映画監督をめざす若者の夢をぶっ壊した、それが橋下徹なのです。

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橋下徹が大阪府知事時代に、ぶっ壊したもの。それは「大阪府立文化情報センター」です。

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大阪府立文化情報センターは、昭和56年に、中之島でオープン。当時、全国的には豪華なハコモノが次々とできる中、予算を抑えるため、民間ビルのフロアを借りるという形で誕生したセンターは、事業内容のすばらしさだけでなく、民間の情報も扱うことや、夜間も開館していて、館内には喫茶コーナーもあり、夜になると、アルコールも飲めるなど、お役所らしくないソフトな運営ぶりが全国から注目されていた。

文化情報センターの中には、「大阪フィルム・カウンシル」が運営する視聴覚室(名称は不確かです)があり、そこでは、関西の高校生や大学生の映画研究会が制作した自主製作映画(8ミリ映画やビデオ作品)が上映された。そこで上映されることで、多くの映画作家・映像作家がプロになっていった。

文化情報センターで開催された、自主映画上映会で一番活気があったのは、関西学院大学出身の森正樹さんが運営する「シネマ再開発作戦」であった。森正樹さんは非常に人柄の良い好人物でみんなから好かれたらしいです。

「シネマ再開発作戦」からは、数多くの関西系の映像作家、映画作家が生まれた。また、東京の才能ある映像作家&映画作家が集結した。その主だったものを列挙していこう。ただし、大昔の話なので、間違いがあるかもしれないことをあらかじめ、ここに記しておきたい。

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一瀬隆重

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いまや、ハリウッドでも活躍する名プロデューサーになった「一瀬隆重」だが、彼もこの「シネ再」で自分の作品を上映し、また、関西学院大学を中退後、「シネマ再開発作戦」に足繁く通い、新しい映像作家の卵を発見しようと奔走した。

【監督作品】ウルトラQ NO.29 闇が来る!(8ミリ映画)

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パンフレットが高値で「ヤフーオークション」で取引されていた。いまや、手に入れることさえ困難だ。

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【初期のプロデュース作品】「夢みるように眠りたい」(監督:林海像

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若き日の佐野史郎が出演していることでも有名だ。佐野史郎の好きな役者は岸田森である。

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■手塚眞

自主製作映画(8ミリ映画)の「MOMENT」を大阪府立文化情報センターで上映している。あの手塚治虫の息子を踏みにじったのだよ、橋下徹は!

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■今関あきよし

今関あきよし監督の自主映画作品「フルーツ・バスケット」も大阪府立文化情報センターで上映されました。

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今関あきよし監督は、1983年に富田靖子主演の劇場映画『アイコ十六歳』で商業映画デビュー。主演は富田靖子

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その富田靖子は、市川準監督の「BU・SU」に出演します。

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ヒドイでしょ、橋下徹って、市川準監督や富田靖子ちゃんを生んだ府立文化情報センターを潰したんですよ。

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■河村光彦

、河村光彦さんも関西学院大学出身で、大阪府立文化情報センターにときどき来ていらっしゃいました。森正樹とは師弟愛で結ばれている大学生でした。一瀬隆重さんのことも知っていたかも。

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河村光彦さんは大学のゼミを一時休ませてもらい、なんと、黒澤明の」のメイキングスタッフとなります。黒澤明監督は「素人っぽいところが良い。自由にメイキングビデオを撮ってくれ」と河村さんを気に入ったという話を聞きました。

なんと、河村光彦さんは「黒澤映画ゼミナール」の講師をした「世界のクロサワ」を知り尽くした人なんですよ。そんな河村光彦さんを生んだ大阪府立文化上センターを壊したのが、橋下徹、ひいては「維新」「日本維新の会」なのです!

ブログ名
『黒澤映画ゼミナール』RiverVillage
ブログ紹介
黒澤明監督に密着取材!
カメラは映画『乱』の撮影現場1984年7月にタイムスリップ。
助監督以外は叱らない、俳優には優しく丁寧な演技指導を施す巨匠に出会えます。
1984年関西学院大学在学中にビデオカメラマン兼監督と『乱』の製作現場を撮影助手兼音声担当として共同取材。黒澤監督に許可を得た独占自主制作でした。宿泊費を負担してもらう代わりにメイキングオブ乱製作権を当時のヘラルド映画に許可し、それが世に出ている。
1985年卒業と同時に上京。
フリーランス演出(River Village)としてTV、映画、70mmドキュメンタリー映画製作に従事。
YouTube ではsun10ro名で、
facebook,映像ブログ『黒澤映画ゼミナール』は丑四五郎名で活動。
2018年株式会社tokyowebtvを設立。 株式会社tokyowebtv 代表取締役 河村光彦

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,もはや、橋下徹は、ハイウッド映画「荒野の七人」、その出演者のユル・ブリンナー、スティーブ・マックイーンまで、ふみじったのです。

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まあ、大昔の記憶なので、お間違いは、どうか、どうか、おゆるしを。

■あと、オマケ■

これは某テレビ局の人から聞いた話なんですが。大阪芸術大学出身の「吉村智樹」という放送作家さんが、大学の卒論として作った「どつぼてんこもり」という自主製作映画を、橋下徹がぶっ壊した「大阪府立文化情報センター」で上映しました。(余談ですが、こんなところに「吉村」という名字が出てくるのも皮肉なもので)

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吉村智樹さんって、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の監督・庵野秀明さんの後輩じゃないかな。後輩が創った自主映画を上映した大阪府立文化情報センターを破壊した橋下徹。まあ、この事実を知った庵野監督も、少しは「イラッ」おするかな。もう、大金持ちになっちゃったから、「そんなこと関係ねえよ」と無視かもね。

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長文になって、申し訳ございません。これがわたしの知っている、橋下徹が犯した大きな罪のひとつです。まあ、ほとんどが、某テレビ局の人から聞いた伝え聞きなんですが。(この某テレビ局の偉いさんは、ものすごい映画マニアらしいです。知らんけど)

だから、衆院選には「日本維新の会」には投票しないでください!

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