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2023年1月の記事一覧

漂流教室 No.44「感じ?」

漂流教室 No.44「感じ?」

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

新年早々に申し訳ないんですが、ちょっと気になる言葉がございます。
会話の流れの中でこういうい表現を使う方がいらっしゃる。
「お昼ご飯はサイゼリアでパスタを食べる感じ?」

「パスタを食べるの?」
ならいいんですが、なんで「感じ?」が付くんでしょうか?

「感じ」って何?

「パスタを食べる」のと、
「パスタを食べる感じ」とは、

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ビフテキ子守唄/渥美清の泣いてたまるか

ビフテキ子守唄/渥美清の泣いてたまるか

私は寅さんになる前の渥美清さんが大好きです。
「渥美清の泣いてたまるか」はお気に入りで、25巻ほどのDVDを持っていて、いつでも観れる様にしています。
今の時代ですから、DVDなど無くても好きな映画やドラマはいつでも・どこでも観れます。アナログな私でもそれは知っています。
でも好きな作品は、どうしてもDVDで持っていたい。
ちなみに小津映画やアナログレコードにも同じ事が言えて、
これらは、私にとっ

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親世代が聴いたアナログレコード

親世代が聴いたアナログレコード

私のお部屋に積み重なっているアナログレコード。
その中には自分で入手したもの以外に、両親が若いころに聴いていたレコードもあります。

それらのレコードが購入された時代は親世代が若かりし頃。
つまり年代的には1950年代~60年代のものが中心になります。
幼少期に初めて目にしたときには「誰なんだろう?」くらいにしか思えなかったビーチボーイズやザ・プラターズなどの洋盤アルバムは、
今ではどれも大切な一

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栄光と転落の人生 ─小池一夫劇場─

栄光と転落の人生 ─小池一夫劇場─

■わたしの原点

かつて『子連れ狼』で一世を風靡した劇画原作者の小池一夫は、人生の最盛期には、アラブの王族も顔負けするような贅沢三昧の生活を送っていたが、最期は入院費を知人から借りたまま返済することなく旅立っていったという。

最晩年は、これがあのキャラクター論の小池一夫が書いた原作かと呆れるばかりの駄作を連発した。

最盛期の小池一夫は日本一気前のいい奢り魔であったが、最晩年に近づくにしたがって

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