かつみ
映画の知見をもっともっと深めたい。映画についての記事を書いていきます。
日常の心にとまったことを書いていきます。
自分が持っているレコードについて書いた記事をまとめました。
広瀬川や荒浜の貞山堀の魅力を広めたい!
お部屋のディスプレイにどうかなと、 古本屋さんから昔の雑誌を見つけてきました。 「映画」という昭和24年発行の雑誌で、表紙を飾るのは原節子さん。 これの裏表紙の広告に妙に惹かれまして、 額に入れてみたのですが、私の期待通りお部屋のお飾りにバッチリでした。 最初は「『スバル口紅』か、なんともノスタルジックなネーミングだよね」なんて思っていた程度の見方だったのですが、、、 毎日目にしているうちに、この広告のいろいろなところにツッコミを入れたくなってきた。というか興味が湧いて
小さい頃の記憶なので曖昧なところもあるのですが、 迷子になった私が、交番の窓越から薄暗い外の通りを見ていると、母親たちが慌てて迎えに来る。気が付けばすっかり夜になっていた。 という迷子の体験を覚えています。 その部分の画だけはっきり覚えていて、そこまでの過程などは全然覚えていないという断片的なものです。 大きくなってから母から聞いた話によると、これは私が2歳ぐらいの時の事だったとか。 小津安二郎監督の「東京暮色」を始めて観たとき、何故かこの時の事が思い出されました。 それ以
何だか懐かしい音がします。 その姿もとても可愛くて「欲しいな」と思っていたAmadanaMusicのプレーヤー。娘たちが「父の日」にとプレゼントしてくれました。 ついこの前、自分で買いそうになっていたので、 あのとき買わなくてホントによかった。 娘たちは一緒に住んでいる訳でもないのに、 私が欲しいものがインプットされていて驚きます。 木製の見た目もすごく良いですね。 リビングの床に置いても、ベッドの横に置いても、どこに居てくれても様になったりして。 それになかなか可愛い音も
取材のお仕事で「涌谷町」へ。 仙台からは1時間もかからないで行けるところですが、 今まで足を運んだことがありませんでした。 日本で最初に金が採掘された地というのは知っていましたが。 先日、はじめて巡ってきました。 役場の方に同行してもらい、いろいろ教えていただきましたが、 風光明媚な見どころがたくさんあり、プライベートで「もう一回行く!」 と心に誓いました。 ところで、 取材のときは、記事にするために会話を録音するのですが、 何回やっても、何年やっても慣れない、いや出来れ
「Where were you in '62?」(1962年の夏、あなたはどこにいましたか?) これはアメリカングラフィティが封切られたときのキャッチフレーズですが、なんだか好きです。 1962年は私はまだ生まれてきていないですが、 初めて映画を観たときは「その時代のアメリカの高校生ってこんな楽しそうなことしてたんだ」とピュアな衝撃を受けたのを思い出しました。 古本市でみつけたアメリカングラフィティの映画パンフレット。 たしか200円だったか。 この映画が封切られたのは1
50年以上生きていると、いろいろなものへの興味や好き嫌いが偏り過ぎてきて、どうも駄目だなと思う、損してますよね。 自分の知見のためにも、出来るだけ幅広いジャンルの楽曲を聴こうとは思いつつ、気が付けば50~60年代のレコードに針を落としてしまいがちです。 娘たちが誕プレしてくれたレコードで、前から欲しいなと思っていた一枚。 ハリー・スタイルズのアルバム「Harry's House」 「現代モノ」のアナログレコードを手にしたのは何年ぶりだろう? Yellow Vinylがめちゃ
何年かぶりに聴いたレコード、「これ借りたやつだ」と思い出しました。 他にも友人から借りていたレコードが何枚もあったと思います。 いつしか借りたことを忘れてしまっている様です。 それと同じくらい、貸しっぱなしになっているものもある訳で、 だいたいが高校生の頃の貸し借り、その後は疎遠になり連絡を取る術も無くなってしまい「まあいいや」と借りっぱなしになってしまう。お互いさまですね。 仲の良い友人とは、よくレコードの貸し借りをしていたものでした。 そういえば、昔は貸しレコード屋さん
山と海の間に街があり、その街と海がとても近い。 しかもアクセスしやすい距離に学校や役所などの生活施設が全部そろっているなんて、そんな街は珍しい。 3年ぶりに訪れて、改めてそう思った女川の町について書いておこうと思います。 この日はお天気も良く風景が本当に綺麗だったので、 スマホ撮りの写真を大きいままのせてます。 取材のお仕事で女川町へ。約3年ぶりでしょうか。 13年前にここで起きたことを、そしてそこから復興していく過程を見てきたつもりでいたのですが、久しぶりに来てみると町全
ナショナルの真空管ラジオが我が家にやってきました。 こういうの欲しかったので素直に嬉しい。 さっそく調べてみると、 機種は"MAGIC-SUPER UM-650"というもので、 1957年頃に製造されたものらしい。 真空管5個で動くことから「5球スーパー」という呼び方があることも初めて知ったのですが。 5球スーパーって…”昭和遺産”の代表みたいな単語でこれもまた素直に嬉しい。 この真空管ラジオは妻の実家の物置にあったもので、 「おっ、これはぜったい欲しい」と少し前から目を付
昨夜は映画「人生フルーツ」を鑑賞しました。 これで何度目でしょうか。 (ナレーションが樹木希林さんなのも最高です) はじめて観たときはどちらかというと老後の寂しさを感じましたが、 そうではない。何度も観るうちに映画の意図が徐々に解って来る。 サブタイトルの”人生はだんだん美しくなる”が理解できてくる感じでしょうか。 とにかくこのお二人、かわいくてオシャレの一言につきる。 とくに奥さんの津端英子さんの笑顔がとても可愛らしくで惹かれます。 お二人の会話、やること、所作、日々の
もう少しで建て替えられる仙台市役所本庁舎。 何年後かには二度と見ることが出来なくなるんですね。 今のうちにその姿をnoteに貼り付けておこうと思います。 仕事で市役所には行く機会が多いのですが、訪れるたびに閉鎖されるスペースが増えているここ最近。 なので解体が進んでいるのは知っていましたが、、、 昨日、宮城県庁の上から見たらずいぶん解体が進んでいました。 噴水も解体され始めていて、なんとも名残惜しい気持ちに。 仙台市が所蔵する古写真を観ると、 現庁舎の一つ前の庁舎(2代目
ハゼ釣りには最高の季節になりました。 夏の釣りも良いのですが、 稲のもみ殻を焼く、あの匂いが遠くのほうから薄っすら漂ってくる秋の釣りも心地よくてまた良いのです。 家族で貞山堀に行って、 ちょいちょいとハゼ釣りをしてきました。 ハゼ釣り。 春先から秋まで、いつでも楽しめる釣りですが、 その時節柄によって大きさや釣れる場所が違うところが、とても楽しい釣りだと思います。 私はいつも、延べ竿での脈釣りで楽しんでいますが、 遠くのほうに餌を落とせないので、 まったくアタリが取れない
ついこの前まで早く涼しくならないかとぼやいていたのに、あれは何だったのかというくらい過ごしやすくなってきたここ2、3日の仙台です。 夏も終わりかな、なんて流暢に構えていたら、 もう9月も終わろうとしているんですね、少し心がザワつきます。 水辺にハグロトンボがたくさん飛んでいる8月中旬。 10月に控える写真教室の下見のために広瀬川へ行ってきました。 今回は、仙台大橋の辺りから米ケ袋の河川敷公園付近まで、 徒歩でしか行けない道を巡ってみました。 仙台大橋から琵琶首丁の道標の前
猫不夜(ねこよらず)という植物がアゲハ蝶やクロアゲハとの出会いを作ってくれました。 夏も真っ盛りだし、ちょっと夏休みの観察気分で書いてみました。 大人になってから初めて肉眼で見た”蝶の羽化”。 目の前で蛹(さなぎ)から蝶が出てくるところを見たときには、ちょっと胸に迫るものを感じてしまい、大の大人が声を上げて喜んでしまいました。 それ以来、今年もまた見たいなと思うようになりました。 きっかけは猫不夜(ねこよらず) 猫たちの糞にどうした事かと悩まされていた2年前に、 妻が見
先日、石原貴洋監督作品、”大阪少女”を鑑賞しました。 題名からして軽い感じの映画だと勝手に思っていたのですが、 観てビックリ。おかしくて、泣けて、考えさせられてと。とても見応えがある作品で、堪えきれず笑ってしまう感じがとても気に入りました。 これはぜひ、まだ観たことのない人のために紹介しておきたいです。 「悪い奴らから家賃の取り立てをする少女」という現実離れしつつも、解りやすい筋書きなのですが、 その演技が完璧すぎて見入ってしまう。 観ていて実に痛快で気持ち良いのです。
雨の日は雨音を聞きながら静かに”EU系”の大作映画が観たくなる。 昨日は"ひまわり"を鑑賞しました。 イタリア、ロシア、フランス、アメリカ合作の名作中の名作。 舞台背景はイタリアとロシアを跨いだものになっています。 今また同じ場所で、悲しい事が起きているのには、 どうも意味深いものを感じてしまいます。 ”ひまわり”はこの年齢になるまでに何度も観てきた名作ですが、 その時の年齢や時代背景によって、観る度ごとにいろいろなことに感化されてきた映画でもあります。 ”イタリア兵