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老いを憧れる/人生フルーツ

昨夜は映画「人生フルーツ」を鑑賞しました。
これで何度目でしょうか。
(ナレーションが樹木希林さんなのも最高です)
はじめて観たときはどちらかというと老後の寂しさを感じましたが、
そうではない。何度も観るうちに映画の意図が徐々に解って来る。

サブタイトルの”人生はだんだん美しくなる”が理解できてくる感じでしょうか。

とにかくこのお二人、かわいくてオシャレの一言につきる。
とくに奥さんの津端英子さんの笑顔がとても可愛らしくで惹かれます。
お二人の会話、やること、所作、日々の生活など、
所謂”生き方”そのものが魅力に溢れていて、
そして何より”人”をとても大切にされている。

やはり思うのは、
まぁきっとなれないとは思いますが、、、
私たちもこんな素敵な老夫婦になりたいということ。
(思うのは自由だよね)

この映画は睡眠に入る前に観ると、どうやら心にとても良いらしい(私の場合)
次の日は脳内であのBGMが流れてきて、なんとも心が整うような感覚になるから不思議です。
そして今日、noteにその純粋な気持ちを書き残している訳です。

ところで、
人の脳の細胞の数は生まれた時が最大数で、それが大人になるにつれ、いろいろと経験することで最適化されその数を減らしていくのだそうです。(と黒川伊保子先生の著書に載ってました)
中高年層の人の判断の速さは、良くも悪くもそういうことも起因しているので、私の様なオヤジ世代の場合、見るものへの新鮮味が薄れて「諦め」や「決めつけ」も起こりやすいので、注意が必要なのだそうです。
なるほどなと思った。
幼い頃は、新しいものは何を見ても新鮮な発見をした感覚があった。たしかにありました。
このお二人の暮らしぶりを見ると、まさにそんな素直で新鮮な心になれる気がします。
これって脳にもとても良い事かも。

時として私たちは”老いる”ことに怯え不安を抱いてしまいがちです。
少なくても私はそうです。
そんな風にメンタルが落ち込んだ時にはこの映画を。
そうすると「こういう生き方もあるのか!」と素直な気持ちになれる。
もしかしたら、その時だけ脳細胞が復活して増えているのかも知れませんね。

人生フルーツまた観ます。

最後まで見てくださりありがとうございます。




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