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【雪国ワーホリ日記】 東京で暮らす私が南魚沼に滞在したはなし。

 同じく北緯37度に位置するサンフランシスコとは全く異なる世界がここ南魚沼にはあります。豪雪地帯として半年近くものあいだ雪に覆われるこの地。縄文時代から雪と苦楽を共にしてきた数千年の歴史が、人間と雪が共存する知恵を授け、今もなお太古の教えが生活に根付く文化圏。
 景色や文化、生活、人など “異日常” 溢れるこの雪國・南魚沼で、暮らしながら学ぶプログラム「雪國ワーホリ」。実際に訪れている若者の声を届けていく企画連載「雪国へ、ゆく」が始まります。

今回は,松本 結衣(まつもと ゆい)さんの滞在記を紹介します。東京都で生まれ育ってきた松本さんが江戸っ子の目線で見た雪国情緒あふれる南魚沼市でどう過ごしたのか,ぜひお楽しみ下さい。

松本 結衣(まつもと ゆい)
東京都 / 順天堂大学保健医療学部理学療法学科

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居心地がいいから住みやすい、住みたい

東京で生まれ東京で育った私は、いわゆる"都会っ子"なのだと思います。

そんな私が普段生活していて思うことは、
"地方に興味のある学生は想像よりも多い"
ということ。

都会っ子の私目線でそんなヒトへ、南魚沼を伝えます。

なべ

居心地がいい町、南魚沼。

今まで私は、その場所へ行く・住む理由として「利便性」が一番重要だと思っていました。

 • だって東京は交通の便も買い物も困らないから。
 • それを普通だと思っていたから。

興味はあるけれど、一歩止まってしまう理由はそれではないでしょうか。ただ、私は南魚沼に行って気付きました。

ーー "居心地の良さ" が住みやすさを作っているのだと。

ここで住みやすさと利便性は同じ軸で考えてはいません。

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"辺りを明るくする雪の景色に惹かれ、
温かく迎えてくれる町の人に惹かれ、
南魚沼を拠点とする企業にも惹かれる”

”若者にこのような体験をさせてくれる環境にも、
ここで出会った友人にも、
ここへ呼んでくれた友人にも惹かれる”

そんな環境に滞在した結果、もう1つの居場所を見つけたような気持になりました。

居心地がいいというか、ホッとするみたいな。

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「都会に便利さでは負けるけど、趣、景色が好き。」

共に滞在した新潟出身の友人が言っていたこと。
きっと私が南魚沼に居心地の良さを感じている理由も同じだと思います。

南魚沼の自然に心が浄化されている。

私はこの自然を、南魚沼を大切にしたい。
そして知ってほしい。そう思います。

利便性があるから住みやすいのではなくて
居心地がいいから住みやすい、住みたいって思う。

住みたいって意思があれば移動も買い物もそんなに大きな問題ではないと感じた滞在でした。

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今後、東京での生き方も少し変わってきそうです。

なんだかホッとする雪の町、南魚沼。

まず心のままにふれてみませんか。

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