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国別女性労働参加率第1位は??🙄


令和2年 経済財政白書より一部抜粋

<女性の就業と出生を巡る課題と対応>

・日本の女性労働参加率は2013年以降に上層テンポを加速。

(15~64歳)直近は、1位はスウェーデン。2位はドイツ。3位は英国。4位は日本。5位はアメリカ。

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クエスチョン?🙄

何故、スウェーデン1位なのでしょうか?

調査会社「イプソス」が2014年に発行した「イプソス Global Trend 2014」のなかに、 スウェーデンとフランスにはある共通点があることを発見した。 「『女性の社会的役割は良き母、良き妻であることだ』という意見に同意しますか」という問いに対し、 「そう思う」と回答した割合が最も低かったのは、スウェーデンで9%。次いでスペインが11%、フランスが15%という結果が出ている。

男性の役割と女性の役割に差がない、という認識があるか否か。この認識こそ、就業率の高さと紐づけて考えることができそうだ。

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<高見幸子>👸👩‍🦱👩‍🦰
1974年よりスウェーデン在住。15年間、ストックホルムの基礎学校と高校で日本語教師を務める。1995年から、スウェーデンへの環境視察のコーデイネートや執筆活動等を通じてスウェーデンの環境保護などを日本に紹介。2000年から国際NGOナチュラルステップジャパンの代表。現在、顧問として企業、自治体の環境ファシリテーターとして活動中。共著『スウェーデンは放射能汚染からどう社会を守っているのか』(合同出版)など

以下は、高橋さんの記事の一部抜粋。

その理由は、歴史にあります。スウェーデンでは、日本のように、夫が給料を妻に渡し、妻が家計の管理をするという習慣がなかったのです。スウェーデンの夫は、家の経済的な権限を女性に渡すことはしませんでした。

主婦は、無報酬で家事、育児をする女性にすぎず、社会的な地位もなく、男女間の不平等への不満が女性の間に高まったのです。そして、今では、男女が平等に家事・育児をシェアすることが当然だというオピニオンになっているのです。

では、スウェーデン女性はどのような仕事に就いているのでしょうか。

一番多い女性の職種は、保育と医療、福祉、教育の分野です。かつて、女性が家庭でしていたことの延長線の仕事を選んだといえます。つまり、女性が働くようになると保育士や高齢者福祉センターで介護士の仕事が必要になったので、まずそれらの職種についたのです。

そのほか、看護師、教師という仕事も女性が独占的です。また、自治体に保育、教育、高齢者福祉の管轄の責任があるので、その関連の自治体での事務や専門職にも女性が多く働いています。また、レストランやホテルなどのサービス業も女性が多いです。スウェーデン女性が自己実現しているといっても、大企業で華やかな職種についている人や、芸術家が多いわけでは決してありません。



僕の想定以上に日本の女性労働参加率は高かったです。

最後まで、読んで頂き有難うございました。




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