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いとうゆうか(ヒミツミ)
2020年7月30日 02:19
こんにちは、演劇ソムリエのいとうゆうかです。2017年、私が大学2年のとき、「現代日本における公共劇場の役割」というテーマで観劇をしていました。というのも、大学で観劇助成金をもらうため。観劇助成金をもらえる対象者に選ばれたら、1本400字程度のレポートを提出する必要があった。その一連の観劇レポートのひとつに、2017年8月18日にシアタートラムで上演された、『チック』という作品で書いた
2020年5月12日 18:06
※この記事は、筆者が大学3年次に大学の授業でレポートとして提出したものを修正したものです。「メロドラマ的道徳律」を軸にミュージカル映画を考察するという講義に準拠しています。無断転載や剽窃はご遠慮ください。本稿では、2007年の映画『ヘアスプレー』について、「人種差別」「自己肯定」「相互受容の革新性」という3つのキーワードに基づき、メロドラマ的道徳律を考察していく。まず、1つめのキーワード「人