そうなんです長男です 主導権をとる返事
中二の長男。
「お風呂を沸かしてきて」と頼んだら
「いいよ」という返事。
「シャッター閉めて」
「いいよ」
「皿を並べて」
「いいよ」
そう言えば、長男の返事はいつも「いいよ」なのです。
「お茶を買ってきて」
「いいよ」
「テレビ付けて」
「いいよ」
「洗濯物たたんで」
「いいよ」
なんだかさわやかな感じを受けるのは、わたしだけでしょうか。
そこで、なぜそう感じるかを考えてみました。
「いいよ」は、「許可する」と同意です。つまり、「洗濯物をたたんでというお願いをぼくは許可した」ということにならないですか。相手の希望やお願いを、ぼくは叶えることを許可しました、と。
なんて上から目線。でも、そこには自分の意思が働いているように見えます。そして、主導権は、長男の側にあるように思えます。
長男が、なんだかさわやかな感じなのは、この「いいよ」のせいかもしれません。
「ぼくがしてあげる」という感じに聞こえます。
「洗濯物たたんで」「わかった」
だと「理解した」「了承した」感じです。言われたことをしました、では従属感があります。
「いいよ」がさわやかな感じがするのは、わたしだけでしょうか。
「いいよ」
やってあげてもいいよって、主導権はこちらにありますよね。相手から主導権を取り戻す、長男の「いいよ」。
わたしも職場で言ってみようかな、さわやかに。
「ああ、いいですよ」
そうなんです、長男は。
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