株式会社Mutual 公式note

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「より多くの人に豊かさをもたらす資本市場を共創し、社会に貢献する」 というミッションを掲げる株式会社Mutualの公式noteです。 投資家へのお役立ち情報情報や企業分析レポート、決算説明会・IR取材の書き起こし記事等を掲載しています。

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最近の記事

【書き起こし】IRインタビュー_フーディソン代表取締役CEO山本徹さん

今回、株式会社フーディソンの代表取締役CEO山本徹さんにIRインタビューを実施してきました。本記事では、そのインタビューの書き起こしを公開いたします。 インタビューの動画は、以下よりご覧いただけます。 また、同社の深掘りレポートはこちらです。 吉田:本日はお時間をいただきありがとうございます。今日はフーディソンさんについて、私からIRの観点で山本さんにお伺いしていきたいと思っています。山本さん、よろしくお願いいたします。 山本:よろしくお願いします。 創業経緯について

    • 【書き起こし】IRインタビュー_フォースタートアップス代表取締役社長 志水雄一郎さん

      今回、フォースタートアップス株式会社の代表取締役社長 志水雄一郎さんにIRインタビューを実施してきました。本記事では、そのインタビューの書き起こしを公開いたします。 インタビューの動画は、以下よりご覧いただけます。 また、同社の深掘りレポートはこちらです。 吉田:皆さんこんにちは、決算ハックTVのお時間です。 本日は証券コード7089フォースタートアップス株式会社代表取締役社長志水雄一郎さんにお越しいただきました。志水さん本日はよろしくお願いいたします。 志水:よろしく

      • 【7114】フーディソンのリサーチレポート

        今回は、「生鮮流通に新しい循環を」というビジョンを掲げ、飲食店向けに鮮魚をはじめとした食材を販売する事業等を展開するフーディソン(以下、同社)を取り上げたいと思います。フーディソンという社名の由来は、「フード×エジソン」で、食産業に革新をもたらすという意味が込められているようです。 同社の現在の注力ドメインである「水産業界」は、外部環境の変化により様々な課題が表出している業界であり、それら課題を解決するための規制改革等も行われています。 同社のビジョンや事業内容等を理解するた

        • 【7089】フォースタートアップスのリサーチレポート

          2021年10月に発足した岸田政権は、「新しい資本主義」という主要政策を掲げ、賃上げや企業の投資意欲活性化等を通じて、新時代に相応しい経済社会の創造を目指しています。 この「新しい資本主義」で掲げられている「成長戦略」の中に、「イノベーション人材の育成強化」や「スタートアップ・エコシステムの構築」があります。日本のスタートアップを盛り上げることで経済社会を活性化するということに、国を挙げて取り組んでいるわけです。 このような環境下で、スタートアップエコシステムの強化に大きく

        【書き起こし】IRインタビュー_フーディソン代表取締役CEO山本徹さん

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        • 社長ブログ
          10本

        記事

          SHIFTのIR資料は何がすごいのか

          だいぶ遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。 年始早々震災や飛行機事故等ネガティブなニュースが続いており、今年は少しブルーな気持ちでのスタートとなってしまいました。震災によりお亡くなりになられた方、事故によりお亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。日々生きていられることに感謝しながら、我々も少しでも社会にインパクトを与えられるような存在になるべく、今年も邁進していきます。 さて、今年1本目の記事は、SHIFTのIR資料を取り上げたいと思い

          SHIFTのIR資料は何がすごいのか

          「IRのプロ人材」を量産するために何をすべきか

          こんばんは。Mutualの吉田です。 2022年のIR系ACには、参画していないにも関わらず打ち上げには参加するということをやっていましたが、今年は参画することができました。笑 noteの三浦さんからバトンを引き継いだので、今回のIR系ACでは、「IRのプロ人材を量産するためにはどうすればよいか?」というテーマで書いていこうと思います。 なぜIRのプロ人材の量産が必要だと考えるのか?日本ではコーポレートガバナンスの重要性が叫ばれ始めて久しく、ここ最近では政府が「資産運用立

          「IRのプロ人材」を量産するために何をすべきか

          公認会計士×IRというキャリアのススメ

          みなさまこんにちは。 今までアドベントカレンダーに参画したことがなかったのですが、今年はなんと公認会計士とIR系のアドカレに参画することになりました笑 「勢いでエントリーしてみたものの、何を書こうか、、」と色々悩む中で、公認会計士のキャリアについて考えていました。 公認会計士は、会計監査という独占業務を実施することができる国家資格でありつつも、非常にキャリアの選択肢が広いことで知られています(多分)。 パッと思いつくものを挙げるだけでも以下のようなものがあります。 監査法

          公認会計士×IRというキャリアのススメ

          【書き起こし】Finatextホールディングス_決算アフタートークイベント

          2023年8月15日、FinatextホールディングスCEOの林さんとの決算アフタートークに参加してきました! 今回は、本イベントのトーク内容の書き起こしを公開します。Finatextホールディングスのユニークネスや強みが垣間見える学びの多い会だったので、ぜひご覧ください! 当日のトークイベントはこちらからお聴きいただけます。https://twitter.com/i/spaces/1lPKqBOnMzAGb?s=20 なお、「そもそもFinatextホールディングスって

          【書き起こし】Finatextホールディングス_決算アフタートークイベント

          【4419】Finatextホールディングスのリサーチレポート

          はじめに今回は、「金融を”サービス”として再発明する」というミッションを掲げ、日本の金融業界の変革に挑むFinatextホールディングス(以下、F社)の分析レポートを書いていきます。 F社に関しては直近でも多くの方が言及されているので改めて取り上げるか少し迷いましたが、この会社の事業ドメインのユニークネスや高い参入障壁、社員を大切にする企業文化等が非常に興味深く、学びになる部分が多くあるため、今回レポートとして取り上げることに決めました。 2021年12月に上場して以降

          【4419】Finatextホールディングスのリサーチレポート

          【9253:スローガン】2023年2月期 第3四半期決算説明会(書き起こし)

          PDFバージョンはこちら 今回の決算説明会におけるハイライト創業者である伊藤氏は、2023 年2月期定時株主総会の終結の時をもって任期満了で退任予定。2023年3月からは、新たに現COOの仁平氏が代表取締役社長に、現CFOの北川氏が取締役副社長に就任予定 なお、伊藤氏は退任後、会長職や取締役に就任する予定はなく、顧問やアドバイザー等としてもスローガンに関与しない予定 このサクセッションプランは7〜8年前から準備されていたものであり、徐々に権限委譲を進めていたことから、事

          【9253:スローガン】2023年2月期 第3四半期決算説明会(書き起こし)

          セーフィー佐渡島社長へのIRインタビュー(書き起こし)

          吉田:皆さまお久しぶりです。今日はなんと、超大物ゲストにお越し頂きました。証券番号4375、セーフィー株式会社、代表取締役CEOの佐渡島隆平さんにお越し頂いております。本日はどうぞよろしくお願い致します。 佐渡島隆平氏(以下、佐渡島):よろしくお願い致します。 吉田:今回弊社からセーフィーさんの分析レポートを書かせていただいたのですが、それにあたって出てきた疑問点や佐渡島さんにお伺いしてみたいことが出てきたので、今回色々聞いていきたいと思います。レポートはこちらをご参照く

          セーフィー佐渡島社長へのIRインタビュー(書き起こし)

          【4375】セーフィー(リサーチレポート)

          はじめにセーフィー株式会社(以下、同社)は、2014年10月に設立された会社であり、「映像から未来をつくる」というビジョンのもとクラウドカメラ*1の販売と、クラウドカメラで撮影された映像を通じたソリューションの提供を行っている。 2021年9月に、本邦初となるコーナーストーン投資*2のスキームも導入しながら東証マザーズへ上場を果たし、設立から僅か7年であるにもかかわらず、一時は時価総額が2,000億円近くまで上昇した。 これほどにまで注目を集めていた同社だが、2022年に入

          【4375】セーフィー(リサーチレポート)

          再生医療事業を手がけるセルソースが圧倒的な成長を遂げている理由

          バイオベンチャーと聞くと、事業の不確実性が高く、株価のボラティリティも大きくなりやすいという理由でなかなかポートフォリオに組み込みづらいと考える投資家は少なくないと思います。 しかしそんな中で、創業以来ずっと黒字を出しながら、驚異的な成長を遂げている珍しいバイオベンチャーがあります。再生医療の領域で事業を展開するセルソースです。同社の売上高と営業利益のグラフを見ると、バイオベンチャーとは思えない推移となっていることが分かります。 また、株価の推移を見ると、2019年10月の

          再生医療事業を手がけるセルソースが圧倒的な成長を遂げている理由

          【9253:スローガン】2023年2月期 第2四半期決算説明会(書き起こし)

          今回の決算説明会におけるハイライト2023年2月期第2四半期の売上高は前年同期比8.7%、業績予想比96.9%と概ね計画通りの進捗。営業損益は主に販管費の節減により期初計画を達成 2022年2月期の通期連結業績予想数値を下方修正 要因①Goodfindの2024年卒向けサービスの受注進捗遅延 2023年卒会員の利用率低下に伴いマッチング数の期待割れが発生し、2024年卒において既存顧客からの継続発注金額が減少 これに対して、学生の行動変容を生み出すコンテキスト及びコン

          【9253:スローガン】2023年2月期 第2四半期決算説明会(書き起こし)

          シダックスで今何が起きているのか?全容を整理してみた

          8月29日、オイシックス・ラ・大地下部市域会社(以下、オイシックス)が、シダックス株式会社(以下、シダックス)に対するTOBを開始したことを公表しました。 これは、2019年5月17日にシダックス創業家とユニゾンファンドの間で締結されている株主間契約書において、「創業家がユニゾンファンドに対し、ユニゾンファンドが所有するシダックス株式の全部を創業家又は創業家が指定する者に対して売却するよう請求できる権利(以下、「本売却請求権」)」が定められていたところ、 2022 年6月 2

          シダックスで今何が起きているのか?全容を整理してみた

          エムスリーはなぜ赤字を掘らずに継続成長できるのか?

          昨年までの数年間は、赤字を許容しながら売上成長を追う会社が多く存在していました。そのような会社を受容し、とにかく売上高の成長率に着目して投資判断を行っていた投資家も増えていたし、IPO時にPSRでバリュエーションを行う事例も散見されました。 しかし、今年に入ってからは投資家のスタンスがガラッと変わったと言われています。米国でのインフレや世界的な資源高等の外部要因が大いに影響しているかと思いますが、「やはりちゃんと利益を出す会社に投資しよう」という風潮が強まっているのは明らかで

          エムスリーはなぜ赤字を掘らずに継続成長できるのか?