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テレワークによる身体の不調の改善方法

今回のテーマは、テレワークによる身体の不調の改善方法についてです。
この記事は、1800文字程度です。

結論

身体の不調を改善するために
①朝、太陽光を浴びながら(窓際で可)の5~30分の足踏み運動をしましょう
②休憩時間にストレッチをしましょう
です。

身体の不調とは?

・腰痛
・肩こり
・精神的なストレス
・睡眠不足
など様々です。

オムロンヘルスケア株式会社様では、「テレワークとなった働き世代へアンケート」を行っています。約3割の人が、「肩こり」「精神的なストレス」「腰痛」を感じていると報告されています。


なぜ、テレワークにより身体の不調が起きるか?

・腰痛&肩こり

同一姿勢でいることが多い、姿勢が悪い、運動不足など

・精神的なストレス&睡眠不足

運動不足、太陽光を浴びていないなど

なぜ、姿勢や運動不足が原因で腰痛・肩こりを招くのか?

①筋肉内の血行不良

悪い姿勢で、長時間同じ姿勢でいると、同じ筋肉に負担がかかります。筋肉に・ずっと負担がかかっていると、筋肉内の血液の流れが悪くなります。血流が悪くなると、痛みを発生する物質が体内に放出されます。結果、痛みを感じます。また、同じ筋肉に負担がかかり続けると、筋肉は硬くなり、肩こりとして自覚します。

②運動不足により、痛みを感じやすくなる

人間の身体は、運動をすることで、痛みを感じにくくする働きを持っています。しかし、テレワークにより、運動量が圧倒的に減り、痛みを感じにくくする働きを有効活用できません。結果、痛みを感じやすくなります。

なぜ、運動不足、太陽光を浴びないことで精神的なストレス、睡眠不足を招くのか?

①幸せホルモン「セロトニン」が分泌されない

セロトニンは、
・朝、太陽光を浴びること
・リズム運動をすること
で分泌されます。テレワークでは、自宅内にいるため太陽光を浴びる機会が少なく、通勤がないため歩く量(運動量)が低下します。結果、セロトニンの分泌が減ります。


セロトニンには、精神を安定させる作用があります。セロトニンの分泌が少ないと、精神状態が不安定になります。普段だと、イライラしないことでもイライラしやすくなります。結果、ストレスが溜まります。


セロトニンは、夜メラトニン(睡眠の質に影響するホルモン)に変換されます。メラトニンが多いと睡眠の質がよくりますが、少ないと浅い睡眠になります。セロトニン量が少ないことは、メラトニン量に直結します。よって、睡眠の質低下を招きます。

②精神的なストレスと睡眠不足がお互いに悪影響を及ぼす

精神的なストレスがあると、眠れなくなります。眠るときには、副交感神経(リラックス状態で働く)を活発にする必要があります。しかし、精神的なストレスがあると、交感神経(興奮状態で働く)が活発になります。結果、眠れなくなります。

一方で、睡眠不足になると、精神的なストレスが溜まりやすいです。睡眠不足では、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが増加します。コルチゾールの増加は、交感神経を活発にします。交感神経が活発になることで、コルチゾールの増加を招きます。コルチゾールが増加する悪循環が出来上がります。結果、慢性的にコルチゾールが高い状態になります。つまり、精神的なストレスがずっと溜まった状態です。

要するに、精神的なストレスと睡眠不足がお互いに悪影響を及ぼしているのです。

では、身体の不調(腰痛・肩こり・精神的なストレス・睡眠不足)をどう改善すればいいのか?

【改善するための2つの方法】

①朝、太陽光を浴びながら(窓際で可)の5~30分の足踏み運動
②休憩時間のストレッチ

【なぜ、上記で改善するのか?】

①朝、太陽光を浴びながら(窓際で可)の5~30分の足踏み運動
・体内時計がリセットされ、夜眠れるようになる。
・リズム運動でセロトニンの分泌増加
・運動で血流向上
・運動による痛みを感じにくくする機能の活性化

②休憩時間にストレッチ
・同一姿勢で、緊張状態にある筋肉を柔らかくできる。
・筋肉がほぐれることで、筋肉内の血流向上
・血流向上で痛みを防止

※ストレッチの部位は、肩甲骨周囲・腰椎・股関節がおすすめです。


まとめ

・テレワークにより、身体の不調を抱えている人は増加しています。
・身体の不調には、腰痛・肩こり・精神的なストレス・睡眠不足など多岐にわたります。
・身体の不調を改善するには、太陽光を浴びながらの足踏み運動、休憩時間のストレッチが有効です。

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