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10. MLMは向いてない人が大半です

こんにちはよしポンです。8回目に「ユニレベル」、9回目に「タイトルアップ制度」について説明しようと考えていましたが、作るのがめんどくさいので先にこちらの記事を紹介します。8, 9回目についてはいつか説明します(多分きっと、)。

1. MLMに向いている人

最初、私が思うMLMに向いている人について紹介しようと思います。個人差はあると思いますが、ザッとご覧の通りです。

・会社の経営者 (東大生などバックボーンのある人)

会社の経営者は、人脈を多く持っていることや会社の経歴をバックボーンにリクルート活動を行うため、信用されやすいのが理由です。たとえばですけど、堀江貴文さんや小栗旬さんがMLMやったら確実に儲かります。

MLMで上手くやっている人の大半はこれに尽きると思います。さらにダウンもリクルートする際に、その経営者を第三者として召喚できるため、リクルートに成功すればアップにも還元もされることから、win-win (?)ってところでしょうか。

肩書きも同様に、「東大生」や、「大学生経営者」・「フリーエンジニア」などそれとなく儲けていそうな肩書きを持っている人は情弱からしたら、何となく信用できそうな雰囲気を持ちますよね。

※実際この肩書きも実際は「架空」だったりしますけどね。

・資産家

資産家は、躊躇なく課金するというのが理由です。一般的にMLMはタイトルアップ制度を導入しており、月末までに規定の条件のポイントを満たすと、ランクアップすることができます。

・ランクアップするメリットは売上金の還元率が高くなることです。その月末にランクアップできなければ、翌月に持ち越しになります。ですから足りない分は自分自身で課金してセルフバックすることによって、ポイントを加算したくなるわけなんです。

アムウェイさんや、ニュースキンさんなど、高額な商品 (10万円以上) を自分で購入してタイトルアップする事例があります。人気フリーランスエンジニアのやまもとりゅうけんさんも、かつてアムウェイで、タイトルアップに足りない分は自分で課金していたそうですよ。

さらにセミナーや勉強会に課金するのも平気で厭わないです。経営者も含めて、お金に余裕のある人はアドバンテージが高い

・人心掌握術を持つ人(詐欺師体質)

何もバックボーンを持たずにタイトルアップしている人たちの特徴はこちらになります。彼らは喋りが上手いです。プロ級です。コロッと信じこませてリクルートします。よく言えば心理学研究家。悪くいうと詐欺師体質です。

とどのつまり、よほどコミュ二ケーションの上手い天才でない限り、不可能でしょう。

・メンタルの強い人

MLMの営業は断られてナンボの世界であり、リクルートに成功するのも結構難しいです。そんな中でも心が折れずに継続できる人がMLMの頂点に立つことができます。

・ MLMやっていることを誇りに思う人

四つ目はMLMをやっていることに誇りを持っている人です。日本においてMLMは残念ながらイメージが悪いです。

ですから堂々と、MLMをやっているとオープンにできる人はしつこく努力ができると思われます。たとえランクアップしなくて借金をこしらえようとも継続できるなら向いていると思います。

・女性

MLMをやっているほとんどの人が女性です。リクルートするにも女性だと何かと有利です。特に若くて美人の女性は男をコロっと騙して入会させます。

別に勉強しなくても、喫茶店に誘って丸め込みの上手い第三者につなげば楽ゲーです。

※補足するとMLMはABC方式といって、初心者は第三者につないで入会させるのが基本です。

2. MLMに向いていない人

続いてMLMに向いてない人の特徴です。いくつかのサイトで紹介されていると思いますが、僕なりに考えてみました。

・嘘の付けない人

MLMの世界においてリクルートする際には、「たったこれだけやったら儲かってしまいました。」「始めて半年くらいですが、月30万円ほど利益をあげています。」など、ハッタリをかますのが常識です。

いざ誘われて入会してみたら紹介者が始めて2年のベテランだったり、利益をあげていない人がざらです。こういったハッタリをかませられない人、嘘の付けない人は辞めるべきでしょう。

・課金できない人

どんなMLMの世界においても課金は当たり前です。グループに参加していると「強制参加ではない。」と謳っておきながら強制課金の同調圧力をかけてきます。その勉強会も高額なのがほとんどです。課金しないとどうなるかというと、干されます。

先ほど挙げた資産家であれば余裕で参加するでしょうが、一般のサラリーマンや主婦だったらあっという間にお金がなくなります。最悪借金をこしらえることになるでしょう。

・情弱 (勉強ができない人)

情弱は向いていません。なぜかと言えば、情報量が少ないので人を騙すことができません。MLMというのは基本的に押し売り営業です。

あれこれベラベラ喋って、相手を上手くまるめこむのが常套手段ですから、情弱は理解していないことがすぐにバレます。

・徹夜できない人

セミナーなんか聞いてみると、「睡眠時間を削ってでもリクルート活動はするべきだ。」と言ってくるトップリーダーがいたとしたら即刻辞めるべきでしょう。

頑張っている人は睡眠時間をのぞけば毎日稼働している人がほとんどです。でも、その多くは全然稼げていなかったりします。

理由は簡単で、雑用やダウンのレクチャーを強いられているため、自分のリクルート活動している暇がないからです。確実に心を壊すこと間違いなしでしょう。

・主婦 (バックボーンのない人)

MLMをやっているのは先ほど女性と言いますが、カテゴリー別に見ると主婦が大半です。主婦が成功しているように見えるのは、大体何かしらのバックボーンがあるかすごい大金を課金している主婦です。

では、普通の主婦はというとランクが一向に上がらずキャッシュフローする方々がほとんどです。さらに勉強会には出てみたものの、「成果が上がらないじゃん!」なーんてことはざらです。

基本的に勉強会というのはマインドセットアップや商品の紹介になります。だからどうやって儲けたかなんて簡単に教えてはくれません。

・日本人

理由は簡単で、日本人はMLMを毛嫌いしているからです。天下一家の会や年金たまご、オウム真理教が起こした事件や、小学校の家庭科の時間に「ハマってはいけない詐欺」の事例としてマルチまがい商法 (ねずみ溝) が紹介されています。

ですからねずみ溝リテラシーの強い日本人への勧誘はかなり難しいですし、やっている人たちも失敗しています。

これらを踏まえると、日本人は向いていないと断言できます。逆に外国人を相手にした方が確率は高いと思います。そのためには言語の壁を越えなければならないのが難点ですがね。

3. 結論: MLMは金持ちのビジネス

最後に私から個人的な意見を言いましょう。色々分析した結果として、一般人やバックボーンのない人にMLMは無理です。残念ながらピラミッドの頂点に立つ人々は裕福な状態から始めた人がほとんどです。

楽に稼げるビジネスほど実際は難しいです。自分で勉強するなり、聞き出すなり、課金するなり、継続するなりしないと無理です。逆にそれでも成功したなら人、私は尊敬します。MLMは株式投資と同じくらいむずゲーです。一方で全然利益の出ないクソゲーです。

しかし、MLMはタバコと同じように決して違法ではありませんから、絶対やるなとは言いません。これから始めたいと思っている人は下調べしてから、よ〜く考えた方が良いと思います。

不定期ですが、今後もこの連載を続けていきます。個人的にMLM自体は調べると面白かったりするので、私の記事をみて勉強していただければ良いかなと思います。

今回は長文になりましたが、次回以降もお楽しみください!





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