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【就活コラムvol.2】2つの自己分析

プロコーチの山田です。
一昨日から書き始めた就活コラムの2日目です。

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(前回記事)
■就活生向けコラムを書き始めます
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今回は、これまで100名以上の就活生の相談に乗った中で行き詰まっている人が多かった、自己分析について書きたいと思います。

これまで話をしてきた学生で多かったのが、下記のような悩み

>・自己分析して過去の経験について
>書き出してみたが、それが強みになるのか、私のなにを表しているのか言語化できない。


とりあえず「まずは自己分析だ」という周囲やマニュアルなどを見て、自分の過去を振り返ったものの、その目的や意味を問い始めて行き詰まった状況でしょうか。

悩みに対する僕の結論としては2つ

**<1>まず「自己分析」というものを1.人生のための自己分析/2.就活としての自己分析、の2つに切り分けて解釈する。 **

**<2>就活としての自己分析をする上では、まず興味ある業界・会社・職種で必要とされる能力・人間性を把握し、企業のニーズと重なる自らの情報を内省して見つけること。 **

という内容です
今回はその中でも1について記載したいと思います。


■「自己分析」を2つに分けて整理をする

<1>「自己分析」を
・人生のための自己分析
・就活としての自己分析

の2つに切り分けるという内容です。

自己分析の中では「自分が本当にやりたいことは何だろう」という問いを中心に、おそらく一生問い続けることになり、かつ解が必ずしも仕事ではない可能性もある問いに直面し、迷走してしまうことも多いのではないでしょうか。
(ちなみに僕は就活生時代、上記のような問いに埋没し、結果的に1年間休学(就職留年)せざるを得ない状況になりました笑)

僕が相談を受けてきた学生たちも、まずは自己分析ということで自分年表を書き始めたものの、「これはなんのためにやってるんだ?どこまでやればいいんだ?」という状況になってしまったようです。

作業のゴール、「なんのため」という目的、アウトプットを決めずに自分の人生を分析し始めても終わりがありません。
21年間の経験とその思考という大量の情報を扱うのだから、分析なんて永遠にできてしまいます。

そこでお勧めしたいのが、「自己分析」を
1.人生のための自己分析
2.就活としての自己分析

の2つに切り分けること。

本当にやりたいことは何だろう、自分はどのような人間なんだろう、という抽象度の高い問いへ答えようとする自己分析が「1.人生のための自己分析」。
一度自己分析の目的を「志望度高い企業から内定をいただくこと」と置き、そのために必要な情報を内省してみつけるのが「2.就活としての自己分析」。

界隈では「2.就活としての自己分析」に傾倒している学生に対して否定的な意見が溢れている印象がありますが、100%傾倒するのではなく、3:7くらいの意識バランスで自己分析に取り組むのが良いように感じています。

特にあまりアウトプットの機会なく「自分がしっくりくる感覚」をゴールにしている学生は要注意。
まずは2つに切り分けて認識し、成果を意識しながら就活としての自己分析に時間を割いていくのも大切かもしれませんね。

ご覧いただきありがとうございました。
また明日は就活としての自己分析の考え方についてはまた明日書こうと思います!

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