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【らんまん】ドクダミのにおい 5/9感想【第6週・ドクダミ】
「らんまん」第27回感想です。
万太郎と竹雄は下宿先を探し回りますが、大量の荷物を理由に断られ続けてしまいます。
そこで谷中神社へ立ち寄り、良い家が見つかるようにとお参りをしますが、そのすきに、トランクに入った大切な植物標本を盗まれてしまいました。
「谷中神社」どこにあるのかな…? と検索してみましたが、見つかりませんでした。谷中にはお寺がたくさんありますね。また近辺には諏方神社や根津神社などがあります。
谷中霊園(天王寺墓地)には、牧野富太郎のお墓があります。
2人は質屋で無事トランクを取り戻しますが、肝心の標本は入っていませんでした。質屋にトランクを持ち込んだ客が「クサ長屋」の住人だと知り、2人は長屋へ向かいます。
長屋周辺には独特な?においが漂っていました。万太郎はすぐに、ドクダミのにおいだと気づきます。このドクダミが「クサ長屋」の名前の由来ですね。「草長屋」だけでなく「臭長屋」の意味もあるのかもしれません…。
我が家の周辺も今まさに、ドクダミだらけです。万太郎は、ドクダミが生えるのは「日が当たらない証拠」だと話していましたが、うちでも北側や木陰など半日陰になる場所に、ビッシリ生えています。「クサ住宅」と呼ばれないうちに、早く草取りをしなければ。。
牧野富太郎は、『植物知識』という本でドクダミのことを書いています。
ドクダミと呼ぶ宿根草があって、たいていどこでも見られる。人家のまわりの地にも多く生じており、摘むといやな一種の臭気を感ずるので、よく人が知っている。また民間ではこれを薬用に用いるので有名でもある。
とある通り、ちぎるとにおいがしますが、生えているときには、それほどにおわない気がします(慣れて感じないだけかも??)。「クサ長屋」では、踏みつけられたり、草取りでちぎったりして、におっているのかもしれません。
牧野富太郎が書いている通り、ドクダミは臭いだけではなく、役に立つ草でもあります(以下は手前味噌ですが、以前ドクダミチンキを作った時の記事です。今年も作ろうかな…?)。
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