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「言葉のセレクト」を究極まで研ぎ澄ませたいという衝動

ここ数週間、私の配信頻度がガタ落ちしている。
理由は(私の中では)明確なので「まあしょうがないよね」と思いつつ
「SNSやブログの発信で親しみを持ってもらい、お申し込みにつなげましょうね」って有料で喋っている私としては、この状態はちょっとマズイ。爆

そう、有料セミナーは出来るの。だってあらかじめ原稿作っておいて、それを話せばいいんだもん。世に出す前に、いくらでも見直し、修正ができるんだもの。「言葉のセレクト」を自分のペースでベストな状態にもっていってから世に出せるのは、私の中では絶対的な安心感だった。

「私が喋ると嫌われる」という思い込み

子どもの頃から、思ったことはすぐに口に出してしまう性格だったので人間関係にはかなり苦労した。
今思えば、「そうよね、そんなこといきなり言ったら相手はびっくりするじゃん」って思うよ。
相手は自分とは価値観も成育歴も体質も違うんだから、感じ方が違って当然なんだけど、それを自分の中に落とし込めるようになるまでは「自分が言葉を発すると相手を傷つける」「自分の言葉はナイフのようだ」ってずっと思っていたのね。

でも、私は、他人を傷つけたいわけじゃない。

自分も他人も傷つけずに、この地球上に自分の居場所を確保するには「自分の言葉を封印する」ということしか当時(15歳くらい)の私には方法が思いつかなかった。

「書く」表現は安住の地

というわけで、他人としゃべることを最小限に減らしたい私は「書く」ということに活路を見出すようになる。
本当は、絵を描いてマンガで表現したかったのだが、絵心に関しては「喋る」以下の才能しかないということにめちゃくちゃ早い時点で気が付いて、さっさと放棄することになる。爆

なので、文字で自分の内面を表現することでしか方法がないと思っているから文字発信多めだし、必然的に多少は上手くなるよね。
でも、めっちゃうまいとは思っていないし(天狼院ライティングゼミの掲載確率は5割だったしさw)、分かりやすい文章を書くことには定評はあるけど私自身はまだまだ自分の文章に納得がいっていない。
それでも私は手帳に、モーニングページに自分の言葉をつづっている。それは私が食事を取っているのと同じくらい「生きるために必要なこと」なのだと思っている。

ちょっとした違和感

いや、今でも「書く」ことは安住の地だし、毎日少しでも書くことで筋トレと同じく「ゆっくりと発達する」ものだと思っている。

しかし、私が本当にやりたいことはここだったのか?

というサインが出ていることに気が付いたのも、間違いなくモーニングページである。

きっかけはYouTube

もともと、私はSNS発信のコツを伝えていることもあり、YouTubeも多少は知っている(ただし、私はYouTubeは全く得意ではないし、私のお客様も初心者が多いのでYouTubeを勧めてはいない、ただ、知識としては無いと困るので多少は知っているという理由)。

YouTubeというのは、その人の閲覧履歴に関連するもので視聴回数が増えている動画が「おすすめ」動画として表示される。もちろん、同ジャンルならば視聴回数が多いもののほうが「おすすめ」になりやすい。
そして、YouTubeは「おすすめ」からその動画の存在知る人も多い。(これは、他のSNS以上にその傾向が顕著であるように感じる)

以前より、私はあるタレントさんの「見せ方」に注目して、どこがすごいのかを勝手に分析してた。
というのも、SNSで発信するのに「ブランディング」(=見せ方、セルフプロデュース能力)は重要なファクターだと思っている。
ちなみに、私がつい先日アメブロに書いた記事は、今回のnote記事での一連の流れ念頭に置いて書いているw

SNSやブログであなたのことを知った人は、SNSやブログの投稿でしかあなたのことを知らない。SNSやブログの投稿で抱いた印象が、SNSやブログで見かけるたびに「濃度が濃くなって上書き」されていく。見るたびに印象が強くなっていくのだ。(それを「ザイオンス効果」といいます)

だから、自分のキャラクターとサービス(商品)を把握して、それに合った形での発信を続けていくのがいいと思っている。もちろん、20年前のアイドルのように「キャラを作りこむ」必要は全くない。
最近は、アイドルもSNS発信が浸透していることから、キャラを作りこむより「素」を出して、そこに共感を得る手法のほうが増えてきている気がする。

…なーんてことを考えていたら、私のYouTubeのおススメがタレントやアイドルなどの「芸能人」のものばかりになってしまった。爆

数週間前、とある人のYouTubeを「おすすめ」から発見。その人に関しては名前しか知らなくて1㎜も興味が湧かなかったのに、たまたま彼のトークを聞いて驚愕したよね(ワイヤレスイヤホンつけっぱなしで作業してたので、止めるのがめんどくさくてたまたま聞いていたという…)。
ホント、私がいくら説明しても理解してもらえる自信が無いくらいの細かいところなんだけど、この言葉のセレクトが瞬時に出来るってすごすぎる!私もこれが出来るようになりたい!!って思ってしまったのだから仕方がない。爆

「クレバーであること」に対する異常なまでの執着

もともと私は、クレバーな人が大好き。同性の場合はそこは気にしないでフィーリングが合えば普通に仲良くするのだが、異性の場合は「クレバーである」というのが私の興味アンテナが立つかどうか、はっきり分かれる決め手になっている。

10代の頃からそれは自覚していたようで、「結婚相手は、自分より頭の回転が速い人でなければ嫌」と豪語する生意気な女子高生だったwww
いやもう、本当に露骨ですみませんでした。と、私が10代に知り合った男性の方に謝って回りたいくらい。本当にひどかった。今はさすがに大人になったので、どんな人でもある程度は普通に接しますよ(当たり前だ)。

私自身がクレバーかどうか、頭の回転が速いかどうか…はどうでもよかった。「私より頭の回転が速いかどうか」だけを瞬時に見極めていた。
と同時に、私自身が「クレバーでありたい」ことに対する異常なまでの執着がある(これは現在進行形)。

何で私が「クレバーでありたいということ」に執着するのか、ということにも今回の件で改めて気づかされた。
私の中では「本当に頭がいい人」の定義が以下のようになっているからなのである。

・頭の回転が速い
・場の空気を察し、絶妙なタイミングで話し手と聞き手を使い分けられる
・言葉のチョイス(敬語とタメ語を瞬時に使い分けられる)
・話題性が豊富で飽きない

そして、それを実現するには、自分の長所も短所もまるっと受け入れられる必要がある。(これを私は「自分に対して降参する」という表現でノートに書いているw)
これをやるには、メンタルを整えるだけじゃだめなのよ。「身口意が一致すること」って大事だなと常日頃から考えているんだけど、メンタル整えるには身体を整えるのと同時進行じゃないとってことに今更気づいたんだよね。で、私には決定的にアレが足りないから不安定になるのであって、アレが足りないのにいくら頑張ったところで、そりゃー私が望む「クレバーな人」にはどうあがいてもなれなかったわけだということよね。

身体の不安定さと心の不安定さはリンクする?

私は「リアルな言葉」を30年封印してきた。とっさに言葉を選ぶことに対する異常なまでのコンプレックスをひた隠しに生きてきた。
私が本音を喋ると周りから人がいなくなると思い込んでいた。でもね、これは私の性根が腐っていたわけでも先天的な欠陥人間だったわけでも、最近ちょっと片足入り始めた更年期のせいでもなく、「私の人生ずっと鉄が足りなかった」のだと体感して笑いが止まらなくなっているw
ホント、思春期の人は鉄を摂ったいいぞマジで。日本人の「理想体型」はやせすぎだから、そんな理想はさっさと捨ててタンパク質も摂って糖質減らしてしっかり動く身体を作った方がいい。30年前の私に教えて人生やり直したいわ。マジでw

ここに気が付いてからだよね。今までは自分から出てくる言葉が不安定過ぎて自信を無くしていたけど、自分が安定すると発する言葉も安定してくるんだということに今更気が付いたよね。何でYouTube聞いてただけでそんな気づきが得られたのかは謎だけどw

恐怖と覚悟の狭間

人間って、なんで変わりたいと思ってもそう簡単に変われないと思う?「変わることで今より悪くなる可能性」を捨てきれない恐れからなんだよね。「変わろうとすることで今より悪くなる可能性があるなら、すこし不便でも今のままのほうがいい(=対処法を知っているので必要以上にダメージを受けなくて済む)」というのを無意識のうちに感じ取ってしまうのよ。傷つかずに生きようとしたいなら、変わりたいという気持ちを捨てないといけない、といっても過言ではないよね。

だから、今、私が、モーニングページ(注:毎朝の書き出しワーク)に書いた「リアルタイムの会話力、言葉のセレクトを究極まで研ぎ澄ませたい」なんて何言ってんの私、って感じですよ。

だって、今までそれを避けて通ってきた…いうならば、今まで「会話内に本音を出すこと…それを避けて普通の人間っぽく生きていくにはどうしたらいいのか」を追求して生きてきたんだもの。

どうするの?どうするの私?

というわけで、 #アーティスト・ウエイ   という本当の自分を見つめなおすメソッドが書かれている「ずっとやりたかったことを、やりなさい」という本を読んで、「 #モーニングページ 」という書き出しワークを日々重ねていくと、想像もしないことが出てきてなんか面白い、という話です。

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