【2020年9冊目】スタンフォード式 疲れない体
久しぶりの本紹介です。
というのも、ここ数ヶ月、重たい洋書を2冊同時に読んでいて、冊数としては全く進んでいないためです・・・
まもなく読み終わるので、ぜひそちらのレビューもお楽しみに♪
(ちなみに、どちらも誰もが知っている本です)
さて、そんな中私がこの本を手に取った理由としては、
自粛期間中、家の机で作業して、もの凄く肩が凝った
からです。笑
GWが明けて、久々に営業再開した行きつけの接骨院にお邪魔したのですが、
「なんですかこの肩は?」と言われてしまいました・・・
以前から睡眠や回復についての本に興味はありましたが、なんとなく手に取るくらいで買うことはなかったのですが、今回買ってみました。
この本のポイントは2つあります。
1、まず非常に読みやすい形式となっている
そもそもなのですが、この本自体、読むにあたって「疲れない」書き方がされています。
文字が大きくて読みやすく、太字や色つきのマーカーがあらかじめ引かれているなど、一瞬で読み終わってしまいました。
2、腹式呼吸ではなく「腹圧呼吸」せよ
この本の大テーマがこれです。腹式呼吸ではお腹を凹ませますが、腹圧呼吸ではお腹を膨らませます。それによって腹圧が高まり、体全体が正しい姿勢をとるようになり、結果として疲労が溜まりにくい生活を送ることができる、というものです。
ちなみに、正しい姿勢とは、
耳と肩が一直線上にある姿勢(右)
とのこと。私はこれが全くできていませんでした。本を読むとき、パソコンをするとき、勉強するとき、すべて肩が丸まり、さらに首が前に突き出るような姿勢をとっていました(要は猫背ですね)。
この本を読んでからは、この正しい姿勢を意識しています。結果として、肩のコリも少しずつ治ってきました。
また、以下に腹圧呼吸のやり方を簡単に載せておきます。
1、お腹を膨らませながら、鼻から息を吸う
2、そのお腹の膨らみをできるだけ保ったまま、口から息を吐く
3、この時、横隔膜(みぞおち辺りにあります)がお腹を下に押しつぶしているような感覚を得る
4、その腹圧を保ったまま、胸から上でハッ、ハッ、と呼吸する。
その他、私がなるほどと思った点をいくつか挙げていきます。
・腰の痛みは、腰自体の疲労ではなく、どこかの疲労部位をカバーした結果、腰に痛みがきていることが多い。
・人間は本来動くために体が作られている。疲れているからといって、一日中動かないでいると、さらに疲れが溜まってしまう。
⇨適度な運動で、脳と筋肉への血流を促し、酸素を届けることが大事。
⇨私はこれを普段からすごく実感しています。20時頃仕事でクタクタになって帰宅したとして、そのまま寝るよりも、ジムに行って運動してから寝たほうが、翌朝数倍スッキリして起きられます。
・入浴はベッドに入る90分前までにする。
⇨私は以前寝つきが悪い時期がありましたが、このせいだったのかなと合点。寝る直前のお風呂となってしまった時は、シャワーのみにするようにしました。
・睡眠時間の確保は大前提。さらにその質を高めていくことが重要。
⇨スタンフォードの学生で、慢性的な疲労を抱えている学生は62%
この調査を、睡眠時間が7時間以上の学生に限って行うと、結果は51%と、そこまで大きな差がないことが分かる。
⇨まずは睡眠時間をしっかり確保した上で、上記のような習慣により、睡眠の質も上げていかなければならない。
いかがでしたでしょうか。このようなことは、人間が現代社会を快適に生きていくための知恵であるとも言えると思います。実際、正しい姿勢や呼吸法を最もできているのは赤ちゃんだとも述べられていました。
皆さんもこのような本を読むことで、自分の生活レベル、フィットネスレベルを上げていくことがオススメです。
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