心がダークサイドに落ちかけたときの対処法3つ
実は、今朝、私はダークサイドに落ちかけました。
仕事のメールのやりとりで、相手と闘いかけました。
黒い感情がモワモワと広がっていました。
でも、なんとか耐えて、冷静に対応し、うまく仕事を前に進めることができたのです。
今回は、つい感情的になってしまう出来事があったときに
✔️ダークサイドに落ちないための対処法
✔️怒りをコントロールするための考え方
をご紹介しようと思います。
この記事が少しでもあなたの普段の生活に役立てば幸いです。
どんなときに感情的になってしまうのか?
仕事や私生活において、つい感情的になってしまう場面はいくつかあると思います。
ちなみに、私はこんな状況でついイライラしてしまいます。
✔️なんとなく責任をなすりつけられそうになったとき
✔️人の時間を平気で奪うような行動を多数されたとき
✔️メールやチャットで複数人の前で批判的な内容を私宛に書かれたとき
みなさんもこのような場面で感情的になってしまうことはありませんか?
私はこのようなことをされたとき、正直なところ
「どうやってやり返してやろうか」
「何をしたら相手へのダメージが一番大きいか」
とつい考えてしまうことがあります。
醜いですよね。
まさに暗黒面、ダークサイドに落ちかけてしまいます。
でも、感情的な行動をとってしまっては、事態が良い方向に転がることはほぼありません。
なぜ感情的になってはいけないのか?
なぜ感情的になってはいけないのか、
それは怒っている状態だと脳が正しい選択をできないからです。
感情的、つまりストレスフルな状態になると、人間は本能的に目の前の問題に対処し生き延びようとします。
体は脳に酸素を届けるため脳の血流を増やします。
この状態が「あがっている」「頭が真っ白」な状態です。
この状態では、取り得る選択肢は極めて少なくなっています。
「闘う」か「逃げる」かのような2択の判断には適していますが、普段なら取れる冷静な対応というのが取れなくなっています。
ですので、命の危険が迫っているのではない限り、感情的な状態で仕事や生活をすると、大きなミスや過ちを犯してしまう可能性が高まるのです。
感情的になりそうなときの対処法
では、感情的になってしまいそうになったとき、どうすればいいのでしょうか?
私がオススメする対処法はこちらの3つです。
①とりあえず立ち上がり移動する
②30分〜1時間後に対応すると決める
③相手はベストを尽くしていると考える
これらを1つずつ解説していきます。
①とりあえず立ち上がり移動する
黒い感情がブワッと出てきたとき、まずは立ち上がってすぐにその場から移動します。
トイレでも、コンビニでも、ただ歩くだけでもいいです。
とにかくPCから離れる、スマホから離れる、相手から離れるようにしてください。
「ストレスの源」から物理的に離れるだけで、脳は冷静さを取り戻しやすくなります。
②30分〜1時間後に対応すると決める
そして、その案件について作業を続けることをやめ、30分〜1時間以上の時間を空けてから対応すると決めてください。
スケジュールの再調整が必要ならそうしましょう。
なぜ、30分〜1時間なのかというと、血圧が上がった脳が落ち着き、普段の活動を取り戻すまでこれくらいの時間がかかると言われているからです。
③相手はベストを尽くしていると考える
これは普段の考え方についての話ですが、
「自分も相手も、誰だってベストを尽くしながら生きているんだ」と考えるようにしてみてください。
生まれながらにして、ありのままで、ただ存在しているだけでベストなのです。
「ムカつくけど、あの人もベストを尽くしているもんな」と考えれるようになると、不思議と自分のことも許せるようになってきます。
怒っているということは「困っている」ということ
自分は至って冷静でも、相手がずっと怒っていたら、ついつられて自分も感情的になってしまうことはありますよね。
しかし、なぜ相手が怒っているかというと、どうすればいいのか分からず困っているからです。
「あーはいはい、こうすれば解決できるよ」というような問題に対してわざわ怒ることはありません。
それでも相手が怒るとしたら何か別のことで怒っているのでしょう。例えば、自分の家庭のこととか、上司に怒られたストレスでとにかく怒って発散したいだけとか。
とにかく、相手が怒っていたとしたら「あーこの人は何かに困ってるんだなー」と認識してあげましょう。
反対に、自分が怒っていることに気づいたときは、「あれ、私怒っているということは、この問題にどう対処していいか分からなくて困ってるんだ」と認識します。
そうするだけで、無駄に怒りを継続することは減ります。
自分や誰かを「救う」ときは怒ってもいい
基本的には感情的にならない方がいいですが、自分や誰かを攻撃から救うためなら、怒りが有効な場合もあります。
いじめや嫌がらせを受けているとか、パワハラ、セクハラにははっきりと怒りましょう。
その怒りはあなたや誰かを救うための怒りです。
ダークサイドに落ちているわけではありません。
相手を攻撃するということは自分を攻撃するということ
最後に、私も自戒として心に留めておきたいことは、
相手への攻撃は自分に返ってくるということです。
怒り、恨み、攻撃的な感情を相手にぶつけたとき、それを最も受け取っているのは誰でしょうか?
それは、相手ではなく、自分自身です。
自分自身を傷つけているのです。
相手にぶつける前に、必ず自分がその感情をキャッチしてしまいます。
毎日を爽やかな気持ちで過ごし、自分自身を大切にするためにも、感情的になってしまいそうなときはこの記事の対処法を思い出してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
あなたにとって今日も素敵な1日でありますように^_^
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