中途半端な鳴り物ならない方がいい
先日、中日ドラゴンズ本拠地開幕戦を観戦してきた。ドームに足を運んだのは3年ぶりぐらいだったので、ゲートをくぐったあとグラウンドが見えた時の感動が久しぶりにあった。しかし、まだこれが屋根のない球場だったら感動もひとしおであるなとも思った。
立浪監督が就任し、近年よりも盛り上がっているようであったが、開幕戦にもかかわらず、平日だからなのか、依然三塁側に空席が目立った。後日、週末の試合を見たら球場は満員に近かったので、平日の開幕戦よりも週末の通常試合の方が集客力があることが今回も確認できた。立地の悪さもあることは拭いきれない。
久しぶりだったので、実際の球場内で観戦するのは楽しかったが、物足りなさもやはり残った。一つには、上記のように本拠地開幕戦にもかかわらず、満員ではなかったこと。二つ目は鳴り物の中途半端さであった。
ご存じのようにコロナの影響で、鳴り物は禁止となり、中日ドラゴンズの攻撃の時だけ録音された応援歌が流されて、相手の横浜の攻撃の時は太鼓のみであった。
楽器の音が無い時は、本当に静かな時間が流れ、メジャーリーグのように打球音を味わう時間を楽しむことができたが、その太鼓や録音のサウンドが流れていた時は、その打球音さえも聞こえず、とても中途半端でつまらなさを感じた。
甲子園を筆頭に統制のとれた日本の応援は見事であり、日本は日本の独自の野球の応援文化があるから、応援に関してはメジャーリーグのようになってほしいとも思っていないが、どうせ鳴り物を禁止するのならば、中途半端に特定の鳴り物を許可して野球の音を遮るのではなく、全て禁止にすればいいと思った。
球団の気遣い、トランペットなどの鳴り物が感染症対策に何が関係があるのかわからないが、何か感染症対策をしているというようなことを見せなければならないからだろうと想像する。おそらくトランペットを使うと、盛り上がり過ぎてしまうというのがあるかもしれないが、録音のサウンドと太鼓と何が違うのだろうと思う。トランペットは唾が飛ぶからなのだろうか。ならば、つい立てを前につけてもいいし。
どうせ感染症対策をするなら、応援はゼロにして今しかできない野球の音を楽しませるべきではないだろうか。点が入った時にみんなが盛り上がるだけで充分に盛り上がりを楽しむことはできるはずである。一生懸命催しに取り組んでいる方達には悪いが、相変わらず、地元のセンスのなさを再確認した娯楽の行事であった。
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