上司必見！いまどき部下が動き出す「本当の叱り方」「部下を受け止めるスイッチ」をオンにする！
前回のお話は、
窮地に追い込まれたときほど、
上司は進むべき道をはっきり示し、
言うべきことを言わなければならない。
勇気がいることかもしれないけれど、
それは上司としての使命だと
教えて貰った情熱所長でした。
今回はどんな話になるのでしょうか。
では、物語のはじまりはじまりです。
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仕事の遅い部下をどう叱りますか？
吉田部長
情熱所長、こんな話があるんだ。
ある食料品店で買い物をしてレジに行くと、
新人らしき子がレジ打ちをしていて、
凄く遅かったんだ。
普通のお客さんなら、
何やってんの？早くしてよ！と
言ってしまうシーンだったかなー。
情熱所長
よくありますよねー。
吉田部長
情熱所長がもし店長だったら、
その新人にどんな対応をするだろうか？
情熱所長
そうですねー、
”なにやってんだ！早くしないとお客さんが待っているよ！”
と言ってしまうかな（汗）
吉田部長
ところが店の店長らしき人が出てきて
こちらにすみませんと笑顔を見せて
その新人には何も言わずに、
レジ打ちを済ましてくれたんだ！
情熱所長
そうなんですかー、冷静な対応ですね！
吉田部長
その後、店長とその新人がどうなったか想像してみたんだ！
情熱所長
え、その後どうなったのか。......ですか？
吉田部長
そう、あの店長は新人に
どんなことを言ったのかなと思って？
情熱所長は、どう思う？
否定は部下を潰すだけで、部下は変わることができない！
情熱所長
もっと早くしないとだめじゃないか！とか、
お客さんに迷惑が掛かるじゃないか！かな。
吉田部長
それは全て否定だね！笑
きっとあの店長なら、
”仕事、頑張ってくれているね。
その頑張りをもっと活かすために、
もう少しレジが早くできるようになれば、
お客様が喜ぶと思うよ！”
”もう少し早くするにはどうしたらいいかな？”
と伝えると思うんだ。
情熱所長
なるほど、吉田部長がいつも言っている
”否定” でなく ”肯定” ですね！
そして次はどうするかが大事なんですね！
吉田部長
そう、だめじゃないか！と言うと、
すみません！で終わってしまう。
おまけにお客さんの前で恥ずかしい思いをして
自信もなくなってしまう。
情熱所長
そうですね。
それでは新人は仕事ができるようにならないですね！
吉田部長
そうだろう。
新人だって自分なりに頑張っているんだから
その頑張りを認めて、
次の仕事を頑張れるようにしてあげることが大事じゃないかな！？
情熱所長
そうですね！
部下がどんどん仕事をできるようにすることが
上司の務めですね！
吉田部長
だから、”これからどうしようか？” と
問い掛けをすれば、本人も考える。
答えがでれば、それでOK。
でなければそのやり方を
”こんなやり方もあるよ”と
提案してあげればいいんだ！
本当の叱り方は、できないことをできるようにすること！
情熱所長
そうですね、そうすればその新人もやる気がでますね！
吉田部長
そう。
それにその新人は、その店長に尊敬の眼差しを向けるようになり
信頼関係が生まれる！
情熱所長
そうか、叱るということは、相手を否定するんじゃなくて
できていないところをできるようにすることなんですね！
吉田部長
そう、そうすれば、上司も部下も幸せだろう！
情熱所長
はい、わかりました。
本当の叱り方をやってみます！
吉田部長
そうそう。
あれから数日後そのお店に行ったら、
その新人が生き生きとレジを打っていたよ！
情熱所長
そうですか！
やっぱり吉田部長が想像したように、
あの店長は新人へ本当の叱り方を
したんですね！（笑）
今回の質問
【部下はどんな努力をしているでしょうか？】
職場に来るだけでも努力です。
よく来たねと笑顔の挨拶で迎え、
その努力を仕事ができることに
向けてあげましょう。
上司にとっては当たり前のことでも
部下にとっては大きな努力のときもあります。
上司が気づかないほんの小さな頑張りでも
その頑張りを認めてもらった部下は嬉しくなります。
だから、次の挑戦ができるのです。
本当の叱り方は、
部下のありのままを受け止め、
こうなって欲しいと
上司の想いを伝えること。
部下はそんな上司をリスペクトして、
自ら動き出します。
次回に続けます！お楽しみ！
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上司と部下が生き生きと活躍できる職場作りを目指しています。いただいたサポート費はさらなるクリエイティブな活動に使わせていただきます。