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部下が動き出すリーダーの7つのコミュニケーション術とは?七つ目、すべては自分のために起きてくれている(感謝)


◆心が折れそうになるのは挑戦している証拠



リーダーとして組織の目的目標を達成しようとすると
大変なことばかり
こんな部下、上司、ノルマと苦労が絶えない。
 
なんで私だけがこんなことをしなくてはいけないのと。
だから心が折れそうになってしまう。
 
ただ、一つ言えることは
リーダーのあなたが大変な思いをするのは
挑戦している証拠だということ伝えておきたい。
 
何もしない人は何も苦労しなくて済む
失敗もしなくて済むかもしれない。
これが果たして生き甲斐のある人生なのかと思う。
 
心が折れそうになるのは、
がんばっている証拠、だからそんな自分を褒めてあげて欲しい。
「がんばっているね!」と。
 

◆人生を振り返ってみると



私の話を少しさせてもらう。
66年経った人生を振り返ってみると
(人生100年時代なのでまだまだ若い。苦笑)
リーダー現役時代は、なんでこんな災難に遭わなければならないのかと
自分の運のなさを嘆いていた。
 
部下の失踪、現場の大赤字、除染現場への異動など
『俺の人生が終わったな』なんて思ったこともあった。
 
ただ、その経験があるから今があるんだなと思う。
自分の失敗を伝えることができる
ビジネスコーチ、研修講師となることができた。
おまけに本まで出版することができたのだ。
 

◆災難は実は試練と支援が同時に訪れている



今考えてみると、当時災難だと思っていたことが
自分を成長させてくれる試練であり
応援してもらえる支援だったなと思えてくる。
 
『すべては自分のために起きてくれている』ということだ。
 
ただ後悔することもある。
それは、全部の試練に向き合えなかったことだ。
会社のせいにしたり誰かのせいにしたりしたことは
とても恥ずかしいことをしたと胸の中がざわめいたままだ。
詳しくは別の回でお伝えしたい。
 
自分のできることを精一杯にやれば
たとえ失敗したとしても後悔しなかったと。
 

◆悪役にもありがとう!災難は宝物!?



そう考えると、目の前で起きている災難も
自分のために起きてくれていると考えられないだろうか。
 
嫌な部下も上司も災難も自分を成長させてくれる試練だと思う。
大きく深呼吸をして
「でたな悪役!ほーそうきたか!」
とつぶやいてみると不思議と冷静に対処できる。
 
腹が立ったり逃げたくなったりする気持ちを
一旦脇に置くことができる。
 
現役のリーダーには、そう思えないかもしれないが
悪びれず日向の道を歩んでいけば
10年後、20年後に必ずそう思える日が来るはずだ。
自分の人生という舞台を観客席から眺めてみると
悪役も災難も自分のハッピーエンドまでの演出になってくる。
だから、そんな演出に感謝できてしまう。
 

◆すべてはハッピーエンドのために



普段の生活や仕事もそんな視点を持ってみると
がんばっている自分を心穏やかに見守ってやれるのではないかな。
部下もきっとそんなリーダーについていきたくなるはずだ。
 
すべてが自分のハッピーエンドまでの演出だと考えれば
部下にも「あなたがいてくれてありがとう」
災難にも「起きてくれてありがとう」
 
という感謝の気持ちを持つことができるのはないかな。
そんなリーダーと一緒に部下も自然と
目的目標に向かって動き出す組織になっていると思う。
 
だから、がんばっている自分に感謝して前に進んで欲しい。
 


部下が動き出すリーダーの7つのコミュニケーション術を7回に渡りお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか。

一つ目、関心を持つ(注意を払う)
二つ目、指示ではなく質問する
三つ目、相手の話を聞く(質問)
四つ目、責めるのではなく許す(受容)
五つ目、気づいていますか?当たり前に(承認)
六つ目、褒めないといけないのか?(褒める)
七つ目、すべては自分のために起きてくれている(感謝)
 https://note.com/yoshidayuji/m/me43fa6eab01b

お役に立てれば幸いです。
リーダーのあなたが持ち場で自信を持って活躍できるように応援しています。
 

◆今回の質問


【その災難は、誰のために起きたのでしょうか?】

次回に続けます!お楽しみ!
 
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