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4年間の会社員生活に終止符を打って独立する前に、働く理由を明確にしておきたい

4月からフリーランスに転身します。それまでは現在は月〜金に会社員やりながら土日で活動しているパラレルワーカーでした。

いろいろやっているので「吉田って何がしたいの?」みたいなお問い合わせをいただきます。
確かに、ん?なんでこれやってるんだっけ?みたいに思うこともあったので、これからの人生を真っ直ぐ進むためにも明確にしておきます。ちなみに“柾長”は「真っ直ぐ長く生きてほしい」という願いから付けられた名前です。

ニシキギ科の常緑低木。海岸近くの山地に自生し、高さ約3メートル。枝は緑色。葉は楕円形で質が厚く光沢がある。初夏に白緑色の小花を多数つけ、秋に赤い実を結ぶ。生け垣に用いる。《季 実=秋》「―の実籬(まがき)のうちも砂白く/風生」

生垣に用いる常緑低木らしい。木の目が真っ直ぐなんだって。
…本題に戻ります

根底にある「頑張っている人を応援できる仕事がしたい」という軸

もともと何かを一生懸命頑張っている人が好きで、尊敬する人も仲良くしていた友人も好みの異性も“何かを一生懸命頑張っている人”。
例えば最近だとFacebookのタイムラインに流れてきた「高校バスケ、奇跡的な逆転劇!」みたいな30秒くらいの動画で泣けたくらい、一生懸命頑張っている人が好き。物心ついた時から一生懸命頑張っている人が好き。

ただ、何かを一生懸命頑張っている人はどの業界にもいるから就活は結構迷った。迷うことは事前に分かりきっていたから30社以上のインターンに参加して、どんな仕事が一番「何かを一生懸命頑張っている人を応援できるか」本気で何度も考えるうちに、ぐるなびのインターンが唯一ビビッと来て入社を即決。(理由は後述)
なぜか採用される自信しかなかったのでぐるなび一本に絞り同期最速で内定をもらい、大学生活最後の一年は飲食店バイトと外食シーンを考えることに注力した。

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飲食店サポートを仕事にしようと思った理由

インターンで多くの業界を知るうちに感じた飲食店を取り巻く過酷な環境。
飲食店はその辺のブラック企業の比にならないくらいの過酷な業務量&業務時間なのに他業界より儲かりにくい。
日本の食文化は世界的に評価されているのになんでだろう?フランスやイタリアと、外食産業の社会的な立ち位置がどうしてここまで違うんだろう?でもどうして日本には飲食店が67万店舗もあって働く人は440万人もいるんだろう?どうして一生懸命頑張っている人が多いんだろう?
みたいな疑問が湧き出てきて、飲食店について深掘りして考えていった。

そうやって考えていたら客側にも疑問が湧いてきて、
コンビニで買えば半額以下で飲めるビールをなぜわざわざ飲食店で一人飲みする?
久々に会おうって話になるとみんな当たり前に飲食店を探すのはなぜ?
貸切スペース&スーパーで買い出しの方が安くつくのに、外食シーンの多くは飲食店になってない?

ぼんやり「飲食店すごいな、社会的価値すごいな」と思うようになる中で、過酷な状況下でも圧倒的な社会的価値を提供し続ける飲食店に畏敬の念を感じ、ぐるなびのインターンでビビッときてちょっと泣きそうになった(本当です)
あの時の感覚が今でも頑張る原動力になってる(本当です)

※畏敬の念
畏敬の念 畏れ(おそれ)て敬う心情のこと。 「畏れる」はつつしみをもって相対する心情。 主に神仏などに対して用いる。

崇拝に近いかもしれない、飲食店は神仏の類だと思ってます。飲食店の発起人すごすぎる。

「飲食店の素晴らしさを世の中に伝えていきたい」と目をキラキラさせてぐるなびに入社。食べログとの違いは、口コミがなく飲食店の生の声をしっかり伝えられること。ホットペッパーとの違いは、お客様にクーポン等のお得情報を届けることが広告の目的ではなく、飲食店の魅力をお客様に届けることが目的なところ。
ぐるなびは機能も理念も飲食店の味方だって思えた。(現実を見て意見が変わったけどこの時は本当にそう思ってた)

ぐるなびの社会的価値に感動を覚えつつ、これから飲食店をサポートする上で“飲食店の魅力を伝える力”は絶対必要になると考えた。実際今でも役立っている。飲食店の魅力をヒアリングして、飲食店が自覚していない魅力を引き出したり、それをライティングしたり、飲食店がお客様に魅力を伝えるチャネルをいくつも把握していたり…
ぐるなびに入社して本当に良かった〜。

飲食店&料理人と多角的に関わる中で、これからも変わらない外食のあり方と、変わっていく未来が見えてきた

ぐるなび新卒入社から2年間はコンサルタント営業として新宿の激安居酒屋から神楽坂の老舗料亭まで幅広い業態の集客支援を経験。広告やレジなどを売りながら飲食店の集客や業務改善のサポートをするイメージ。業態の幅×サポートの幅、“飲食店”軸で外食を知った。

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新卒3~4年目は全国最大級の若手料理人コンペティションの企画・運営と受賞した若手料理人を起用した企業・自治体のプロモーション施策の企画を担当。ざっくり言うと料理人が厨房の外で活躍する機会を提供した。コンペティションで発掘した料理人のために、自治体や企業から商品開発・メニュー監修・イベント企画などの案件を取ってくる仕事。“料理人”軸で外食を知った。

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多くの先進的な取り組みをしている飲食店や若手料理人やと繋がる中で、「あ、これから飲食業界変わるな」という直感が。キャッシュレス決済をはじめIT化などの様々な社会的変化が飲食業界で進んでいない背景に様々な壁があるが、逆にそれがポテンシャル。特に「IT化」と「シェアリング」にヒントがあると思ってるが、ここでは割愛。

飲食業界を多角的に見た経験から、飲食業界に大きな変化が起こる可能性を感じ、「食と料理人の可能性を最大化する」というミッションを掲げる株式会社アスラボに入社。
飲食店をプロデュースするフェーズとマーケティングのコンサルタントをするフェーズ、どちらも経験させていただきました。
また、成長ベンチャーで超優秀な方々とお仕事できた経験は本当に価値のあるものでした。

そして春からより多く人の力になれるよう、フリーランスとして独立します。何していくか全然決まっていないけど、一生懸命頑張っている人の力になるために尽力していくつもりです。これはブレないと思う。

他業界でも頑張っている人を応援できるなら迷わずやる


これまでやってきた「地域活性化を通じた会社員のライフワーク支援」と「遊休不動産の活用」はどちらも続けていきます。とっても楽しくやらせてもらっています。実はこれも一生懸命頑張っている人の応援の一環です。

↓詳しくは記事にて

今回綴った私の軸に沿う範囲で、何か面白いことがあればなんでもやります。お気軽にご相談ください^^

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