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書籍「あなたの不安を解消する方法がここに書いてあります。」 #全文公開チャレンジ 第20回

こんばんは。ニッポン放送・アナウンサーの吉田尚記です。

#ふあかい 全文公開の第20回。本日も引き続き実践編をお届けします。

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メソッド2  知らない人に話しかけてみよう

実践編⑤ 間違った情報でもぶつけてOK

「えっ!」って驚いた後に、何か続けて質問すれば、会話はさらに続きます。相手の答えを受けて、広げていくイメージです。ネット好きなので古い言葉で表現すれば、「そこんとこkwsk(詳しく)」ですね。興味を持って「kwsk」をぶつけてみる。
 とんちんかんなことを聞いちゃいそうで、何を質問すればいいかわからないという人、結構いるかもしれませんね。でも大丈夫。ここは国会の予算委員会ではありません。とんちんかんな質問でも誰も糾弾したりはしませんから。

 たとえば、コミュニケーションの鬼として知られる有名司会者の方が、テレビでこんな会話をしていたときのことです。
 あんまり話すのがうまくないあるゲストについて、「犬が好き」というぼんやりとした情報だけが、事前にその司会者の耳に入っていたらしく、トーク中に「犬が好きなんだよね? 今だとシベリアンハスキーとか流行ってるでしょ」と切り出していました。すると、ゲストは「いや、今はもうハスキーってあんまり流行ってないんですよ」と食い気味に答えた。そこからはもう司会者のペースです。「えっ? そうなの? 今何が流行ってるの?」「今はゴールデン・レトリバーです」「えっ? 何が違うの?」……とつないでいく。
 司会者がもともと持っていた情報は、かつてシベリアンハスキーが流行ったことがあるらしいというくらいの激ゆる情報なんですが、話を広げるためにはそれで充分なんです。

 情報が間違っていれば、相手は訂正するためにしゃべってくれる。なんならコミュニケーションにおいては、あえて間違った情報をぶつけることが、会話を広げるためのテクニックにもなります。
 私もかつてめっちゃ強面のヒップホップ系の人がラジオのゲストに来たときに、「怖い人ですよね?」って直球で質問をぶつけてみたことがあります。そこで、「なんだと!」と怒る人なんていません。「みんなそう言うんだけど、実は俺ショートケーキが好き」って、めちゃかわいいエピソードを語ってくれました。
 自分に置き換えてみても、訂正するときって、自然に言葉が出てきませんか? 「○○小学校出身だよね?」という質問をされて、それが間違っていたら、「いいえ!」だけで終わらず、自然に「○○小学校じゃないよ、××小学校だよ!」って、思わず言葉を追加しちゃいませんか?
 だから、とりあえず勝手な先入観で質問してしまって全然OK。そして、予想と違った答えが返ってきたら、素直にびっくりしていいんです。ちなみに、相手のことを知らないのは失礼ではありませんが、相手に興味がないのは失礼です。
 正直、「えっ!」って言っているだけで会話は回りますし、究極、「えっ!」だけで終了するなら、むしろいい会話だと思います。

もくじ

はじめに
メソッド1
「不安」の正体を明らかにしよう
 -不安はどこからわいてくる?
 -不安は社会の原動力

 -不安の先には、死しかない
 -コミュニケーションからの完全な断絶が、死

 -「不安」はまったく役に立たないもの?
 -不安への対症療法は、「これからどうするか」

 -とりあえず、具体的にやってみる
 -具体化って超大事

 -「なんか大丈夫」感=セルフエスティーム
 -考えるよりも、行動しよう

 -人生で一番役に立たないプライドの話
 -手っ取り早くセルフエスティームを上げるには
 -COLUMN① パソコンは生産の道具、スマホは消費の道具
メソッド2
知らない人に話しかけてみよう

 -「モテたい!」は、叶うのか?
 -コミュ力は才能じゃない

 -知らない人に話しかけるために必要な持ち物
 -コミュニケーションとは、協力型のゲームだ
 -聞いたらダメ、やったらアウトってなんだろう?
 -人に好かれる方法はない
 -彼氏・彼女がほしい! だったら知らない人に話しかけよう
 -実践編① コミュニケーションに最も必要なのは「質問力」
 -実践編② 質問はWhyよりも、Who・When・Where・What・Howが有効
 -実践編③ 会話のきっかけ「木戸にたちかけし衣食住」
 -実践編④ 会話を「えっ!」でトラップする
 -実践編⑤ 間違った情報でもぶつけてOK
 -実践編⑥ 自分の気持ちを表現する=説明力
 -実践編⑦ あいさつをしよう、時間を守ろう
 -実践編⑧ 大きな声が出せていれば、なんか大丈夫
 -COLUMN② 「集中力」は「無視力」
メソッド3
“深刻ごっこ”禁止
 -悩みは自分に何をもたらす?
 -「みんな悩んで大きくなった」はウソ
 -深刻さとはエンタメである
 -決断だけが、人を成長させる
 -承認を目的とすることはできない
 -きみが不機嫌になるのはなぜ?
 -実践編① バンザイして悩んでみよう
 -実践編② 悩みから「暗くなる」をとっぱらってみる
 -実践編③ 適度に“深刻ごっこ”を楽しむ
 -実践編④ 悩むの禁止
 -実践編⑤ やりきることを目的にする
 -実践編⑥ 他人に期待しない
 -実践編⑦ 愛嬌最強説
 -COLUMN③ 引き出しを増やす方法
メソッド4
「面白そう!」さえあれば、人生は大丈夫
 -「夢を持て」って言うけれど
 -100個やって、どれか1個ハマればラッキー
 -今しかできないことをやろう
 -〇〇をやりたいのか、〇〇家になりたいのか
 -楽しむってなんだろう?
 -完全な自由はないけど、どの不自由にとらわれるかを選ぶ自由はある
 -結論。不安を解消する方法=知らない人に話しかける
おわりに

というわけで、今日はここまで。つづきは、また明日!

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ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記ですー。

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