【メジャ就 1/25】 復刊!電子版配信の言葉

はじめに

こんにちは、ヨシ岡本です。

私は、埋もれた才能を発掘し、日本のスポーツ・ビジネス界に優秀な人材を送り込むこと、人材を育成し、新たなチャンスを提供することをライフワークのひとつとしています。

今現在、新たな本の出版を準備していますが、新刊出版の前に、まずは前著を電子化し、みなさんに提供しようと企画しました。

私自身の経験、その経験から学んだセオリーや教訓を若い人たちに伝えたい。そんな思いで書いたのが、この《メジャーリーグに就職する方法》です。

この本をはじめとした著者との出会いによりスポーツ界に進み、活躍している人がたくさんいます。以下に活躍先の一例を記載します。
メジャーリーグジャパン
IMG(松山英樹選手のマネジメント)
北海道日本ハムファイターズ
川崎フロンターレ

まずは入門編として、この本を読んでください。そして、自分にもやれる、自分もやりたいと感じたら、ぜひ行動を起こしてください。

スポーツも"ビジネス"で出来ている

私は大学を卒業してすぐ、カナダを経てアメリカに渡り、スポーツ・ビジネスの世界に飛び込みました。

以来約30年、アメリカと日本を中心に仕事を重ねています。

高校時代、野球をはじめスポーツに情熱を注いだ若者がたくさんいるでしょう。これを読んでいるあなたも、そのひとりかもしれません。

プロになる夢、オリンピックに出場する夢を抱きながら叶わず、あきらめた人もいるでしょう。全国大会に出場し、国際大会で活躍した人もいるかもしれません。

しかし誰もが、いつかは選手を引退し、新たな道を歩む日を迎えます。

スポーツ以外に、どんな仕事ができるだろう?どんな分野、どんな道で新しい生きがいを見つけられるだろう……。それを悩んでいませんか?

私の助言は明快です。

あなたがスポーツに情熱を持ち、これまでスポーツに青春のエネルギーを注いで来たなら、得意なスポーツ、大好きなスポーツの分野を生涯の仕事にしませんか」という勧めです。

かつて日本では、スポーツ分野の仕事はとても少なく、その道で生活する選択はあまりできませんでした。

多くの人が考えるのは、学校の先生になって部活の顧問になる、スポーツ用品を扱う会社に就職するなどの道でしょう。それほど選択肢は少なかった。

でも、現代は違います。スポーツが広く普及し、プロスポーツが発展し、多くのポジション、つまり「あなたの働ける場所」が生まれています

スポーツ・ビジネスは今後さらに発展し、多くの優秀な人材を必要とするでしょう。

それなのに、優秀な人材が少ない!

選手を引退すると、多くの若者がスポーツをあきらめ、他の分野に仕事を求めます。なんと、もったいないことでしょう。

普通の野球少年からメジャーの球団代表へ

私も高校時代(岡山東商)、甲子園出場を夢見て白球を追った野球少年です。

大学(中央大学)ではマネジャーになり、ロサンゼルス五輪に出場する野球日本代表のお手伝いをする機会に恵まれました。それをきっかけに「裏方」の喜びを知り、「海外」に目が開きました。

スポーツの世界には、選手以外にも活躍できる場所があること、アメリカには日本にない大きな活躍の場と可能性があることを知りました。

それでとにかく、卒業と同時に日本を飛び出したのですが、それは間違いなく「正解」でした

いろいろな山や谷はありましたが、いまもスポーツ・ビジネスの最先端で、ワクワクする毎日を過ごしています。

この本《メジャーリーグに就職する方法》は、2002年5月、36歳のときに出版したものです。

英語もまったく喋れなかった22歳の私が日本を飛び出し、ゼロから学び、経験を重ね、野球そしてスポーツ・ビジネスの本場アメリカで奮闘する様子を包み隠さず書きました。きっとみなさんの参考になると思います。

私にできるサポートがあれば、喜んで支援します

本マガジンの最後に連絡先を記載しています。サポートが必要な方はご連絡ください。

時代の流れの中で変わった点については、少し注釈を加えるなどしました。
また、当時はメジャー球団の連絡先をリスト化していましたが、今はちょっと調べればわかりますし、調べていただいた情報の方が最新で確実なので、割愛しています。

また、手法についてはインターネットが発達していなかった当時のモノが含まれていますので、そこは上手く現代にあわせ、あなたなりに活用をしてみてください。

2018年5月20日
著者 ヨシ岡本(岡本佳文)

Yoshi is a well-respected individual in the sports business. His experience in the U.S. with the major sports leagues makes him uniquely qualified. This book is a must read for Japanese seeking to break into U.S. sports!

≪訳≫ ヨシは、スポーツ・ビジネス界でとても信頼の厚い人物だ。アメリカのメジャー・スポーツ・リーグでの豊かな経験は、彼をユニークで、認められた存在にしている。アメリカのスポーツ・ビジネス界に入ってきたいのなら、この本は必読書だ!
——Tim Brosnan (Executive Vice President, Business)
——ティム・ブロスナン(MLBエグゼクティブ・バイスプレジデント・ビジネス)
岡本君のことはNBAのニュージャージー・ネッツ時代から知っているが、「こんなに生き生きと仕事を楽しんでいる日本の若者がこの世界にもいるのか!」とびっくりしたのを覚えている。

その後も会うたびに新しいことにチャレンジし、スポーツ・ビジネスの世界で活躍の場を広げているので、とても頼もしく思っていた。いまやビジネスもスポーツもグローバルな時代。日本の若者も、彼のように海外に出て、国際競争力をつけて欲しい。アメリカのスポーツ・ビジネス界で身につけた能力は、間違いなく世界に通用する。

私の好きな言葉 “Control your own destiny (自分の運命は自分で切り開け)” を、岡本君は体現している。彼の後を追う若者がたくさん現われることを期待する。
——安藤国威(元 ソニー㈱社長兼COO)
日本のプロ野球界は、アメリカに限らず海外のいい物の考えやいいシステムを、もっと積極的に取り入れるべきだろう。それには岡本佳文のような人材が大勢海外に渡って、あらゆるスポーツの分野から日本に発信してもらえるといい。若いうちは、もう日本だけに留まる時代じゃないだろう。

イチローや新庄といった選手だけじゃなく、ヨシのようなスポーツ・ビジネスの活動からも、メジャーリーグがグッと身近になるし、それによって日本の野球界はさらに活性化されるに違いない。
——星野仙一(元 中日ドラゴンズ、阪神タイガース、東北楽天ゴールデンイーグルス 監督)
挑戦することによって、自分のやりたいことを実現してきたヨシ・オカモト氏。アメリカのスポーツ・ビジネスが、こんなに面白くやりがいのあるものとは!

世界のスポーツの現場で活躍する日本人の姿をもっと見たい。本書は、そのいい刺激になるだけでなく、実践的なビジネス・ガイド書でもある。
—水野正人(元ミズノ代表取締役会長)
2001年シーズンに、初めてメジャーに来たとき、近くにヨシさんがいてくれてとても心強かった。ヨシさんのような日本人スポーツ・ビジネスマンがたくさんいてくれたら、日本の選手は絶対こっちに来やすくなりますよ。
—新庄剛志(元 阪神タイガース、ニューヨーク・メッツ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、北海道日本ハムファイターズ)

※これより下に文章はありません。noteの仕様によるものです。

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