國松 禎紀~Work Style~

多種多様な7つの企業で、約30年に亘り人事・総務を経験。『組織や人の成長を支援する』が…

國松 禎紀~Work Style~

多種多様な7つの企業で、約30年に亘り人事・総務を経験。『組織や人の成長を支援する』がここんところの関心事。Noteを通じて、組織運営や人材育成・マネジメントなどの自身の考えを整理し、気づきを深めていきたいと思います。

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    人々が同じ目的を追求するとき、力を合わせて働くために、どのような形のグループとして結集すれば、一人ひとりが生き生きと活躍し、グループとして大きな成果が出せるか? これを考えることが人と組織を考えることで、それは経営だけでなく社会運営全般にかかわる重要課題です。この課題に関する投稿を集めたマガジンです。

最近の記事

Vol.36_人材育成を考える④~個別のフォローと伴走~

こんにちは。 久しぶりの投稿です。サボっていたわけではなく、なにかとバタバタとしておりまして…。(誰に言い訳しているのだ??) 少し落ち着いたので、またボチボチ投稿していこうと思っています。 さて今回は、シリーズでお届けしている『人材育成を考える』の第4弾として、“個別のフォローと伴走”について考えたいと思います。 1.難しい実践と継続人材育成に関する取り組みの中で悩ましいものが『職場での実践と継続』ではないでしょうか? 学んだことは職場で実践されなければ意味があり

    • Vol.35_人材育成を考える③~デザインされた経験~

      こんにちは。 あっという間に桜が満開っ!いい季節ですね。というか、もう3月が終わるのか……。やばいっ(汗) さてさて、今回は「人材育成を考える」の第三弾「デザインされた経験」。意図的に経験を仕組むってあんまり意識したことなかったけど、結構大きな影響がありそうで、私は大変興味があり、目下勉強中なのであります。 今日もまたつらつらと書きまする… よろしくお付き合いください。 1.はじめに 経験学習の理論的系譜には「経験学習モデル」「経験からの学習論」「経験と内省を重視した

      • Vol.34_人材育成を考える②~経営戦略との連動~

        こんにちは。 ようやく暖かくなってきました! 待望の春はもうすぐそこ。もう嬉しくてソワソワしてしまいます。 さて、今回は「人材育成を考える」の第二弾で、必要な3つの視点の1つめ『経営戦略との連動』です。 前回(記事はこちら)、効果的な人材育成がなされないのは「育成の動機が弱いからなのではないか」とぶち上げ、「それは経営戦略と連動していないためではないか」と評論家真っ青の正論を披露させていただいたのですが、この『経営戦略との連動』が難しいったらありゃしない! しか~し、

        • Vol.33_人材育成を考える①~3つの視点~

          こんにちは。 むちゃくちゃ寒い…ですね。10年に一度の寒波になるとの予報ですので、外出時はもちろん、部屋の中でも暖かくして過ごしましょう。 今回は、今年の私のテーマ"人材育成に関して学び直す"に関わり、『効果的な人材育成のために必要な視点』について意見を述べていきたいと思います。 お付き合いください。 1.きっかけ 昨年からセミナーの案内メールが毎日のように届く『人的資本経営』。 少し勉強するか…と思い、『持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会 報告書』(

        Vol.36_人材育成を考える④~個別のフォローと伴走~

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        記事

          Vol.32_『リスキリング』は経営戦略である…

          こんにちは。 あっという間に年の瀬…💧 今年も反省することだらけで、このnoteもサボってばかり。「来年からはきちんと投稿するぞぉ!」と、当たり前のように先送りする気満々だったのですが、珍しく「いやいや、noteの投稿は今年できるじゃないか?」と思い直し、今回の原稿作成に取り掛かったのであります。 テーマについては、来年は色々と人事関連(特に、教育、人材育成、キャリア支援、、)について学び直そうと思っていることもあり、肩慣らしではありませぬが、来年へ弾みをつけるという意味

          Vol.32_『リスキリング』は経営戦略である…

          Vol.31_『心理的安全性』について学習してみた(その5)(最終回)

          こんにちは。 やってきました紅葉の季節。色づいてくる山々を見ていると無性にドライブしたくなります。週末が待ち遠しい…。 さて、6回に亘って(誰も待ってはいないが)お届けしてきた"心理的安全性"に関する『WEB労政時報』の記事について、今回が最終回です。これまでの記事で述べてきた考え方や位置づけ等を整理しながら、具体的な取り組みについて書かれています。 実際、理論や考え方は理解できても実践できないということはよくある話。具体的な取り組み例は大変参考になるのであります。

          Vol.31_『心理的安全性』について学習してみた(その5)(最終回)

          Vol.30_『心理的安全性』について学習してみた(その4)

          こんにちは。 先日久しぶりにロングドライブしてきました。ロングと言っても3時間ほどですが…。そしたら、疲れるのなんの…💧体力って、瞬く間に落ちるんですね。我が家でオブジェと化しているスピンバイクを再び始めてみようかと思っております。ハイ…^^; さて、引き続き"心理的安全性"に関する『WEB労政時報』の記事について書きます。だいぶ理解が深まってきたように思います。今回は第4回「心理的安全性を高めるフォロワーシップ」です。 『WEB労政時報』記事はこちらです。↓ (本投稿

          Vol.30_『心理的安全性』について学習してみた(その4)

          Vol.29_『心理的安全性』について学習してみた(その3…の2)

          こんにちは。 朝晩はだいぶ冷え込むようになりました。風邪を引いて寝込むことがないように気をつけます。週末に熱が出て遊びに行けないなんて最悪ですからね…笑。 さて、引き続き"心理的安全性"に関する『WEB労政時報』の記事について書きます。今回は第3回「心理的安全性を高めるリーダーシップ再考」の”その2”です。 『WEB労政時報』記事はこちらです。↓ (本投稿記事中の引用は、すべてこの記事から行っています。) 1.今、求められているリーダーシップ 記事の冒頭に筆者は、心

          Vol.29_『心理的安全性』について学習してみた(その3…の2)

          Vol.28_『心理的安全性』について学習してみた(その3…の1)

          こんにちは。 やっと涼しくなってきました…ホッ これからしばらくがいい季節です。今年はどこにドライブに行こうか…と考えることがとても楽しいですね。寒くならないうちに目一杯遊びたいと思います。 さて、今回も"心理的安全性"に関する『WEB労政時報』の記事について書きたいと思います。今回取り上げる第3回「心理的安全性を高めるリーダーシップ再考」の記事は項目数が多いので、2回に分けて書きたいと思います。 『WEB労政時報』記事はこちらです。↓ (本投稿記事中の引用は、すべてこ

          Vol.28_『心理的安全性』について学習してみた(その3…の1)

          Vol.27_『心理的安全性』について学習してみた(その2)

          こんにちは。 先日、肩こりが酷かったので肩甲骨はがしを見よう見まねでやったところ、筋を痛めてしまい、肩こりに加え、背中の筋を寝違えたようになり、しばらくすると左腕にしびれを感じるようになりました。あー情けない…💧 さて、前回予告の通り、今回も"心理的安全性"に関する『WEB労政時報』の記事について書きたいと思います。 『WEB労政時報』記事はこちらです。↓ ※以下の投稿記事中の引用は、すべてこの記事から行っています。 1.はじめに 冒頭、ダイバーシティとインクルー

          Vol.27_『心理的安全性』について学習してみた(その2)

          Vol.26_『心理的安全性』について学習してみた(その1)

          こんにちは。 しかしまぁ、よくもこれだけ暑くなるもんですねぇ…。日が昇って落ちるまで活動は控えた方がよろしいようで。 さて、今回からしばらく『心理的安全性』について考えたいと思います。とても参考になる記事を『WEB労政時報』で見つけたので、理解をしっかり自分のものにするために書き綴ります。 1.きっかけ 実はこの心理的安全性…、あんまりピンと来てなかったんです。 馴れ合いのゆるくてぬる~い関係性を助長するような気がしていて、恥ずかしながら積極的に理解しようとしてません

          Vol.26_『心理的安全性』について学習してみた(その1)

          Vol.25_『集合研修の効果』を上げるための方策…

          こんにちは。 1回目(?)の梅雨が明けてからというもの、記録的な猛暑となったり豪雨災害が起きたりと、激しく天候が変化していますね。体調管理が難しいですが、皆様くれぐれもご自愛ください。 さて、今回は、企業は社員に学んでもらう機会をどのように作っていくのが良いのかということについて、いつも通りつらつらとお話したいと思います。 お付き合いください。 1.きっかけはPM理論… 最近、組織マネジメントやリーダーシップについての学び直しをしていますが、ある日視聴した動画で『P

          Vol.25_『集合研修の効果』を上げるための方策…

          Vol.24_企業は個人の『モチベーション』にどう関わっていくのか…

          あちぃ~…(*_*; この言葉しか出てこない…(-_-;) かき氷を主食にしたいくらい。 というわけで、体力を消耗しないように早速本題に行きたいと思います。今回はモチベーションの話。 突然ですが、実は私、中島みゆきさんの宙船(そらふね)の歌詞が好きなんです。 なんか他人に寄りかかろうとしない強さや、自分の人生に責任を持とうとする姿がかっこ良くて、とても好きなんですよねー。 で、自分のモチベーションを下げているのが会社や上司であるかのように不満を漏らす人や、社員や部下の

          Vol.24_企業は個人の『モチベーション』にどう関わっていくのか…

          Vol.23_真実とは解釈であり、唯一絶対の正解ではない…らしい。

          こんにちは。 暑い暑いと言っても涼しくなるわけではありませんが、暑いっ!暑さにも寒さにも弱い私にとっては、今後数ヶ月は毎年修行のような苦しみを味わう時期であり、正直憂鬱です…(*_*; さて、修行と言えばnoteの執筆…笑。今回は『ものの捉え方』について、偉そうにも所感を述べていきたいと思います。 お付き合いください。 1.ある出来事 ある時、関係会社の役員と雑談していたら、とある社員の評価が話題となりました。お世辞にも優秀という評価は聞いたことがなく、私が総務部長を

          Vol.23_真実とは解釈であり、唯一絶対の正解ではない…らしい。

          Vol.22_『進まない会議』を改善するために必要な3者の役割…

          こんにちは! 梅雨真っ只中で蒸し暑い日が出てきましたね。湿気が多いと体調崩しやすいと言いますが、私もなんだか体がダルくてすっきりしない日が続きます。noteの執筆が滞りがちなのもそのせいかと…。(笑) さて、今日は“会議をうまく進めるためのポイント”についてお話したいと思います。もちろんきっかけは自分が参加している会議です。ある定例会議では毎回イライラしてまして、どうしてこうなるのかっ?!と憤っているのですが、会議ってやつは何かと批判の対象になりやすく、「あー、今日の会議は

          Vol.22_『進まない会議』を改善するために必要な3者の役割…

          Vol.21_『リフレクション(振り返り)』が重要なんだ…

          こんにちは。ここんとこ、暑い…😵 早くも体力を削がれていってます。夏が来る前に夏バテしないよう、体調管理と体力づくりをしていかないと…。 珍しくさほど間を空けずに投稿っ!今回も自分のモヤモヤを整理するために作成しました。テーマは「施策の進捗状況をどう評価するか…」 私の仕事は、社内各部の主要施策の進捗状況を把握すること。実際には、「把握する仕組みを作って運営すること」です。その中でいくつも悩んでいる事があるのですが、今日は“現在の進捗状況の評価”がなかなかうまくいかないの

          Vol.21_『リフレクション(振り返り)』が重要なんだ…