よし

小学校教員 / 2024.04.01〜2025.03.31 育休をとっています

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小学校教員 / 2024.04.01〜2025.03.31 育休をとっています

最近の記事

男性教員育休のすすめ#9 丁寧に引き継ぐ

今回は仕事の引き継ぎについてです。 【記録を残している場合】 上に引用した記事で行った仕事の記録をつけることについて書きました。 せっかく記録をつけていても、この記録を後任の方に引き継がないと意味が無くなってしまいます。 あえて丁寧に、とつけたのは、記録をただ渡すだけでなく、可能であれば時間をとって話をしながら引き継ぐことが理想だからです。 誰が読んでも分かる資料を作成することが理想的ですが、時間がない中で資料を作っていると、他人が読んだら分からない言葉を使ってしまう

    • 男性教員育休のすすめ#8 感謝を伝える

      noteを始めてから、男性教員が育休をとる前に行った方が良いことや意識した方がいいことについて、自分の考えをまとめてきました。 もしよろしければ、過去の記事を以下のリンクからご覧ください。 育休前についての記事は残り3回となります。今回は 感謝を伝える についてです。 私は育休開始日が近づいてくると、育休をとることを職員室の先生や、関わっている子ども達に伝え、今までの感謝を伝えなければと思うようになりました。 しかし、自分が勤務している自治体の制度上、先生方に伝えるこ

      • 男性教員育休のすすめ#7 可処分時間

        今回は時間について書いていきます。 いざ育休に入ると決めた後、1番にやるべきことは家事に慣れておくことだと思います。 当たり前のことですが、育休に入ってから家事をやり出したようでは、大変な日々が待ち受けています。 家事というと、料理、洗濯、掃除、子ども関係など多岐に渡りますが、どこから手をつけ始めても良いと思います。自分の得意なことから始めてみましょう。 また、初めてお子さんが産まれる方は、おむつ替えや沐浴の仕方などを学んでおくのも良いと思います。 仕事に行く前の時

        • 男性教員育休のすすめ#6 貯金を貯める

          今回はお金について書いていきます。 育休中は普通に働いている時に比べ、もらえるお金が少ないorないことは広く知られていることだと思います。 引用した公立学校共済組合のサイトを見ると、育児休業手当金は、子どもが生まれてからの180日間は元々もらっていた給与の67%、その後子どもが満1歳に達するまでは50%支給されることが分かります。 育休自体は子どもが満3歳に達するまでは取得できますが、満1歳に達してからは手当金の支給がありません。 自分の給料がなくなったとしたら生活が

        男性教員育休のすすめ#9 丁寧に引き継ぐ

          男性教員育休のすすめ#5 信用貯金を貯める

          教員が育休を取得する1年前に始めることを前回までの記事で書いてきました。 今回は育休取得前の1年間を通して行った方がいいことについてです。 タイトルにもある通り、信用貯金を貯めるということです。 同僚の先生方や勤務している学校の児童・生徒からの信用貯金を貯めておくことで、育休に入るときや復帰した後によりよい効果をもたらしてくれるのではないかなと思います。 育休は権利だ!とは言っても、自分が後ろめたさなく、そして気持ちよく育休に入るためには信用貯金を貯めておく必要があり

          男性教員育休のすすめ#5 信用貯金を貯める

          男性教員育休のすすめ#4 物を減らす・整理する

          前回、育休開始前に始めたことの記事を書きました。 この時にもう一つ始めたことがあります。それは、 物を減らす・整理する ことです。 物というと非常に多くを指しますが、私は教室にある物、職員室にある物だけでなく、データも含めて減らす・整理することを意識して、1年間生活しました。 いつから引き継がれているか分からない画用紙や保管期限がとうの昔に過ぎている書類、もう一生使われることのないであろう物品などなど。このような物が身の回りにないでしょうか? このような物が教室や

          男性教員育休のすすめ#4 物を減らす・整理する

          男性教員育休のすすめ#3 育休開始1年前から始めたこと

          管理職の先生に育休希望を伝えて迎えた、育休取得の1年前から始めたことがあります。それは、 行った仕事の記録をつける ことです。 自分が育休をとった後、昨年度まで自分が行っていた仕事を後任の方に引き継ぐことになります。 自分がそのまま現場に残るのであれば、後任の方に仕事の方法を伝達することができますが、育休をとる以上はそうはいかないため、自分が行った仕事をできる限り記録に残すことにしました。 記録の残し方は様々ですが、私は仕事毎にwordの資料を作り、校務用PCのデスク

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          男性教員育休のすすめ#2 育休希望を伝えた時期

          結論から言うと、育休をとる1年3ヶ月ほど前にあった年度末の面談で育休の希望を管理職に伝えました。 この記事に書いたような理由で、育休を取得することについて妻と話し合い、その後管理職との面談を迎えました。 管理職との面談の前は、なんだか不安な気持ちだったことを今でも思い出します。 一通り評価についての話が終わった後迎えた面談の終盤。管理職の先生から、 「何か他に話しておきたいことある?」 と言われた後、 「あの、、次の次の4月からから育休を取りたいと思っているんですけど、

          男性教員育休のすすめ#2 育休希望を伝えた時期

          男性教員育休のすすめ#1 育休をとった理由

          今回は教員の私が育休をとった理由について書いていきます。 ①子供と過ごす時間をとりたかった 当たり前のことですが、これが1番の理由です。 教員という仕事を普通に続けていたと仮定します。数十年先の自分に、子供が小さい頃に戻れるという選択肢があれば、いくらお金を払ってでも戻るという選択をするのではないかなと考えました。 子どもが小さいうちなんてあっという間だとよく言われますが、子どもが小さなうちに子どもと過ごす時間をとるというシンプルな選択が、今後の人生で何にも変えることので

          男性教員育休のすすめ#1 育休をとった理由

          男性教員育休のすすめ#0 自己紹介

          自己紹介はじめまして。2024年4月1日から1年間の育児休業が始まった小学校教諭です。 2人の子どもがおり、2人目が2歳になる年に育休を取得しました。 採用されてから6年間は学級担任として働いてきました。 2024年現在、男性の育休は世の中ではメジャーになりつつあります。 厚生労働省が結果を公表した「令和4年度雇用均等基本調査」によると、男性の育休取得率は17.13%と年々上昇し続けています。 その反面、私の周りでは育休を取得する男性教員は数少なく、育休を取得したとして

          男性教員育休のすすめ#0 自己紹介