男性教員育休のすすめ#6 貯金を貯める

今回はお金について書いていきます。

育休中は普通に働いている時に比べ、もらえるお金が少ないorないことは広く知られていることだと思います。

勤務しなかった期間1日につき標準報酬日額(標準報酬月額の22分の1の額)の50%(育児休業開始から180日に達するまでの間は67%。)。
 ただし、報酬が支給されているときは、その額を控除した額となります。

https://www.kouritu.or.jp/kumiai/tanki/kyugyo/ikuji/index.html

引用した公立学校共済組合のサイトを見ると、育児休業手当金は、子どもが生まれてからの180日間は元々もらっていた給与の67%、その後子どもが満1歳に達するまでは50%支給されることが分かります。

育休自体は子どもが満3歳に達するまでは取得できますが、満1歳に達してからは手当金の支給がありません。

自分の給料がなくなったとしたら生活が成り立つか考えてみてください。

おそらく多くの方が成り立たない、もしくは不安を感じるのではないでしょうか。

ですので、育休取得前には貯金を貯めておく必要があります。

貯金と聞くと、さぁ節約だ!という思考になってしまいますが、1番大切だと感じるのは、

固定費を削減する

ことだと思います。

固定費とは、スマホ、電気、ガス、インターネット、保険、水道、家賃(住宅ローン)などのことを指します。

これらのものは、最初に契約したものをなんとなく使い続けている方が多いのではないでしょうか?

1番分かりやすいものとして、月々のスマホ代金を例に挙げます。まず、

月々に5000円以上スマホ代に払っている方は見直しの必要がある可能性が高い

です。

私は現在日本通信SIMという携帯会社を契約していますが、月に10GB、無料通話プランが70分ついて、1390円という価格です。
価格が安い分、サービスの質も下がるのかなと思いがちですが、普通に使用する分には全く問題はありません。

スマホ代に5000円払っているとしたときの差額を考えると、月々に3610円、1年間で43320円にもなります。

スマホ会社を比較検討する際には少し時間がかかるかもしれませんが、1時間程度あれば会社の乗り換えをすることができるでしょう。

たった1時間程度で43320円の節約をすることができると考えると、夢が広がりませんか?笑

その他にも電気やインターネットは見直しをするだけで、大幅な削減をすることができる可能性が高いです。

また、この機会に生命保険などの見直しを行っておくとよいかもしれません。
学校に営業に来る会社の保険に初任の頃から入りっぱなしの方はいないでしょうか。
ドル建ての積立がついた保険に入っている方は間違ったお金の使い方をしているといっても過言ではありません。
保険の価値については個人の考えによりますが、入るのであれば必要最低限、保険のみの契約にすることを強くお勧めいたします。

このようにして、月々必ずかかってしまう固定費の削減を行うことで、育休に入るときの金銭的な余裕を生み出すことができるのではないかなと思います。

もし、固定費の見直しを行ったら、日頃の節約や積立NISAなどの投資を始めてみるとよいかと思います。

以上のことを行い、育休開始時に自由に使えるお金が増えているとよいですね。

せっかく決断した育休人生。その選択肢を狭めてしまう理由がお金であったら、勿体無いですよね。おもちゃを躊躇なく買ってあげたり、外食に気兼ねなく出かけたりすることができると、育休中の幸福度、楽しさが高まります。

ぜひそんな未来になるように、育休取得を決めたその瞬間から、貯金を貯めることを意識してみてください。

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