男性教員育休のすすめ#9 丁寧に引き継ぐ

今回は仕事の引き継ぎについてです。

【記録を残している場合】

上に引用した記事で行った仕事の記録をつけることについて書きました。
せっかく記録をつけていても、この記録を後任の方に引き継がないと意味が無くなってしまいます。

あえて丁寧に、とつけたのは、記録をただ渡すだけでなく、可能であれば時間をとって話をしながら引き継ぐことが理想だからです。

誰が読んでも分かる資料を作成することが理想的ですが、時間がない中で資料を作っていると、他人が読んだら分からない言葉を使ってしまうことも少なからずあると思います。

そのような資料を引き継ぎ、後任の方が困ってしまわないように、時間のやりくりをしながら引き継ぎをする時間を確保するようにしてみてください。

【記録を残していない場合】

日々多忙で、記録を残していない、もしくは残していたけれど途中からできなくなってしまったという場合もあると思います。

そのような場合も、できる限り後任の方と顔を合わせて引き継ぎをする時間を取ってください。
データ上や紙面上で分からないことを、この機会に余すことなく伝えましょう。

その際、データが保存してある場所や主要な業務の行い方は確実に引き継ぐようにしてください。


【引き継ぎする時間がとれない場合】

後任の方が異動してくる方で、自分は育休に入っており子どもを見なければならない場合などで、どうしても顔を合わせて引き継ぎする時間がとれない場合もあるかと思います。

そのような場合は、ファイルやデータをただ引き継ぐだけでなく、簡単なもので構わないので、その業務について分かる資料を作成し、後任の方にお渡ししておくと親切だと思います。
何も引き継ぎの資料がなく、後任の方にお任せすることになってしまったら、その年の業務を果たしたとはいえないのではないでしょうか。

自分が行う業務が終わると仕事が終わったと思ってしまいがちですが、次の方へ引き継ぐところまでが業務だと思って、丁寧に引き継ぎを行うとよいです。


以上が、引き継ぎをする方法、留意点です。

いくら完璧に引き継ぎをしたと思っていても、抜けがあることは人間ですので仕方ありません。

そのようなときに備え、自分の連絡先を伝えておくのも1つの手です。後任の方が困ったときに、助けになるはずです。

自分の仕事上のメールアドレスを伝えてもよいかと思いますし、抵抗がない方はLINEなどの私的な連絡先を交換してもよいと思います。

お互いの関係性によりますが、前任も後任も気持ちよく仕事の引き継ぎをできるといいですね。

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