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正攻法から外れる勇気

受験勉強をしていると「合格する生徒の特徴!」「これをしていたら落ちる!」などの記事や動画を目にすることがあるだろう。学校や予備校などでも「受かるためにはこういう勉強が必要だ」「こういう勉強法じゃ100%落ちる」などの言葉を聞くだろう。

しかし、はっきり言ってこのような、いわゆる正攻法や常識なるものは無視をしても問題ないと思う。あくまで言いたいことは、無視をしても「問題がない」ということで、逆張りをしろというわけではないので注意して欲しい。時には他者の意見を取り入れることも大切だ。話を戻すと、正攻法より大事なことは自分にとってその勉強法なり、やり方なりがあっているかどうか、自分にとってその勉強が必要かどうかである。

実際、僕自身もかなり正攻法からは外れた受験をしたと思う。高2で大して成績も良くなかったが旧帝を受けようと決意したし、塾にも一切通うことなくほとんど独学で受験勉強を進めた。模試の判定はEからスタートし、高3夏でやっとDが出たくらいだ。僕は共通テストが苦手で8割なんて乗ったこともなかった。

自分語りはこの位にして、そんな僕であってもどうして合格できたかというと最後まで自分に合ったベストな勉強は何かを追求し続けたからだと思う。どんな情報を入れるときにも一旦立ち止まってそれが自分にとって本当に必要なことなのかを考えてみてほしい。正攻法を無視して他の選択肢を取ったとしてもそれが自分にとってのベストであるならば全く問題ない。「正攻法じゃないといけない」という価値観に囚われ過ぎては良くない。例外なんてものは腐るほどあるのだ。

情報に溢れかえった現代だからこそ、自分軸を持って逞しく生きて欲しいと思う。


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