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失敗から学んだ自分を見失わない方法

気がつけば3月の中旬。「1月は行く。2月は逃げる。3月は去る。」と偉い人はよくこんな言葉を言ったものだ。その言葉通り、この時期は1日1日が早く感じてしまう。特に春休み中の大学生や受験が終わった3年生にとっては余計に早く感じてしまうだろう。

実際僕も1日が早く感じてしまう。「えっ!もう夜?」と時計を疑ったりする機会も少なからず増えた。(つい二度寝をしてしまい起きるのが遅くなってしまうのは秘密です。)

だけど、そんなに甘えてる時間なんてない。人の気なんて知らず、時間は過ぎて行くし、地球は今日も回り続けている。その歯車の一部として自分自身も動き続けなきゃならない。

だけど憂鬱だよな。何かが始まるってウザいよな。


春が嫌いだ。

人にこんなことを言う瞬間はほとんど無い。「春が嫌いだ」と言うと、学校や身近にいる「はるさん」のことが嫌いだと勘違いさせてしまうからだ。口で伝えるって難しい。(笑)

「春は出会いの季節。」「新しいことがはじまる。」とよく言うが、僕にとって春は憂鬱でしかない。新しいことが始まるって、またそれに身体や心を対応させなくちゃならない。慣れるまでに時間はかかるし、精神的にもかなりしんどい。

だけど悪いことばかりではない。心機一転できることは嬉しいし、ゼロからのスタートを切るようで「やってやるぞ」と気合を入れられる。

それでも、新しいことが始まるワクワクと不安のドキドキを天秤にかけても、やはり僕の場合は後者の方が傾く気がする。

何事も始まりがあれば終わりがある。

それは理解しているつもりだが、やはり恐怖や不安が身体を支配してしまう。何かが始まる前って人は精神的に弱くなってしまう。それは僕だけでしょうか?

う~~ん。

結局はマイペースに進むべきではないでしょうか?

進級、転職、引っ越し、仕事、勉強、部活、バイトなど、新しいことを挑戦することは間違いではない。だけど「あれも頑張ろう!これも頑張ろう!」と過剰に頑張りすぎてしまうのが春の時期。自分の目標があったにもかかわらず、オーバーペースになってしまい、自分自身が潰れてしまっては元も子もない。

2年前。大学1年生になった僕は変に張り切ってしまった。それは新しい環境になかなか馴染めず、ストレスを抱えてしまったことや、高校とは全く違う大学の生活スタイルや勉強に戸惑ってしまったことなどの原因もあるかもしれない。いつも以上に気を張って戦っていたが、結局体調を崩してしまい、リンパが腫れていることを医者に指摘され、点滴を打つことになってしまった。

その後のことは皆様のご想像にお任せしますが、1年の前期はかなりひどかった。

できることなら、僕のような失敗を多くの方にしてほしくない。

じゃあどうすればいいのか?

あくまで僕の考えですが、余計な情報をシャットアウトするべきだと思う。最近ではTwitterやインスタなどのSNSが発達しているため、手軽に沢山の情報を手に入れることができる。しかし、沢山の情報を手に入れられるということは、自分が望んでいない情報も手に入ってしまうとも言える。

知り合いのインスタを見てると、「この子は幸せそうなのに、自分はなんて惨めなんだろう」と他社比較してしまい、過剰に自己否定をしてしまう。「隣の芝生は青い」というのは人間が元々持っている性質で、他人の持っているものに目がいきやすくなってしまう

それ以来あまりSNSを見なくなった。友達の何気ないカタチに惑わされ自分のペースを乱されそうになってしまうからだ。競馬だってそうだ。自分のペースで走っているにも関わらず、周りのペースに煽られ、ペース配分を乱してしまい、結局自分が損をしてしまうことが大半だ。

春は周りからの影響を受けやすくなる。だからこそいつも以上に自分のペースを守ってください。

完璧じゃなくて大丈夫です

さてさて今年の春はどうやって過ごせるだろうか。胸に手を当てて自分自身に語りかけてみた。

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