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【理学療法士と学ぶ】女性にとって大切なホルモン「オキシトシン」

【動作・歩行・呼吸の専門家】である理学療法士として、身体の歪みや不良姿勢が及ぼす身体への影響や、生活における悩みとの繋がりについての解説と、その改善方法・予防方法として、【運動や、生活に取り入れてほしいこと】もあわせてお伝えしています。

わたし自身が女性ということもあり、特に女性の身体と心についての投稿を主に書いています。

男女問わず、もしよければ「ちょっとした悩み事」や「○○について知りたい!」などのコメント・リクエストなどもいただけると嬉しいです。

まず私の投稿において大事なポイントがあります。それは、脳は【変化】をストレスに感じるということ、さらに女性は毎月【変化】が起こるので、よりこの【変化】による影響へのケアが必要だということ、そして疲れを取るために簡単な運動をしよう、ということをお伝えしています。

先日より、ゆっくりと身体をケアし、リラックスして質の良い睡眠をとって身体を休めるために、【セルフマッサージ】を実践してみようということ、また、よりリラックス効果を高める方法やその根拠を投稿しています。

さらにC触覚繊維が活性化すると、信頼感や愛情をつくる【オキシトシン】というホルモンも分泌されます。
【オキシトシン】は脳内で、幸せホルモンである【セロトニン】を活性化させます。
このnoteでもお馴染みの【セロトニン】ですね。不安や緊張、痛みを和らげ、脳の働きを安定させてくれるホルモンでした。
ぜひ、ゆっくりと柔らかな、そして温かい手でのマッサージでリラックスしていただければと思います。

【理学療法士と学ぶ】セルフマッサージとホルモンのカンケイ より

今日は、この【オキシトシン】が、女性にとってはとても大切なホルモンのため、詳しく投稿していきたいと思います。

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【オキシトシン】は「絆ホルモン」「幸せホルモン」と呼ばれています。

愛情が込められた皮膚刺激は、心に安らぎを与えたり、ストレスを緩和したり、人との信頼関係を築いたり、母子の絆を深めるなど、さまざまな社会的行動と関わっていると考えられています。

皮膚刺激に対して分泌されるオキシトシンが、「絆ホルモン」「幸せホルモン」と呼ばれるのはこの働きがあるためです。

オキシトシンが分泌されると、リラックスモードになる副交感神経の働きが活発になり、自律神経のバランスが整うともいわれています。

自律神経のバランスが整うことによって、ストレスが緩和し、内臓の働きも活性化します。それによって免疫が高まったり、身体のコンディションも整っていくなど、身体にとってプラスになることばかりです。

また、【オキシトシン】は「ドーパミン」や「セロトニン」の働きにも関係しているといわれています。

【ドーパミン】は「やる気ホルモン」でしたね。集中力をアップさせてくれるホルモンです。

そして【セロトニン】は「幸せホルモン」です。不安や緊張、痛みを和らげ、脳の働きを安定させてくれるホルモンでした。

毎日を穏やかに、そして心地よく過ごすためにも、オキシトシンによってセロトニンを増やしたいところです。

オキシトシンの分泌を促進するためには、ゆったりとしたマッサージが最も取り入れやすいかと思います。

他にも、心許せる家族や恋人、友人とのコミュニケーションもオキシトシンの分泌を促します。直接肌が触れなくても、見つめ合う、家族団らんする、楽しく食事するなど、心を通わせるだけでも分泌が促されるという研究もあります。その他にも、感動したり人に優しくしたりすることもオキシトシンの分泌に繋がります。

自分と、そして大切な人たちを丁寧に大切に扱う時間を持ってみませんか。是非今日から、始めてみてください。

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運動習慣作りや自分の姿勢や身体の歪み、呼吸法などの把握・改善はとっても地道ですが、「しっかり取り組もう、改善しよう」と思われた場合は、やはり客観的な指導があることが一番効率的かと思います。

動作・歩行・姿勢・呼吸の専門家である理学療法士視点を入れて、一度ご自身の身体をチェックしてみることはいかがでしょうか。

現在の問題点や、改善するためのセルフエクササイズ、おすすめのトレーニングもお伝えできます。マンツーマンですと、より細かくお身体に合わせたアドバイスができますので、お気軽にご相談ください。

また、もっと知りたいことやわからないことがある場合も、是非コメントや連絡いただけると嬉しいです。

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