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連れ去ってくれる仲間達

もうすぐ社会人10年の一区切り。


孤独と苦痛の日々だったなと(笑)、率直に振り返っています。



転職3回の末、4社を経験し、2度の休職期間も過ごしました。



この間に私が味わった辛酸の数々は、
是非、こちらのマガジンをご参照下さいませ(笑)。




さて、この10年間に私が強く感じていたこと。






それは、「誰かに、どこかへ連れ去られたい」ということでした(笑)。






家族も会社も、孤独で辛くて、苦しくてならない毎日。



かといって、自分ではもはやどうにもできない状況。



不可抗力で、いきなりどこかへ連れ去られたりすれば、
この現実から抜け出ることが出来るんじゃないか、などと、
割と、本気で考えていた時期が、結構長く続いていました。






しかし、そんなことは当然起こるはずもなく(笑)、
挙句の果てに私は、自分の頭の中でそういう仲間達を創造し、
一定のアウトプットに到達したのが、以前の人形劇でした。





情けなくて、惨めな登場人物が、とぼとぼ歩いていると、
「もんじゃ姫」を始めとする、愉快な仲間達と出会い(笑)、
どこか楽しい場所へと連れて行ってくれるという、こちらの作品。



2度目の休職時期に、シリーズ3本を狂ったように書きましたが、
あのエネルギーも、休職中の孤独から来たものだと思います。



こうした私の発想の原点は、6年間いじめられていた小学校時代に見た、
ディズニーの「ジャイアント・ピーチ」という映画から来ているのかも。




両親を早々に失くし、意地悪なおばさん2人と暮らす、
「ジェームス」という小さな男の子。



ある日、不思議な虫が齧った桃を、一口食べた所、
虫けら程に小さくなってしまい(笑)、他の虫さん仲間達と、
桃に乗って海を渡り、エンパイヤ・ステートビルを目指すという(笑)、
今思い返してみても、想像を絶するようなファンタジー作品。






当時の私は、それを全編、台詞をソラで言えてしまえる程(笑)、
何十回と見返していたのですが、単に話が面白かっただけでなく、
主人公への共感や、たくさんの仲間達を得る憧れなどもありました。




興行収入2,800万ドル(約30億円)を記録した、こちらの映画。




いかに、私と同じく「誰かに連れ去られたい」人が(笑)、
アメリカ中にもたくさんいたのかを、改めて考えさせられてしまいます。






幼少期に見た映画への憧れが、今でも根強く残る30代。




社会人11年目を迎え、今後も多くの苦しみや孤独を味わうことでしょう。




しかし、職場を「作る側」に徐々に近づいていくのであれば、
そうした思いをする人が、少しでも減っていくような場に出来るよう、
試行錯誤を繰り返したいと考えております。





最高の職場は作れなくても、「今より良い職場」は作れます(笑)。

その100円玉が、誰かの生きがいになります!