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『ドンデンガエシEXPO』/出展作家インタビュー②森丈人

こんにちは!YOMAFIG.です。本日は10月16日(月)〜18日(水)の3日間、浅草公会堂にて開催されるドンデンガエシEXPOのギャラリースペースに作品を出展してくださる森丈人さんに「なぜこのイベントに参加したのか」「EXPOに向けてどのような作品を制作中なのか」を伺ってみました!

森丈人
1994年 京都府生まれ
2017年 京都精華大学 デザイン学部 卒業

インターネット上に存在する無数のイメージから人や動物、植物などさまざまなカタチを収集し、それらのカタチを元に画面を構築し、イメージをコレクションしていく行為を作品として表現している。
taketomori.tumblr.com

  

参加を決めたのは・・・


ー森さんはどうしてこの「伝統芸能×現代アート」というEXPOにご参加頂けることとなったのでしょうか?

(森)
YOMAFIG.とは何度か展示の企画でご一緒しておりますが、毎度面白い企画をされているので、今回も「面白そうだなー」と思い、出展を決めました。
もともと伝統芸能に関心があったわけではないですが、今回のEXPOのターゲット層が20代〜と自分と同世代で、自分もまさにターゲットだとも思ったので、そこにも魅力に感じました。

森さんとYOMAFIG.は、過去に建築家が手がけたデザインホテルでの展示や、オフィスへのコミッションワークなどで多数ご一緒させて頂いております! 
確かに今回のEXPOは「短時間・低価格のチケットで伝統芸能を楽しめる」ことが1つの大きな特徴ですので、伝統芸能はじめましての20代のお客様も多くお見えになりそうです。

 

EXPOに出展する作品について


ー今回のEXPOにおいては、古典芸能からインスピレーションを受けた新作を制作してくださるとのことでしたが、どのような作品を制作されているのでしょうか?

(森)
僕の作品は、インターネット上に存在するイメージから人や動物、植物などをサンプリングしています。今回は、歌舞伎をモチーフにした東洲斎写楽の浮世絵などのイメージを収集して作品にしており、もうすぐ完成という段階です!

森さんの作品はモデルとなるモノや形のシルエットだけが切り取られているので、アートファンに限らず歌舞伎ファンも「このシルエットは〇〇だ!」などクイズ感覚で見つける楽しさがありそうですよね。

ご来場頂ける皆様へ!


ー今回のEXPOではアートにあまり馴染みのない伝統芸能ファンも多く来場されると思いますが、森さんの作品をどのように楽しめば良いでしょうか。

(森)
今回制作した作品は江戸時代の浮世絵師、歌川国貞、勝川春英、東洲斎写楽などが歌舞伎をモデルに描いた浮世絵のカタチを収集し、ペインティングとコラージュの手法で再構成しました。各カタチから当時の歌舞伎の情景を想像しながら作品を鑑賞していただけると嬉しいです。

森さんの作品がどう歌舞伎・落語と響き合うのか、そしてその作品をご覧になった方にどのように伝わるのか、とても楽しみです!

 

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また伝統芸能とアートが一堂に会するEXPOにご関心を持ってくださった方はぜひ、こちらから詳細チェックしてみてください!
https://donden-expo.com/

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