『信じない』ことを信じる力
「わたしになんて、絶対むり!」
そんな言葉を口に出したことある人、もしくは思ったことがある人はどれくらいいるんだろう。
そして、誰かにも言われたことがある言葉でもある。
「いや、絶対むりだよ!できっこない!」
そんな言葉に気持ちが影響されて「できない気がする」こころが育っていくことがある。
わたしに「なんて」という、そんな気持ち。
こころが後ろを向いて、そのまま歩いて行ってしまう。
望んでいないはずなのに、その言葉に含まれる「絶対」という魔法にかかってしまう。
そっちに行きたいわけじゃないよ、と頭で思っていても、きっと絶対むりという魔法にかかる不思議。
そんな時に思ったことがある。
どうして「できる」という言葉や気持ちは信じられないのに、「できない」という言葉や気持ちはすとんと心に落ちてそのまま居座るんだろう。
それがあまりに自然すぎて、できないマインドがこんなにあっさりと育っていくんだろう。
きっとそれくらい、何かを頑張ることはエネルギーが必要なことなんだなぁ。
さらに言うと、その頑張りたいことに反対や批判をする人たちがいればいるほど、自分が少数派であればあるほどにエネルギーは必要になってくる。
できないマインドは、自分だけではなく、周りの無理だという言葉や気持ちをぐんぐん吸い込んで勝手に育つ。
いくらその気持ちに打ち勝とうとしても、勝手にぐんぐんと。
ひたむきに後ろを向くこころに、「大丈夫だよ」と背中を叩いてくれるのは信じない意志を育てることなのかもしれない。
できないと信じてやまない心や、絶対むりだと言い張る人たち、ぐるぐるとめぐりゆく思考回路。
その進んでいくためのエネルギーを蝕んでいくあらゆるものを排除していく。
100人が無理だと思っていても、結果が出るまでは無理かどうかなんて誰にも分からない。
それでも100人が無理と言うなら無理なんだろうなぁと、結果が出る前に自分で結果を決めつけてしまう。
その結果、想像したままのできなかった現実と向き合って、やっぱり無理だったなぁなんて思ってしまう。そんなことなんてないのにね。
未来のことなんて誰にも分からなくて、不可能を作り出してしまうのは自分自身だったりする。
できる!と強く信じられないとしても、先のことなんて分からないしやるだけやってから考えよ!くらいの気楽さでいいんだと思う。
その不可能を可能に変えることができたら、100人の言っていたことが間違えていたことも証明できる。
なにが起きるか分からないからこそ、人生って楽しいはずなんだよね。
とりあえず、進んでみて考えてみよう。
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