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台湾ライフ|台南旅行2日目その1


 台南旅行2日目です。実は記事を2/3ほど書き切った時に全部消してしまうという残念なことをしでかしてしまい、とっても悲しい気分になったのですが、気を取り直して書きたいと思います!


 2日目はゆっくり目に朝起きまして、私は朝ごはんをいつも食べないのでのんびりと10時ぐらいから活動開始。朝から夜まで活動できるので、この日は観光と食べ歩きの日!と決めて色々行きました。赤崁楼、大天后宮、孔子廟、永楽市場、西門市場、林百貨店、神農街、などなどなど。他にも行きたいところはいっぱいあったのだけれども、連休で混むからと言われて諦めた場所もあり、今回はコンパクトに移動できる場所を訪れました。後でGoogle Map見たらもうちょっと他にも行けたなぁって感じも。まぁ次の楽しみに取っておこうか!


 まずはブランチというか朝ご飯も兼ねて早めの昼ご飯からの、市場で食べ歩きをしようと計画。ホテルから徒歩20分程度の永楽市場へ向かうことにしました。方向的には途中まで孔子廟と同じなので、昨夜歩いた道を改めて歩いて目的地に向かいます。と、歩いている途中に朱塗の壁に囲まれた入り口にチケット売り場のある建物が。これは観光地に違いない!と立ち寄ることにしました。



■赤崁楼へふらりと

 チケット売り場にはそれなりにお客さんが並んでいました。50元のチケットを購入して中に入ります。この時にはふらりと立ち寄ってまだ気づいていなかったのですが、私が言ってみたいとピックアップしていた「赤崁楼」でした。そりゃ人が並んでるはずだ。めっちゃ有名な観光地の一つ。

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 入って目の前は遺跡の発掘中だったのか柵に囲まれていました。その周りをレンガ作りの小道が囲んでいます。きっと発掘作業前は芝生で綺麗なお庭だったんだろうなぁって感じがします。でもこれだけの建造物の跡があるというのもまた歴史を感じさせる場所だという証拠でもあり。


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 横の小道を進んでいくと、丸くアーチ状に作られた門をくぐり抜けます。小さく川のように堀が掘られ橋がかけられ、大きな木の袂にこれでもかと胡蝶蘭が植えられていました。これだけの植えられている胡蝶蘭を見たのは初めてかも。


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 その胡蝶蘭を横目に建物へ上がる石段を登ります。中には二つの楼が立てられていました。建物の中では歴史の紹介や船の模型など様々な展示物がありました。どうやら300年ほど前からの歴史があり、建て替えられたり移築されたり修復されたり、中には日本統治時代の記述もあり、様々な歴史をへてきたのだなぁと感じます。後でサイトを見て、改めて先に学んでから訪れたら見方も変わったのだろうなあと感じる場所でした。


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 建物は琉球の建築を思わせる鮮やかな色合い。やはり昔琉球王国として繋がっていたことを物語っているようです。


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■永楽市場と西門市場で食べ歩き

 赤崁楼を後にしてそこから徒歩10分ほどで永楽市場ということで歩いて移動。台湾では清明節の頃の伝統的な風習として、お墓参りに行くほかに、春巻き(潤餅)を食べるのだそうです。今回私も初めて知ったのですが、その春巻きで有名なお店が永楽市場にあるということで、ぜひそこの春巻きを食べねば!と、そのお店目指して市場に向かいました。


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 永楽市場が見えてきました。遠目に見てもめっちゃ人がいるし、バイク走っているし、賑やかで活気に溢れています。

 目指すお店はとても有名な「金得春捲」。市場の入り口あたりにあるとGoogle Mapが示しているのに近づいてもお店が見つけられず。ウロウロと行ったり来たりしていたら、やっとお店を見つけました。が、お休みでしまっていました…(涙)。めっちゃ楽しみにしてたのに。残念ーーー!!

 泣く泣く春巻きの口になってるのを切り替えようと他のお店を探すことに。振り向いたあたりにこれまた人が並んでるお店があります。名前は「阿松割包」。ということでこのお店で買うことに。どうやら80年もの老舗らしく、ここではふわふわの白い蒸しパンでお肉と野菜を挟んでいる「割包(グアバオ)」と呼ばれる台湾式バーガーが名物。豚肉の脂身も混ざっている普通包、赤身部分だけの瘦肉包、そしてタンの豬舌包の3種類。ピクルスのような野菜とお肉、それにピナッツバターのタレを挟んだ割包が2個入りで販売されています。


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 食べる時には中身が落ちやすいからか、ビニール袋で包んで齧りつきます。いやぁ、美味しかった!あっという間に食べちゃった。ということで写真撮り忘れました。検索すると色々写真アップされているので見てみてください。ここもまた食べに行きたいところ。


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 市場はとっても人で溢れていました。この後この人混みの中を歩いていると、これまた有名な豆花のお店「修安扁担豆花」を発見。ということで、ここでも豆花を買うために立ち寄ります。豆花の写真も撮ってませんが、とても滑らかで美味しかった!プリンとはまた違うあの滑らかさは何故できるんだろうと不思議です。


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 ここから西門市場へ向けて永楽市場の中を歩き進みます。西門市場も歩いて15〜20分ほどということでお散歩がてら、食べたカロリーを消費するためにも歩きます。市場で目についたのが、トゥクトゥクを露天のようにして販売されるタイ式ミルクティーのお店やタイ料理のお店があちらこちらにあったこと。今台南で流行ってるのかなぁ〜。ちなみに台湾で販売されているタイ式ミルクティーはめっちゃめちゃ甘いので私は甘すぎて飲めません…。


 西門市場に向かう途中、ちょっと広めの道路を渡ったところで素敵なお店に出会ってしまいました。「LinGo另果」というジューススタンド。ティースタンドかもしれないけど。


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 色々反射してみづらいですが、このジュースバリエーションの多さ。


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 桃ジュースだけでも4種類、それが他にも葡萄、苺、キウイ、マンゴーなどなど色々あるのです。これ台北にあったら通うわー!と思ったけど、見たことないよなあと調べてみたら、やはり台南にしかありませんでした。残念。


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 そして今回購入したのは苺ミルクとハニーピーチのチーズケーキトッピング。流行りの上にチーズケーキクリーム的なやつが乗っているジュースです。これがまた目の前でフルーツを加工して作られるので、美味しいのなんのって。他のお店と同じで氷の量や砂糖の量も選べるのですが、今回は氷なし砂糖なしで注文しました。その分しっかりと果実味がしてほんと美味しかった〜!これもまた飲みに行きたい。果物全部制覇したい。


 まったりと休憩しながらお店の前でジュースを半分ほど飲んだ後、流石に量が多いので持ち歩きながら西門市場へ向かいます。西門市場へ向かう理由は、市場の中にある意麺の美味しいお店で意麺を食べるため。市場についてから建物の中を歩くとちょっと奥にありました。お店の名前は「福榮小吃店」。100年程の歴史を持つお店なのだそうです。


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 今回注文したのは、そのお店の名物でもある意麺とワンタン。私はお腹が結構いっぱいでちょっとしか食べれなかったけど、意麺めっちゃ美味しかったです。ワンタンもツルツルな食感が美味しかった。ここもきちんと食べたいお店の一つとなりました。



■歴史ある林百貨店で雰囲気を味わう

 そして食べ歩いた西門市場から、歩いて10分ほどで林百貨店にたどり着くということで、林百貨店に向かうことにしました。「林百貨店」というのは1930年代に日本人の林方一さんという方が作ろうとしたお店なのだそうです。実際にはオープン前に亡くなられたのだとか。様々な歴史を経て2010年頃から台南市によって修復作業を行われ、創業当時の様子を再現、2014年に林百貨として再オープンしたのだそうです。とても風情ある、大正・昭和初期の懐かしさを感じる内装がとても素敵でした。館内は写真を撮っていないのですが、屋上に神社があるのでそちらにも立ち寄ってみました。


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 多くの人が林百貨でお買い物を楽しみ、そして6階だったかな?最上階にあるカフェで寛ぎ、とてもいい雰囲気でした。これ1日目の台湾のいいところとして書いたのですが、昔からの良き建物や建造物をきちんと大切にして、そして現代にも生まれ変わらせて活用しているところは本当に素敵だなぁと思うのです。古くなったから全て最新式にするのではなく、その歴史を尊重し尊敬し、そして大切に取り扱う、この姿勢を大切にしたいよなぁ、と改めて感じたのでした。


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 さて。ここまで書いて2日目もまだ半分程度。

 ということで、「台南旅行2日目その2」に続きます。



■「台湾ライフ|台南旅行2日目その1」で訪れた場所

赤崁楼

永楽市場食べ歩き(金得春捲阿松割包修安扁担豆花

LinGo另果

・西門市場(福榮小吃店

林百貨店




「台湾ライフ|台南旅行1日目」はこちら。

「台湾ライフ|台南旅行2日目その2」はこちら。

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