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台湾ライフ|台南旅行1日目


 こんにちは。

 めっちゃ久しぶりの更新になりました。春節の時もお出かけしてなかったので久しぶりの旅記録です。そろそろ2年半超えるぐらいには台北に住んでいるんですが、コロナ前は日本か、さらに海外への旅が多くて実はあまり台湾内を旅行してませんでした。ということで今回は初の台南旅行。

 4月2〜5日の清明節の連休4日のうち3日間を使って行ってきました。といってもこの連休は台湾のみなさんがお墓参りのために地元に帰る日本のお盆のような時期でもあって、まぁ、高鐵(台湾の新幹線)や火車(電車)の特急の予約が取れないこと取れないこと。本当は台東に行こうと思っていたのに、ちょっと出遅れたら火車の特急予約が全く取れず、行きを連休初日の2日だけじゃなくて3日にしても座席無し。帰りも同様に4日でも5日でも無くって、仕方なしになんとか日程&時間調整したら予約の取れた高鐵で台南にいくことにしたのでした。そのうち台東にも行こうと思っています。


■ざっくり日程

2日:高鐵で移動(台北15:011 - 台南16:47)、台南に到着後ホテルにチェックインして晩ご飯、夜散歩

3日:台南市内の観光地を巡る

4日:ホテルをチェックアウトして荷物だけ預けて郊外で観光、高鐵で台北へ移動(台南19:41 - 台北21:39)、帰宅


 行く前に決めていたのは宿泊先と高鐵の確保だけ。

 移動手段は、タクシー、高鐵、火車、バス、徒歩の組み合わせ。最初はホテルが台南駅すぐ側と便利なところだったので歩いたんですが、最高気温31度の中を歩くのは結構しんどくて、バス路線がちょうどホテルから観光地に通ってるものを発見して中心地の移動はバスを活用しました。1回乗って4区間で18元程度だったかな?タクシーも初乗り85元で90元とか日本に比較するととっても安いです。

 ちなみに今台湾元が日本円に対して強いので1元=3.88円ぐらい。私が台湾に来た時にはまだ3.5−6元程度だったので、この上り様にびっくり。余談ですが、来たときは当然日本のクレジットカードしか持っていなかったのですけれども日本円請求になるとあまりにも為替と手数料の差が激しくなってきたので台湾のクレジットカードをつくりました。


 ということで。1日目をつらつらと書いていきます。



■いざ台北から台南へ

 出発は台北駅。台北駅の東三番口で友人と待ち合わせました。台北駅ってバスとMRTと高鐵・火車と大きく3つ駅があるので、タクシーでいく時には必ず指定する必要があります。今回、出発は15時と遅めの時間だったので、朝ゆっくりと起きて、家事をし、昼ごはんを食べ、荷造りして、と一通りやんなきゃいけないことをしてのんびりしてたら家を出るのがギリギリになってしまいタクシーに乗りました。

 我が家は結構便利な場所にあって、時間にして10分から15分程度。タクシーで台北駅まで150−180元程度。日本と同じで時間と距離でメーターが上がるので、すんなりいくとびっくりするぐらいに安いし、混むと通常の倍以上時間がかかるのでそれなりの金額になります。それでも10分-20分で5−800円ぐらいなので日本に比較するとだいぶ安い感じ。あ、書き忘れましたが基本的にタクシー内でもマスクはするように推奨されています。マスクしていないと乗車を嫌がる運転手もいるのでご注意を。

 そして台北駅(台北車站)で友人と合流して地下の高鐵入り口へ。コロナの影響で以前は高鐵内での飲食が禁止されていましたが、現在は飲食はOKとなりました。なので車内で一息つこうとカフェラテ購入して改札へ。改札には体温検知のためのサーモセンサーとマスクをしているかどうかのチェックが入ります。体温が規定値以上の場合は構内に入れません。そしてマスクをしていない状態ではまず改札で止められ、気づかれずに改札内に入ったとしても、していない状態のままで見つかると罰金約6万円弱。これはコロナの影響が始まってからずっと変わりません。高鐵内も飲食中はマスクしてなくて大丈夫ですが、食べ終わった後はマスクをしていないと車掌さんから注意が入ります。

 2時間ほどで台北駅から台南駅へ。高鐵台南駅は火車の台南駅とは場所が全く異なります。この2つの駅はだいぶ距離が離れているので、高鐵台南駅からは台南駅までは火車で移動か、タクシーで移動になります。火車は20分か30分に1本程度出ていて、火車の沙崙駅が高鐵台南駅と隣接し接続しているのでこちらで乗り換えます。今回は、待ち時間が25分と長めだったのでホテルまではタクシーに乗りました。タクシーでだいたい30分程度。台南駅の側にあるホテルへ直行しました。料金は400元はかからなかったかな。日本びいきの運転手さんで小林明さんの曲をかけてくれたのですが、「この曲知ってるか?」と言われてもさっぱりわからず(苦笑)、ちょっと年代が違っててよく分からないんだよーって会話をしていました。日本人と分かるとちょっと昔の曲や演歌をかけてくれる運転手さんがいるのも”台湾あるある”です。


 今回のお泊まりは「シャングリ・ラ」。

 シャングリ・ラ ファーイースタンホテル台南

 台南駅の目の前徒歩2分、ホテルの隣が遠東百貨店、台南の中心地が徒歩圏内で便利。とはいえ繁華街は駅の反対側なのでそちらに回り込むのに少し時間がかかることがネックだなぁと思っていたところ、2日目に気づいたのですがホテルのすぐ側にバス停もあって、バス移動でも気にならない人であれば移動も楽々でとても便利かも。ホテル内にプールやジム、SPAもありホテルでのんびり過ごす人も多いようです。エレベーター移動している時にも結構な人がプールやSPAのある階で乗り降りしていました。実はシャングリ・ラの中で台南は世界でも一番安いとも言われていてお値段的にもお手軽な感じです。


■おすすめ晩ご飯その1

 ここまで全く何も写真を撮ってないことに書きながら気づいたのですが、ここからちょっとずつ写真掲載していきます(苦笑)。

 晩ご飯は、私の友人の台南に住んでいるお友達のピックアップリストから選んで鍋のお店に。とっても現地では有名な人気店。いつも行列ができているということでホテルでチェックイン後、17時半にはホテルを出てお店に向かいました。


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 お店は「小濠州沙茶爐旗艦店」

 台南駅から徒歩10分程度の大通り沿いにあるお店です。行った時にはまだあまり人は並んでいなかったのですんなりと入れました。こちらは「沙茶火鍋」のお店で、魚やエビの揚げ物と組み合わせた濃厚な豚骨スープで野菜や肉などを茹でた後、沙茶醬と言われる漢方薬も入っているタレをつけて食べます。タレにはネギや唐辛子などのトッピングも可能。


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 鍋に入れる具材を、肉や魚、ツミレや何種類かある餃子、豆腐、揚げ豆腐、野菜、キノコなどのメニューから選びます。用紙に一覧になっているのでそこに正の字で食べたい具材を何個注文するか書き込んで渡すスタイル。台湾ではお店でよくこのような形で注文することが多いです。

 今回は、私がエビアレルギーを持ってるため、エビが入っていない出汁をお願いして出してもらい(どうやら出汁も選べるみたいでした)、牛肉、魚のツミレ、魚肉ソーセージ、エシャロット、豆腐、菊菜のような野菜、キャベツ、餃子、エノキを注文。写真の左下に写っている濃い醤油のような色のどろりとしたものがタレです。


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 グツグツと出汁が沸騰したしたところに肉、ツミレ、エノキ等を入れて様子を見ながら野菜を入れます。この辺りは日本の寄せ鍋と似た感じ。それを取り皿的な器に取って、そしてタレにつけて食べます。好みでトッピングができるのですが、私はネギをたっぷり入れました。タレは無くなったらセルフサービスで好きなだけ追加できます。出しも足りなくなったら近くに置いてあるでっかいヤカンにたっぷりと入っているのでそちらから追加が可能。


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 お腹が空いていたのか、結構な量をあっという間に食べてしまいました。それでも台湾にきて思うのは、台湾の人ってめっちゃ食べる!多分日本人の1.2〜1.5倍は食べるイメージです。お隣の女子4人のグループはテーブルの横に具材のお皿が積み上げられていて5−6人で食べるような雰囲気でしたし、2人のカップルはテーブルいっぱいに具材が並んでましたし、よく食べるなぁって関心しながらお店を後にしました。お店を出るころには店先に結構人が並んでたので、少し早めのいいタイミングでお店に入ったようでした。ちなみにここは日本語は全く通じません。



■夜の観光地お散歩

 その後はGoogle Mapを眺めてあまり離れていない孔子廟へお散歩を。晩御飯を食べた小濠州沙茶爐旗艦店から徒歩10分程度とあまり離れていません。Google Mapを頼りに歩いて、孔子廟の正面にある昼はきっと出店が並んでるだろう小道を通って孔子廟の正面に。地図通り、だいたい歩いて10分程度で到着しました。


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 中華圏の建物らしい壁が朱塗の壁に囲まれた建物です。どうやら何かの記念の年かタイミングだったようで、日本でいう花輪のような飾りが入り口横に置かれていました。夜でも敷地の中には入ることができます。

 夜は夜で風情があったのですが、建物の中には入れず。お庭を散策して、中心の建物に近づいて見て。二日目の明るい時間帯にもう一度来ることにして離れました。それでも夜とはいえ何組かの観光客が訪れていたのでやはり有名な観光地の一つなのだなぁと感じます。


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 外から眺めた塔の一つ。ライトアップされてなかなかに良い雰囲気でした。



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 孔子廟を離れてお目当てのフルーツ屋さんに行く途中、孔子廟のすぐ側にある建物が文化資産局の建物でした。美しくライトアップされ、建物がとても素敵な雰囲気に。一部修復中だったのですが、それもレンガ柄の建物を模した幕で覆われて、雰囲気を損なうことなく修復が行われています。上の写真の右側の方が実はその修復中の垂れ幕に覆われている部分。台湾のいいところだなぁと感じるのが、昔の建物を良いところや歴史的なものをそのまま残してリノベーションし、そして今も使い続けているところ。そしてその修復中の時にも景観を損なわないように気遣いしているところです。もちろん全てがそうできているわけではないのだけれども、改めてやはりいいよなぁ、と感じたのでした。


■有名なフルーツ屋さん

 孔子廟から歩いてこれまた10分程度のところに有名なフルーツ屋さんがあるということでホテルに帰る前に行ってきました。というのも、私が飲もうと思って持ってきていた白ワインに、美味しいフルーツ合わせたら最高だよね!ということで、フルーツを買いに。


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 「裕成水果行」

 ちょっと写真暗いですが、ここ本当にたくさんフルーツがあって、その場で作ってくれるフルーツジュースやフルーツの盛り合わせもあり、賑わっていました。壁にはこのお店を訪れた有名人の写真やサインが貼ってあります。


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 店頭に置いてあるだけではなく、冷蔵庫にも様々なフルーツが置いてありました。私たちは総合フルーツ盛りの2−3人分を少し少なめの量で注文。お値段150元だったので6百円弱でしょうか。と考えるとほんと安い。

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 メロンが2種、キウイ、スイカ、スターフルーツ、オレンジ、レンブ、そしてなぜかトマト。メロンはちょっと甘みが低めだったので甘めの瓜みたいな感じでしたが、日本にはないレンブはシャクシャクとした食感で美味しかった〜。ワインと共に楽しみました。


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 そして私はコーヒーかカフェラテを飲まないと気が済まない人なもので、途中でホテルそばにある百貨店2階にスタバが入っていたのでそこでアイス抜きでアイスラテを注文。書いてくれたスマイルとハートが可愛くて、癒される時間となりました。もちろん、持ち込んだ白ワインもフルーツと共に飲みましたよ。


 第1日目は夕方に台南に到着でしたが、美味しいご飯も食べて、お散歩もしてそれなりに楽しんで終了。ということで、第2日目に続きます。

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