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食の小説に影響されてポトフを作る。「ランチのアッコちゃん」

表紙が可愛くて、手に取った一冊。

表題の「ランチのアッコちゃん」を含め、食にまつわるストーリーが4つ載っている本。

ワクワクしながら読めて、徐々に元気になれるような感じ。

「ちょっと疲れてんのかなぁ」

と思わず歌ってしまうような(誰)、ちょっとお疲れ気味にの人もオススメ。

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で、4つのうちの一つ
「夜食のアッコちゃん」
に出てきた、移動販売のポトフがすごく美味しそうだったのです。

イラストがあるわけでもなく、当然ながらそこには文字しか並んでないのですが、思わずポトフが食べたくなる不思議。

ちょうど季節が冬というのもあるんでしょうが、読んでいて、ポトフ食べたいなと。

と同時に、ポトフってどうも味にパンチがなくて、あまり作る気にならないんだよなー。

そんなことを思いつつ読んでいたら、ポトフづくりを後押しするような存在が現れました。

それは何か?というと
移動販売でポトフを買った歌舞伎町で働くお姉さんが受け取っていた、ブーケガルニという存在。

ブーケガルニとは、
パセリやハーブを麻紐で束ねたブーケらしい。

スワッグみたいでオシャレ。
話によると「辺りを爽やかにするように瑞々しい香りを放つ」らしい。
これを入れて煮込むと自宅でお店の味を再現できるんだって。

え、なにそれ。
めっちゃ気になる。
それ入れて作ってみたい。

早速調べてみると、ティーバッグタイプのものがあるらしい。

「使いやすそうでいいじゃん」
と思って近所のスーパーに行ってみたけど、残念ながら売っておらず。
なので、似たようなものを買ってみた。
こんなん↓

爽やかで上品な香り、煮込み料理に最適とあった。
うん、たぶん似たような感じでしょ。(適当)

ということで、家に手羽元があったのでそれで作ってみた。あ、もちろんホットクックでね。

手羽元の他に
じゃがいも、にんじん、エリンギ、キャベツと適当に水入れて、総量の0.6%の塩を入れる。

たとえば総量1,000gだったら、塩は6g。

この月桂樹の葉。
これがあるだけで、一気に
「それっぽさ」が増すと思いませんか?笑

雰囲気、出ますよねぇ。
「料理してる感」ありますよねぇ。(自己満)

この類の香草(?)使ったことなくて、一人でテンション上がってました。笑

袋開けただけで、いい香り。
最近行かないけど、アパレルショップ「SHIPS」の店舗の香りに似てる気がする。あの、強めのバジルみたいな香り。

で、ポトフ。

小説の中で「西洋おでん」とも呼ばれているシーンがあって
「そうか、これおでんだよな」
と気がつく。
ホットクックの「おでん」モードをピッ、で
1時間くらいでできました。



完成写真は取り忘れたのでありませんが、
鶏肉ホロッとしてて、じゃがいももホクホクでおいしかったです。
そしてほんのり、いい香り〜。
調理中も、香りが漂ってきました。
これは月桂樹の葉の効果なのかも?

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ということで、小説に影響されて
ポトフを作ったという話でした。笑

ブーケガルニ、料理に使ってるよーって人いますか?

<あとがき>
ブーケガルニって初めて知りました。
夫に聞いてみたら、「クッキングパパに出てきたから知ってる」とのこと。知ってたんかい。
スパイス&ハーブの世界って、結構奥が深そうですよねえ。使いこなせたら楽しそうだなぁ。
今日もありがとうございました。


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