【ヨコビNEWS】 「EAT LOCAL」とは?
皆さまこんにちは!「横浜ビール」です。この度noteとYouTubeにて「横浜ビール」の様々な取り組みをご紹介する「ヨコビNEWS」を始めました。今回ご紹介するのは「横浜ビール」が5月から開始した新たな取り組み「EAT LOCAL」です。
「EAT LOCAL」とは、地元野菜と地ビールを自転車で配達する「地産地消」サービスです。地元のメッセンジャー(配達員)がカーゴバイクという大きな荷物などを運ぶことが出来る運搬用自転車でお届けします。
私達が普段、利用してきたような宅配サービスとは何が違うのでしょうか。今回、野菜とビールを配達して頂くメッセンジャーサービスを提供する会社「有限会社クリオシティ」藤田宗佑さんと、カンピス合同会社代の岩佐岳仙さんにお伺いしました。
ー「EAT LOCAL」を考案した経緯を教えてください。
岩佐さん:「最初はスモールビジネスを助けるっていうコンセプトだったんですけど、外出制限の中で、エッセンシャルワーカーとして、店から家で外出しないで過ごしている人達への荷物を運ぶっていう価値もあります。」
ー参考にした具体例はありますか?
岩佐さん:「例えば海外の事例として、地元の商店をいくつか束ねてメッセンジャーのスーパーマーケットのような形でネット販売したり、余った商店をメッセンジャーが受け取り、箱詰めして販売する等のサービスがあるそうです。イートローカルはその箱詰めする方法を参考に考案しました。」
ーメッセンジャーとして自転車が社会へもたらす価値とは何でしょうか?
藤田さん:「地元の行動範囲で、地元で食も遊びも仕事もその行動圏内で生活する。そういうサスティナブル社会が今、こういう時代に大事だと思います。自転車が生活の足の代わりになって欲しいですね。カーゴバイクっていう新しい自転車が生まれて可能性が広がりました。」
岩佐さん:「ビジネスを加速させるだけじゃなくて、元々環境に良くて地域社会に溶け込む事も出来ます。他にも、成人病予防の為にも自転車を使って働くと単純に仕事だけではなく、働く人の健康維持にも繋がります。そういった意味で医療関係の企業が採用している事もあるんです。自転車って過去の乗り物と思われがちだけど自転車活用されてる街って未来の社会の在り方だと思います。」
ー「横浜ビール」とこのような取り組みを行う意義や目指す姿はありますか?
岩佐さん:「ヨーロッパの小さい町には、メッセンジャーの会社があってそういう町にはクラフトビールがありました。そのクラフトビールをレストランに届けたり、メッセンジャーたちが当たり前の日常生活に存在していて地域のスモールビジネスがお互い支え合っています。ただ作る人、飲む人だけの関係ではなくもう少しビジネスとして地域に広がっていく為に物流とかそういう分野で、クラフトビールをメッセンジャーの人達が運んで行くっていうそういう街の光景を作りたいです。」
近代社会がどんなに発展しようと「配達」を通して渡る物は、人の手から人の手へと渡っています。「EAT LOCAL」は、横浜という地で、こだわって生産した野菜とビールを生産者、作り手の想いと共に、地元で活躍しているメッセンジャーが街の皆さまへお届けする温かな取り組みなのです。
▷通販サイト
https://www.yokohamabeer.shop/categories/2483927
▷YouTubeでも「ヨコビNEWS」配信中!
聞き手:横内 勇人 (横浜ビール)
執筆・撮影:工藤 葵
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