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誰もが「今の自分」で行動をはじめる

「私には武器がない」
「専門的なスキルも実績もない」

という声をよく聞きます。

かくいう私も、noteを書きはじめる前は

「ずっと家にひきこもっているズボラ専業主婦に書けることなんてない」
「○○さんみたいに、専門的な知識もないし」

と思っていました。


でもnoteの毎日更新を続けてきて気づいたことがあります。

武器がないのは、アウトプットしてないからでした。

これまでの30年間、様々なことを経験してきました。

ピアノ、英語、留学、ヨガ。
仕事としては、事務職とオンラインショップの店長補佐を経験しました。
そして数多くの読書。自己啓発系の本をはじめ、憧れの人が紹介する本やWEB記事は結構読んだと思います。

だけどそれらについて「教えて!」「講座して!」と言われても、「いやいやいや絶対ムリ!」となるし、「得たものは?」と聞かれても、「楽しかったよ」くらいしか答えられないんですよね。

その理由は、自分の中だけでなんとな〜く完結し、言葉にすること(誰かに話したり、書いたり)をしてこなかったから。

私は2年間ヨガをしていますが、同じ期間のヨガ経験で講師をしている方をお見かけしたことがあって。

武器にできるかどうかって、期間じゃないんだとグサーっときた瞬間でした。


もちろん人によって習得のスピードは異なりますが、「アウトプットする」前提があると、意識も変わるし、得られるものの深さも変わります。

たとえば、学んだことを誰かに伝えようと思ったときに、言葉が出てこない…ってこと、あったりしませんか?

私はさっきまで読んでた本でも、夫に話そうとして言葉が出てこなかった、なんて日常茶飯事です。

でもアウトプットすることで、理解できていない点も分かって見直すことができる。

もちろん、すべての経験を言語化しなきゃいけないと言いたいわけではありません。私だってヨガ講師になるつもりはないですし。趣味や純粋に楽しめることがあるのはとても素敵なことです。

でも何かを武器にしたいと願っているなら、経験や気づきを言語化してまとめる作業は不可欠だなと思います。


そうは言っても、「なにが武器になるか分からないんだよ!」という声が聞こえてきます。

そうなんですよね〜。「なんでみんなそんなにやりたいことあるの!?」と人と比べて落ち込んだり嫉妬した記憶、めちゃめちゃあります…(遠い目)

ただ、やりたいことも武器にしたいことも特にないまま、1年間いろんなnoteを書いてきた結果、全然反応がない記事もある一方で、いつもよりスキやコメントをいただける記事もぽつぽつと出てきたんです。

私の場合は、習慣化について、人間関係の悩み・コンプレックスについて書いた記事がこれに当たります。

なので、今やっていることをアウトプットしていくことから始めるといいんじゃないかなと思います。

趣味のこと、仕事やアルバイトのこと、家事のこと。

言語化していくことで、
「これはあまり伝えたいことじゃないな」
「いつも同じこと書いてるな(=伝えたいこと!)」
が見えてきます。

なので、「書けることなんてないよ〜」と思っている方がもしいたら、今日一日を思い出して言葉にしてみてほしいなと思います。

【効果的な質問】
・今日したことはなんですか?
・どんなことを感じましたか?考えましたか?
・どんな疑問や悩みがでてきましたか?



最後に、「武器がない」原因がもうひとつあります。

それは「自分なんか…」と思うこと。

冒頭でも書いたとおり、私も「自分には書けることなんてない」「スキルも資格もないし」と思っていましたし、今だってそう思います。

でも、考えてみてください。
今から整理収納アドバイザーの資格をとったとします。そうしたらアウトプットや発信ってできますか?

今度は、「まだ資格をとったばかりだし」「実績もないし」「もっとすごい人いるし」と、できない理由って無限にでてくるんです。(これ私のことですよ!)

だから究極を言えば、資格の有無とか、スキルの有無とか、関係ないんですよね。(これ私に言ってます)

講師として活躍している人だって、はじめから講座ができたわけじゃない。

はじめは怖かったでしょう。
失敗だってたくさんしたでしょう。
それでも続けて試行錯誤して、だからこそ今活躍しているんです。

しかも活躍している人だって不安がある。
Twitterで4.5万人のフォロワーがいるあんちゃさんでさえも、「成果でてないわたしなんかが発信していいのか…」という気持ちになると言っていました。

みんな同じなんですよね。

不安やもやもやを抱えながら、行動していくしかない。

誰もが、「今の自分」で行動をはじめるんです。

そうやって今できることをコツコツと積み重ねていった結果、いつのまにか想像もできなかった場所に立っている。

そう信じて、今日もnoteを更新しています。


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