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「やりたいこと」がない人のエネルギーの源

「好きなこと」「やりたいこと」がない自分に劣等感があった。

写真も執筆も好きだけど、SNSで活躍している人たちと比べると自分の好きに陰りが見える。ここまで熱中できないな、と。
それに「個展を開きたい」「本を出したい」という気持ちもそれほど強いわけではない。(でも、もし実現できたとしたらそれはものすごくうれしい…!)

じゃあ「そんな私はどんなときにエネルギーが高まるのか?」を知りたくて、自分を観察してきた。

分かったのは、困っている人の力になりたいということ。

会社で働いていたとき。チームの人が一斉に後輩を怒っているのを見て、どうしたら解決できるかを後輩と一緒に考えたことがある。

もし私が後輩の立場だったらめちゃくちゃ辛いだろうから、後輩が辛い思いをできるだけしないように、なんとかしたいと思ったのだ(これは後輩思いとかじゃなくて、自分のためにでもある)。


でも「辛さや悲しみに寄り添いたい」って全然キラキラしていない。だから、それって必要とされるのだろうか?と疑問だった。だってSNSではキラキラしている人たちが活躍しているから。

そんなときに出会ったのが、明石家さんまさんの言葉だった。

俺は幸せな人を感動させたいんやなくて、泣いてる人を笑わせて幸せにしたいんや

あんなにキラキラしてるさんまさんが、そんなことを思っていたなんて、とびっくりだった。

それで気づいたのだ。私はさんまさんの例しかり、活躍している人の表面的なところばかり見ていたと。
それにキラキラしているかどうかは本質的な問題ではない。辛さや悲しみに寄り添うことが本質なのだから。そう気づかせてくれた言葉だった。


あとはそれをどう形にして届けるか、だ。

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