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マグのおと

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連載『マグのおと』 オリジナルグッズってどうやって売るんだろう? ふたりの若者が試行錯誤しながら マーケティングに挑む!! と、 ともに将来について考えながら 日々を生きて…
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2024年4月の記事一覧

第4話 マグ!フッフーッ!

第4話 マグ!フッフーッ!

陽が出て間もない時間。アズサは目を輝かせていた。
「うわぁー!届いたんだね、タケルのマグ!フッフーッ!」

「僕らのマグだよ、アズサ。まだ朝早いのにそのテンションはなに?フッフーッ!って」

「だって届いたんだよ、かわいいじゃん!ねえ!?朝3杯もコーヒー飲んで来たんだから!早起きって最高っ!フッフーッ!」

「にしても早いよ。これだと散歩に連れ出されるな、長距離。さすが歩く辞書、カフェイン多め!」

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第3話 はじける想いを君と

第3話 はじける想いを君と

「タケル君、元気そうで良かった!」
アズサにとってなじみある親友キコの声。
ふたりは久しぶりに会った。
「オリジナルマグっていいね!タケル君らしい。ずっと作品作ってたもんね。アズーサ、支えてあげないとね」
「うん!キコは仕事どう?慣れた?」
「かなりね!子どもたちはかわいいし、綺麗な建物だし、なんてったってランチが美味しいの!子どもたちに混ざって食べちゃうんだから!」
キコはこの春から小学校の先生

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第2話 よききみ?ショップ

第2話 よききみ?ショップ

ふたりがマグカップを出品しようとしているサイト
-バニフルShops-
アズサはサイトを見てタケルに聞いた。
「バニフルってフリマじゃないの?」
「そうなんだけど、なんとネットのお店を作ることもできるんだ」
「へー!じゃあサイトはこれで決まりね!お店の名前作らないと、えっと屋号みたいな?」
タケルは思い出した。
「そうだ!いつか自分の作品を売る時のために考えていたやつがあったんだ」
紙に書いてアズ

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第1話 オリジナルマグ!

第1話 オリジナルマグ!

将来のことを考えると不安でたまらないって感じてしまう。現代の若者にとってはなおさら。
タケルはため息まじりに言った。
「雨の日のいい事って洗濯物を部屋に干した時の洗剤のいい匂い以外に何があるかな?」
「何それ?なぞなぞ?」
アズサが聞いた。
「いいや違う。もっと深いかも」
「文学的?それとも哲学的?」
「さあね」
タケルはさっきより深いため息をついて続けた。
「とりあえずオリジナルのグッズを作って

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連載はじまる!

連載はじまる!

オリジナルグッズってどうやって売るんだろう?
ふたりの若者が試行錯誤しながら
マーケティングに挑む!!

と、

ともに将来について考えながら
日々を生きていく
シチュエーションコメディ!

タイトル 『マグのおと』

noteにて掲載スタート!!
よろしくお願いします✨✨

(作 : matutomopro)
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