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子ども取材班が思う「NARIWAI」って?

こんばんは、吉川です。桜も見ごろになり、すっかり春になりましたね。NARIWAI子ども取材班にも、そろそろ卒業が近づいてきました。

成長を感じられるすてきな時期でもありますが、なんだか嬉しいようなさみしいような気がしてしまいますね。

さて今回は、10月に行われたNARIWAI公開取材より、取材班のかのぴと琴ノ助が思う「NARIWAIとは」をお伝えします。わたしたち運営陣ではなく、子どもたちの思いです。

2人はどんな思いで取材班をやっているのか、将来をどう思っているのか。小学生ならではの考えを、ぜひご覧ください!

【ZOU-NO-HANA FUTURESCAPE PROJECT 2021 NARIWAI公開取材より】


NARIWAIって何?

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かのぴ:みなさん、こんにちは。これからNARIWAI公開取材を始めます。子ども取材班のかのぴです。よろしくお願いします。

琴ノ助:琴ノ助です。よろしくお願いします。

かのぴ:まずNARIWAIとは何かについて、お話しします。NARIWAIは、小学生の子ども取材班が生業を持つ大人に取材をして、「仕事」と「お金」について考える取り組みです。

世の中には今どんな仕事があって、どんな風に人が働いているのか。直接取材をして自分たちの可能性や将来について考えます。小学生のわたしたちが知りたいこと、思うことを大人にきいてみます。もしかしたら答えづらい質問もあるかもしれません。

でも、それが知りたいことです。

琴ノ助:取材して終わりではなくて、レポートを書いたり、記事を読んだり、読んで振り返りをしたりして、これからのことを考えています。

今、記事はNARIWAIのホームページに載っています。今回はイベントの会場でパネル展示もしています。いつか本にして、もっとたくさんの子どもたちに読んでほしいと思います。

NARIWAIがだいじにしていること

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かのぴ:NARIWAIが大事にしていることが3つあります。ひとつめは、子どもたちが主役ということです。取材の内容もロゴもホームページのイラストも担当はわたしたちです。わたしたちが作ったものを大人が小学生にも分かりやすいようにまとめます。

人を傷つけたり、いやな気持ちにしたりしなければ、NARIWAIは自由です。やってみたいことを言うこともできます。

琴ノ助:ふたつめは、取材をして「話す力」と「聞く力」を身につけることです。自分の意見をわかりやすく伝えることと、相手の意見を聞く姿勢に気を付けて取材をしています。

相手を傷つけたり、相手を嫌な気持ちにしたりしないようにしています。いろんな意見があることを知ることは大事だと思います。

かのぴ:みっつめは、自分で自分のことを考えることです。NARIWAIは自由と言いましたが、その分ちゃんと考えなくてはいけません。相手のことを調べたり、事前アンケートを読んだりして、質問します。

自分の将来や仕事についても自分で考えます。大人に言われてやるのではなくて自分で考えて行動します。

取材班になったきっかけと思い

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かのぴ:みなさんは将来の夢がない、目標がない、将来の夢はあるけど怖い、と思ったことはないですか?実際に、とある学力の研究所が行った調査では、11か国の中で「将来の夢がない」と答えた人が一番多かったのが、なんと日本なんです。

なぜ将来の夢がないのか。それは仕事についてしっかり知らないからだと思います。そんな人を助けたいためにあるのが、NARIWAIです。わたしはそんなNARIWAIで取材班をやっています。

わたしは最初に話した「目標」がないに近くて、将来の夢がころころ変わる子でいた。だから今のうちにしっかり決めておかなきゃと思って、取材班に入りました。やってみたら思ったより少し大変でした。

でも、思った通りいろんな人がいて、とても楽しかったです。取材するときも楽しいけれど、打ち合わせのとき、年の近い子と話せるのがうれしかったし、取材が終わった後におくりものを選ぶのも、母との会話も楽しかったです。

わたしは、学校でも「将来の夢を考えよう」と言われました。でも、やりたい仕事について調べると、大人の目線で伝えられることがほとんどでした。だから子どもの目線から見た質問やわかりやすい説明が必要だと思いました。

わたしたちはこれからきっと大変だから、選びやすい未来をつくるために、まずはみんなに知ってほしい。その助けをわたしはNARIWAIを通して伝えていきたいと思います。

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琴ノ助:なぜわたしがNARIWAIをやろうと思ったのか、理由は2つあります。ひとつめは、いろいろな仕事を見てみたかったからです。理由は、将来働くときに選択肢が増えるからです。

ふたつめは、子どものうちにいろいろやりたいからです。大人になるといろいろやらなければいけないことがあるけれど、子どもはうちは好奇心が旺盛で何でもやっていいと思います。楽しいと思ったり成功したり失敗したり、怒られたりしたりして、自分の一番好きなことを見つけられたらいいと思います。

いろいろやらせてくれるパパとママにも感謝しています。将来はその恩を返したいです。

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ーかのぴと琴ノ助が活躍する、子ども取材班NARIWAI。公開取材の内容は近日公開です。初めての公開取材で、どんなお話をしたのか。取材のお相手は、芸術家の髙橋匡太さんです。

どうぞお楽しみに!


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