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#217 大学に行くのにどれくらいお金がかかるの?⑫

おはようございます!
ファイナンシャルプランナーの梶川です。

【note 206】から始めた「大学に行くの
にどれくらいお金がかかるの?」という
テーマの続きです。

気づけばこのテーマも12回目・・・(笑)

もう少しお付き合いくださいませ。

これまでの完結型のテーマとは違って、
子育て向けの講座でお話した内容の
“まとめと補足”というスタイルで文章
を書いているのですが、どんどんお伝え
したいことが増えていきます。

なかなか終わりません・・・

あれも!これも!と余計なおせっかい
状態が続きます。

ここまで読み進めてくださった方は、
すでにお気づきだと思いますが、
結局のところ・・・

“ライフプランとマネープランが大事”

だということが言いたいのです。

言い換えれば・・・

“家計の全体像から教育のお金の計画を
 立てていきましょう!”

ということです。

その上で・・・

“最初に立てた計画をより良い方向へ
 上方修正できるように、家計管理を
 していきましょう!”

に、つながっていきます。

今は、“大学のお金”や“教育のお金”
という視点でのお話ですが、この点を
“老後”につなげて考えていくことを
いずれはやってみて欲しいのです。

現在、私は独身ですが“人生100年時代”
を見据えてお金のことを考えるように
しています。

もちろん、“今を楽しみながら”という
前提でお金のことを考えています。

できていないこともたくさんあります
ので、まだまだチャレンジャーです。

ですが、後ろ(過去)ばかりを見ていて
も前には進めませんので、希望という光
を追いかけるようにしています。

何だか、余談が長くなり、この話をする
とまた話がそれてしまいますので、前回
【note 216】)の続きをお伝えして
いきますね!

今回は、大学の学費以外のお金の準備に
関する考え方の続きです。

大学の学費以外のお金には、一人暮らし
をする生活費なども含まれています。

例えば、これらのお金を奨学金の上限・
月額12万円で賄うことができます。

ですが、上限の12万円でお金を4年間
借りると、大学の卒業時には約576万円
の借金を背負った状態になります。

これらのお金を20年かけて返済していく
ためには、しっかりとした収入を得る
ことも考えていかなければいけません。

就職先やお住まいによっては車を買う
お金も必要になります。

また、返済がスタートしてからの20年間
には、結婚や子育てなども想定されます。

マイホームの購入もあるかもしれません。

このように考えてみると、お金という
現実の話から目をそらしたくなる方が
多いのではないでしょうか?

ですが、考えてみてください!

今からお金のことを向き合うのと、
困ってからお金に向き合うのとでは、
未来の選択肢が変わっています。

だからこそ、家計の全体像を確認した
上で、教育のお金のことを考えてみて
欲しいのです。

ちなみに・・・

将来の奨学金の返済負担を減らしたい
というご希望があれば、不足するお金を
下記で補填することができます。

①そのときの家計の収入の中から支援する

②お子さまにアルバイトをしてもらう

③教育ローン等の活用

これら3つの選択肢と奨学金を借りる
金額とのバランスを考えてみることも
教育のお金を考える上では大切な視点
です。

合わせて考えてみて欲しいのが兄弟間の
バランスです。

これらを総合的に考えるために役立つのが、
ライフプランのシミュレーションなので、
良かったらこの機会にやってみてください!

ざっくりとした未来の家計の予想図の
シミュレーションができるサイトの
ご紹介も合わせてしておきますね!
(●*’v`*人)

★一般社団法人 全国銀行協会:「自分で描く未来予想図 その場で簡単!! ライフプランシミュレーション」
https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-a/7947/

★日本FP協会:ライフプラン診断
https://www.jafp.or.jp/know/lifeplan/simulation/

このようなシミュレーションをあなたの
ご家庭のご事情に合わせてつくるお手伝い
をするのが、私たちファイナンシャル
プランナー(FP)です。

ご参考までに・・・

下記の投稿で奨学金の返済のシミュレー
ションについて書いていますので気になる
方は読んでみてもらえると嬉しいです。

【note 50】教育資金を準備するときに知っておくべきポイントとは?

【note 51】大学費用の目安を考えるときに知っておくべきポイントとは?

次回は、教育費の物価上昇(授業料等の
推移)の話をお伝えしたいと思います。

今から少し先の未来を明るくすために
お金のことを真剣に考えてみませんか?

本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!

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