#50 教育資金を準備するときに知っておくべきポイントとは?
おはようございます!
ファイナンシャルプランナーの梶川です。
今回は、大学の進学費用を準備する
ときに知っておくべきポイントに
ついて書いていきます。
結論を先にお伝えすると・・・
① 児童手当の総額を知ること
② 進学費用の目安を知ること
③ 不足する金額を確認すること
です。
2日間にわけてその理由と各ポイント
をお伝えしていきますね!
まず、①の児童手当の総額について
です。
なぜ、総額を知る必要があるのか?
というと、“不足する教育費の金額を
事前に把握しておくため”です。
なぜなら、“児童手当を全額貯める”
=“教育資金の準備ができている”
と考えておられる方が多いからです。
実は、児童手当を全額貯めても、
進学費用のすべてをまかなうことは
できません。
その理由をこれから書いていきますね!
【note 26】でもお伝えしましたが、
一般的に15年間で受け取ることになる
児童手当の総額は一人当たり約200万円
になります。
(注)所得によって異なります。
児童手当を大学資金として貯めて
おられる方々が多いのですが、実は、
それだけでは、進学費用が足りない
可能性が高いのです。
なぜなら・・・
出雲市には、自宅から通える大学や
進学先が限られており、仕送りや
家賃などのお金も別途準備する必要が
でてくるからです。
ちなみに、島根大学に4年間通う
場合の費用は、約243万円です。
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[内訳]
☆令和2年度授業料の額
535,800円×4年
☆入学手続時に必要な経費
282,000円
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実際問題として、200万円で通える
進学先を探すのは難しいと言えます。
また、私立大学となると、国公立の
授業料の2倍前後のお金がかかる
ため、200万円では、2年分の学費
にも満たないのです。
さらには言えば、出雲市から通える
私立大学はありません。
そのため、仕送りや家賃などの費用を
含めると、200万円という金額では、
1年分の費用にすら届きません。
つまり、これらを踏まえて計画的に
教育資金を準備する必要があるのです。
では、どうやって教育資金の金額の
想定をすれば良いのでしょうか?
それは・・・
最初にお伝えしたポイント②「進学
費用の目安を知ること」と③「不足
する金額を確認すること」を踏まえて
収入の中から準備できる教育資金の
金額を考えることです。
この続きは、次回お伝えしますね!
(●*’v`*人)
最後に余談になりますが、出雲市から
島根大学まで車で約1時間かかりますが、
通学が大変という理由から、松江市内で
一人暮らしをしているお子さまもおられ
ます。
今からある程度の教育費の目安を想像
しておくと直前で慌てずにすみますよ!
教育資金についてわかりやすい記事が
ありますのでご紹介しておきますね!
★知るぽると:金融広報中央委員会
https://www.shiruporuto.jp/public/family/education/
※教育資金『学び続けるための教育資金
~教育資金の事前準備と奨学金~』
良かったらご参考になさって
くださいませ!
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!